正規表現辞典 改訂新版(佐藤 竜一)|翔泳社の本
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正規表現辞典 改訂新版


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798156422
定価:
2,970(本体2,700円+税10%)
仕様:
四六・352ページ
カテゴリ:
プログラミング・開発
キーワード:
#プログラミング,#開発環境,#開発手法,#Web・アプリ開発
シリーズ:
DESKTOP REFERENCE
紙の書籍

正規表現を使いこなすことで、検索、置換、集計、文書整理、データ解析、Webアプリ開発…あらゆるテキスト処理の現場で作業効率が大幅にアップします。

本書では、正規表現の役割や基本的な使い方を解説した「イントロダクション」、用途・対応言語・ツールがすぐにわかる「メタキャラクタリファレンス」、さらに“やりたいこと”に応じた目的引きが可能な「逆引きリファレンス」という構成で、一般的に使われる正規表現を網羅して紹介しています。

初版の改訂にあたり、今回の新版では最新のプログラミング言語に対応し、日本語環境をはじめ昨今の開発環境にあわせて解説を刷新しました。

正規表現を初めて利用する方から、日々の業務ですでに活用している方まで、目的別でやりたいことが見つけられてネットでは探せないこともわかる、すぐに使える正規表現逆引きリファレンスの決定版です。

★対応処理系
Sed/grep/vim/egrep/awk/Perl/PHP/Java/JavaScript/Python/.NET

01 INTRODUCTION

01-01 正規表現とは何か
01-02 正規表現の用途
01-03 正規表現をサポートする処理系
01-04 正規表現の歴史
01-05 正規表現の背景
01-06 正規表現と文字コード
01-07 正規表現用語リファレンス

02 処理系リファレンス

02-01 grep / egrep
02-01-01 文字列を検索する
02-02 sed
02-02-01 処理対象行を指定する
02-02-02 指定した文字列を置換する(s コマンド)
02-03 awk
02-03-01 指定した文字列を置換する
02-03-02 文字列に対するマッチを行う
02-03-03 処理対象レコードを指定する
02-04 vim
02-04-01 文字列を検索する
02-04-02 文字列を置換する
02-05 Perl
02-05-01 文字列に対するマッチを行う
02-05-02 正規表現オペランド / オブジェクトを作成
02-05-03 文字列を置換する
02-06 PHP
02-06-01 文字列を検索する
02-06-02 配列から文字列を検索する
02-06-03 正規表現全体をエスケープする
02-06-04 文字列を置換する
02-07 Java
02-07-01 正規表現オブジェクトを生成する
02-07-02 文字列に対するマッチを行う
02-07-03 マッチした内容を取り出す
02-07-04 文字列の置換を行う
02-08 JavaScript
02-08-01 RegExp オブジェクトの生成
02-08-02 文字列に対するマッチを行う
02-08-03 文字列の置換を行う
02-09 Python
02-09-01 正規表現オブジェクトを生成する
02-09-02 文字列に対するマッチを行う
02-09-03 文字列の置換を行う
02-10 .NET
02-10-01 正規表現オブジェクトを生成する
02-10-02 文字列に対するマッチを行う
02-10-03 文字列の置換を行う

03 メタキャラクタリファレンス

03-01 基本正規表現
03-01-01 x 「その文字」自身にマッチ
03-01-02 \ メタキャラクタの持つ特別な意味を失わせる
03-01-03 . 任意の1文字にマッチ
03-01-04 [xyz] 指定された文字の中のいずれかにマッチ
03-01-05 (pattern)、\(pattern\) 部分正規表現のグルーピング
03-01-06 * 直前の正規表現と0回以上一致
03-01-07 {min,max}、\{min,max\} 直前の正規表現と指定回数一致
03-01-08 $ 文字列の末尾、または行終端子の直前にマッチ
03-01-09 ^ 文字列の先頭、または行終端子の直後にマッチ
03-01-10 \n キャプチャ済みの部分正規表現に対する後方参照
03-01-11 [:..:] POSIX文字クラス表現
03-01-12 [.ll.] 指定した照合要素にマッチ
03-01-13 [=e=] 指定した等価クラスに含まれる文字にマッチ
03-02 拡張正規表現
03-02-01 x¦y、x\¦y 正規表現xまたはyにマッチ
03-02-02 +、\+ 直前の正規表現と1回以上一致
03-02-03 ?、\?、\= 直前の正規表現と0回または1回一致
03-03 文字クラスエスケープ
03-03-01 \d、\D 任意の数字にマッチ / 数字以外の任意の1 字にマッチ
03-03-02 \s、\S 任意の空白にマッチ / 空白以外の任意の文字にマッチ
03-03-03 \w、\W 任意の単語構成文字にマッチ / 単語構成文字以外の任意の文字にマッチ
03-03-04 v、\V 任意の垂直方向の空白にマッチ / 垂直方向の空白以外の任意の1 字にマッチ
03-03-05 \h、\H 任意の水平方向の空白にマッチ / 水平方向の空白以外の任意の1 字にマッチ
03-04 制御文字とUnicode
03-04-01 \n、\a、\b、\e、\f、\r、\t 各種の制御文字にマッチ
03-04-02 \cx xで指定した制御文字にマッチ
03-04-03 \nnn、\onnn nnnに指定した8進表現で示される文字にマッチ
03-04-04 \xnn nに指定した16進表現で示される文字にマッチ
03-04-05 \unnnn、\x{n} nに指定したコードポイントで表現される文字にマッチ
03-04-06 \p{...}、\P{...} Unicodeプロパティに基づく条件に合致する文字にマッチ
03-04-07 \N{...} 正式なUnicode文字名で表現される文字にマッチ
03-04-08 \x Unicodeの書記素クラスタにマッチ
03-05 特殊な量指定子
03-05-01 *?、\{-} 直前の正規表現と0回以上一致(最短一致)
03-05-02 {min,max}?、\{-min,max} 直前の正規表現と指定回数一致(最短一致)
03-05-03 +? 直前の正規表現と1回以上一致(最短一致)
03-05-04 ?? 直前の正規表現と0回または1回一致(最短一致)
03-05-05 *+ 直前の正規表現と0回以上一致(強欲)
03-05-06 {min,max}+ 直前の正規表現と指定回数一致(強欲)
03-05-07 ++ 直前の正規表現と1回以上一致(強欲)
03-05-08 ?+ 直前の正規表現と0回または1回一致(強欲)
03-06 アンカー
03-06-01 \b、\B 単語の境界にマッチ / 単語の境界以外にマッチ
03-06-02 \<、\> 単語の先頭にマッチ / 単語の末尾にマッチ
03-06-03 \A 文字列の先頭にマッチ
03-06-04 \Z 文字列の末尾、あるいは文字列の末尾の行終端子の直前にマッチ
03-06-05 \z 文字列の末尾にマッチ
03-06-06 \G 前回のマッチの末尾にマッチ
03-06-07 \b{X} Unicodeの書記素クラスタ / 単語 / 文の境界にマッチ
03-07 グループ化構成体
03-07-01 (?:pattern) 部分正規表現のグルーピング(キャプチャなし)
03-07-02 (?=pattern) patternがこの位置の右に存在する場合にマッチ(肯定先読み)
03-07-03 (?!pattern) patternがこの位置の右に存在しない場合にマッチ(否定先読み)
03-07-04 (?<=pattern) patternがこの位置の左に存在する場合にマッチ(肯定戻り読み)
03-07-05 (? 03-07-06 (?>pattern) マッチ文字列に対するバックトラックを禁止する
03-07-07 (?(condition)yes-pattern) conditionが成立した場合は、yes-patternにマッチするかどうかを試す
03-07-08 (?Ppattern)、(?pattern) 名前付きキャプチャ
03-08 修飾子
03-08-01 i修飾子 大文字 / 小文字の違いを無視する
03-08-02 c修飾子 マッチに失敗しても、前回のマッチ位置をリセットしない
03-08-03 d修飾子 UNIXラインモードにする
03-08-04 e修飾子 置換文字列をPerlコードとして評価し、その結果を利用する
03-08-05 g修飾子 繰り返しマッチを行う
03-08-06 m修飾子 マルチラインモードにする
03-08-07 o修飾子 正規表現を1回だけコンパイルする
03-08-08 s修飾子 シングルラインモードにする
03-08-09 u修飾子 Unicodeサポートの強化
03-08-10 x修飾子 パターン内で空白とコメントが利用可能となる
03-08-11 A修飾子 強制的に文字列先頭にマッチさせる
03-08-12 D修飾子 「$」を文字列の末尾にのみマッチさせる
03-08-13 U修飾子 「欲張り」と「無欲」の役割を反転させる(PHP)、文字クラスのマッチ対象をUnicodeベースにする(Java)
03-08-14 X修飾子 PCREの付加機能を有効にする
03-08-15 CANON_EQフラグ 等価とみなされる文字を同じ文字としてマッチ
03-08-16 (?modifier)、(?-modifier) これ以降、指定した処理モードを利用する
03-08-17 (?modifier:pattern)、(?-modifier:pattern) 指定した処理モードを部分正規表現に適用する(クロイスタ)
03-08-18 y修飾子 前回のマッチ位置の直後にしかマッチさせない
03-08-19 a修飾子 ASCII文字のみのマッチングを行う
03-08-20 n修飾子 名前付きキャプチャのみをキャプチャする
03-09 変換とエスケープ
03-09-01 \l、\u 次の文字を小文字/ 大文字として扱う
03-09-02 \Q ~\E 範囲内のすべての文字をエスケープする
03-09-03 \L ~\E、\U ~\E 範囲内のすべての文字を小文字/ 大文字として扱う
03-10 その他
03-10-01 (?# comment) 正規表現中のコメント
03-10-02 (?{code}) 埋め込まれたコードを実行する
03-10-03 (??{code}) 埋め込まれたコードを実行し、その結果を正規表現として使用
03-10-04 [a-z&&[bc]] ブラケット表現内での集合演算
03-10-05 vim 独自の文字クラス
03-10-06 vim 独自の文字クラスエスケープ
03-10-07 \& 両方の選択肢にマッチした場合のみマッチ
03-10-08 & マッチした内容に対する後方参照
03-10-09 \R、\N 各種の改行にマッチ / 改行以外の文字にマッチ
03-10-10 vim 独自のメタキャラクタ

04 逆引きリファレンス 基本編

04-01 基本
04-01-01 文字「a」が連続している部分にマッチさせたい
04-01-02 「a」が5回続いた文字列にマッチさせたい
04-01-03 「Java SE」あるいは「JavaSE」にマッチさせたい
04-01-04 「boy」あるいは「girl」にマッチさせたい
04-01-05 「.」そのものにマッチさせたい
04-01-06 ある文字列から始まる行にマッチさせたい
04-01-07 ある文字列で終わる行にマッチさせたい
04-01-08 文字列の先頭 / 末尾にマッチさせたい
04-01-09 英数字にマッチさせたい
04-01-10 数字にマッチさせたい
04-01-11 空白にマッチさせたい
04-01-12 「book」という単語そのものにマッチさせたい
04-01-13 任意の単語にマッチさせたい
04-01-14 コード値で文字を指定したい
04-01-15 制御文字にマッチさせたい
04-01-16 大文字と小文字を区別せずにマッチさせたい
04-01-17 「a」以外の1文字にマッチさせたい
04-01-18 「c」と「x」を除くアルファベット小文字にマッチさせたい
04-01-19 最初に現れる「/」までにマッチさせたい
04-01-20 指定したパターンが繰り返し登場するかどうかを調べたい
04-01-21 「Japan」にはマッチするが「Japanese」にはマッチしない
04-01-22 「社長」にはマッチするが「副社長」にはマッチしない
04-01-23 ひらがな / カタカナ / 漢字にマッチさせたい

05 逆引きリファレンス 応用編

05-00 応用編イントロダクション
05-00-00 応用編での正規表現について
05-01 一般
05-01-01 空白しかない行にマッチさせたい
05-01-02 まったく同じ文字 / 単語が連続する部分にマッチさせたい
05-01-03 文字列「abc」から始まらない行にマッチさせたい
05-01-04 文字列「abc」が含まれない行にマッチさせたい
05-01-05 大文字が3文字以上連続した単語にマッチさせたい
05-01-06 ダブルクォートで括られた文字列にマッチさせたい
05-01-07 小数にマッチさせたい
05-01-08 指数表記の数値にマッチさせたい
05-01-09 3桁区切りの数値にマッチさせたい
05-02 HTML/XML
05-02-01 URLにマッチさせたい
05-02-02 HTML内の色指定にマッチさせたい
05-02-03 HTMLのa要素からhref属性の値を抜き出したい
05-02-04 HTMLの見出し要素の内容を抜き出したい
05-02-05 HTML/XMLの開始タグにマッチさせたい
05-02-06 type属性がhidden以外のinput要素にマッチさせたい
05-03 日付 / 時刻
05-03-01 年月日の表記にマッチさせたい
05-03-02 「19:58:02」形式にマッチさせたい
05-04 プログラミング
05-04-01 郵便番号にマッチさせたい
05-04-02 電話番号にマッチさせたい
05-04-03 「キー=値」という形式にマッチさせたい
05-04-04 Windowsのフルパス形式にマッチさせたい
05-04-05 Windowsの特殊ファイル名にマッチさせたい
05-04-06 IPアドレス(IPv4)にマッチさせたい
05-04-07 ホスト名(FQDN)にマッチさせたい
05-04-08 パーセントエンコーディングにマッチさせたい
05-04-09 エンコードされたメールヘッダにマッチさせたい
05-04-10 クエリ文字列を分解したい
05-04-11 メールアドレスにマッチさせたい
05-05 プログラム解析
05-05-01 Cプログラムからインクルードされたファイルを抜き出したい
05-05-02 スクリプトからヒア・ドキュメントを抜き出したい

06 逆引きリファレンス 置換編

06-00 置換編イントロダクション
06-00-00 置換編での正規表現について
06-01 文書作成
06-01-01 行と行の間に空行を追加したい
06-01-02 文の区切りで改行を入れたい
06-01-03 行の先頭及び末尾の空白を削除したい
06-01-04 カンマの後ろのスペースを1つに統一したい
06-01-05 ピリオドの後ろのスペースを2つに統一したい
06-01-06 段落を保持したまま複数行を1行にしたい
06-01-07 英数字 / 英単語と日本語の文字の間にスペースを挾みたい
06-01-08 単語の先頭の文字を大文字に変換したい
06-01-09 各単語の先頭1文字から頭字語を作成したい
06-02 HTML/XML
06-02-01 「sample.html#p1」から、#より前 / 後の文字列を削除したい
06-02-02 「&」をすべて「&」に置換したい
06-02-03 XMLの「<要素名/>」を「<要素名>」に変換したい
06-02-04 タグの外部にある「green」をすべて「yellow」に変換したい
06-02-05 HTML/XMLのコメントを削除したい
06-03 プログラミング
06-03-01 クエリ文字列から値が入っていないフォームデータを排除したい
06-03-02 「product_name」を「productName」に変換したい
06-03-03 「PRODUCT_NAME」を「productName」に変換したい
06-03-04 メールの引用符を取り除きたい
06-03-05 ファイル名から拡張子を除去したい
06-03-06 パス名からファイル名部分以外を除去したい
06-04 プログラム解析
06-04-01 Javaプログラムからコメントを削除したい
06-04-02 Perlプログラムからコメントを削除したい
06-04-03 Cプログラムからコメントを削除したい

APPENDIX
AP-01 ASCII
AP-01-01 ASCIIの制御文字一覧
AP-02 Unicode
AP-02-01 Unicode 一般カテゴリ一覧

INDEX

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2021年01月13日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 096
下から4行目
これらのメソッドはP.096で説明したように
これらのメソッドはP.092で説明したように
2018.06.13
1刷 187
本文下から4行目
\b」 は「(?<!\w)(?=\w)」(単語を構成する文字が右側になく、単語を構成する文字が左側にある位置)などとして定義でき ます。
\b」 は「(?<!\w)(?=\w)」(単語を構成する文字が左側になく、単語を構成する文字が右側にある位置)などとして定義でき ます。
2021.01.13
1刷 253
上から15行目
「\s」がどのように解釈されるかについてはP.149に
「\s」がどのように解釈されるかについてはP.140に
2018.06.13
1刷 255
【参考】の1行目
p260の「参考」で示した条件に合致した場合、
p252の「参考」で示した条件に合致した場合、
2018.06.13