【本書の内容】
新規顧客を刈り取り、クーポンなどのCRM施策で囲い込む。
そんなパターン化したマーケティング施策とはまったく異なるアプローチで
顧客とつながる企業があります。
「密着プレー」で顧客と友達になる、よなよなエールのヤッホーブルーイング。
「ZOZOSUIT」で身体のデータを収集し、顧客と共にファッションの未来を描くスタートトゥデイ。
「消費者は嘘と退屈が嫌い」と語る、「北欧、暮らしの道具店」のクラシコム。
…など。
熱狂を巻き起こす企業の顧客戦略は、もはや「囲い込み」ではなく
「顧客と共に未来を描いていくこと」にシフトしています。
本書は、本当に大切な顧客は誰なのかをあらためて見つめなおし、
コミュニケーションを変えていくヒントを紹介。
さらに「NPS(商品推奨意向)」「LTV」のほか、「熱狂度」などの独自指標の解説、
業界別の熱狂顧客の分布がわかる調査データも掲載しています。
【AbemaTVも熱狂を突破口に】
元SMAPの3人が出演して熱狂を巻き起こした「72時間ホンネテレビ」をはじめ
話題の番組を次々と生み出している「AbemaTV」編成制作局 局長 藤井琢倫氏はこう語っています。
「AbemaTVはわざわざアプリを開かせないといけない。
強いモチベーションにつながるコンテンツを編成しないと、
そこまでたどりついてもらえません。
アプリをタップさせるのは、僕の感覚だとものすごくハードルが高いこと。
強いモチベーションを生むために、オリジナル番組の制作でもチャンネル編成でも、
若い人、かつコアなジャンルの熱狂的なファンという層を意識しています。
実際、広く浅いマス層をねらってまったく成果を得られないという経験を
これまでたくさんしてきました。」
マーケティングの何かが変わりつつある今、本当に大切な顧客は誰かを見つけましょう。
序章 マーケティングは狩猟・農耕・宗教の時代の先へ
序章 「熱狂」が企業の未来にもたらすもの
第1章 本当に大切な顧客は誰か
第2章 変わる企業と顧客との距離
第3章 顧客という存在を捉え直す
第4章 顧客がもたらす価値
第5章 動いていく「真実の瞬間」
第6章 熱量を高めるループを設計する
第7章 顧客に関する指標
第8章 調査データで見る業界別・顧客熱狂度
第9章 熱量のある組織
第10章 先進事例に学ぶ
おわりに 誰も知らない明日へ
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 115 左から2行目 |
2刷 | 済 |
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2021.08.27 | ||||
1刷 | 197 ●回答について 上から1行目 |
2刷 | 済 |
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2020.07.16 |
原雄一郎 さん
2018-04-07
実践を通して、書かれている内容を再確認し、再度抽象化して理解を深めていきたい。
Mikio Kitayama さん
2018-06-30
マーケティングは狩猟の時代、農耕の時代へと移って、今は宗教の時代に、入ったそうです。この本では「熱狂顧客」と定義して、そのためのマーケティング論を展開している。NPSだけではなく、熱狂度も測定しながら顧客も巻き込んでブランドを作り上げる。
まうんとふじ さん
2018-05-08
◎顧客と会話しなければ、マーケティングはできない。 ◎僕にしか伝えられないもの、を伝える。これが熱狂。 ◎他者に名前を置き換えても成立するものは特徴ではない ◎熱狂顧客は発信力があるため、1番大事にしなければならない◎1番シビアに商品を見ているのは、お金を払った顧客 ◎モノ→コトの変化で、買った後に価値が上がる時代に