西内 啓 著
ビッグデータの活用やデータサイエンスの重要性が語られてきましたが、実際に企業の現場の実務者がどのような方針でデータを収集し、整理して活用するかについてはまだまだ難しいのが現状です。
一方、AIやデータ分析ツールの発達によりデータ分析の専門家ではなくても、基本的な理解があれば分析や活用が可能になる「市民データサイエンス」の時代とも言われます。
この本は、企業のマーケターをはじめとするビジネスリーダーの方々が、「何から始めるか」「どのようにデータを集めるか」という段階からはじめ、「リサーチデザイン」など、調査データの設計や方針の策定や、外部からのデータの調達について解説するとともに、著者の会社「データビークル」のツールを通じて、データの前処理、分析方法、効果測定やROIの最大化について紹介する内容です。
【対象読者】
企業のマーケター、プランナー、経営層
【目次】
序章:データを活かせる組織を作るために
1章:業務のためのデータを活用可能なデータへ
2章:価値ある分析のためのリサーチデザイン
3章:リソース配分の予測問題―統計学と機械学習の使い分け
4章:ターゲティングの因果推論
5章:データサイエンスを「プロダクト」にするために
終章:社内政治を乗り越えろ
序章:データを活かせる組織を作るために
1章:業務のためのデータを活用可能なデータへ
コラム:dataFerryを使ったデータ加工
2章:価値ある分析のためのリサーチデザイン
コラム:dataDiverを使った洞察の探し方
3章:リソース配分の予測問題―統計学と機械学習の使い分け
コラム:dataDiverを使った予測精度の検証方法
4章:ターゲティングの因果推論
コラム:dataSniperを使ったターゲティングと施策の評価
5章:データサイエンスを「プロダクト」にするために
終章:社内政治を乗り越えろ
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 090 3行目 |
未 | 未 |
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2019.03.25 |
やまと さん
2019-04-15
「統計学が最強の学問である」シリーズの著者の西内啓さんの本。アマゾンのレコメンデーション機能が自著の購入を執拗に薦めたエピソードを紹介していましたが、最近の日経新聞でも、ニセブランドのバッグをアマゾンが誤って推奨したことが記事になっていました。ビッグデータとかAIの時代といっても、最先端の会社ですら問題が多いのが現状のようです。本著では実務の現場の話をとりあげ、データの準備作業に8~9割の時間がとられ、デクノロジーはなんとかなっても課題設定が下手で期待した答えがでないことが多々あるなど参考になりました。
KOBAYASHI さん
2019-12-17
○。データビークルさん、儲かってまっか?