金宏 和實 著
本書は、Android SDKとAndroid Studioを利用して、実際にアプリを作りながら、Androidアプリ開発の基礎知識や実践的なプログラミング方法を学ぶ書籍です。第4版までの「習うより慣れろ」「作って楽しい」というコンセプトはそのままに、Kotlin言語でAndroidアプリを作成します。
ハイ&ローゲームや名刺代わりに使えるアプリ、加速度センサーを使った和室専用侵入者検知アプリ、MediaPlayerによる音声再生を活用した盗難防止アラーム、方位センサーを使ったゲーム、血圧を記録するアプリ、地図を活用したメモアプリなど、特徴的で楽しい10のサンプルプログラムを作ります。
これらを作ることで、アクティビティやインテント、イベントリスナー、ConstraintLayout、UI部品(TextView/Button/ImageViewなど)の使い方といったAndroidアプリ開発で必要な基礎知識から、SurfaceViewによる描画、プリファレンスによる情報の記録、センサーやRealmデータベースの活用といった実践的なプログラミング方法まで習得できます。
「とにかくなにか作りたい」「アプリを作りたいけどなにからはじめればいいのかよくわからない」「アプリを作りながらプログラミングのコツをおぼえたい」という方におすすめの一冊です。
第1章 アプリを作るための準備
1.1 Androidってなんだろう?
1.2 Android Studioの動作環境
1.3 Android Studioのインストール — Windowsの場合
1.4 Android Studioのインストール — Macの場合
第2章 はじめてのアプリ作成
2.1 プロジェクトを作成してみよう
2.2 レイアウトエディタを使ってみよう
2.3 作るアプリ
2.4 エミュレータでアプリを実行しよう
第3章 Kotlin入門
3.1 Kotlinの特徴
3.2 Kotlinの学習環境
3.3 変数と基本データ型
3.4 配列とコレクション
3.5 制御構造
3.6 関数
3.7 クラス
3.8 SAM変換
3.9 スコープ関数
第4章 ハイ&ローゲーム
4.1 作るアプリ
4.2 レイアウトエディタで画面を作る
4.3 プログラムを作成する
4.4 アクティビティとライフサイクル
第5章 名刺切らしてまして
5.1 作るアプリ
5.2 画面の向きを固定する
5.3 いろいろなEditText —— 編集画面を作る
5.4 共有プリファレンスによるデータ保存
5.5 オプションメニューとインテント —— 名刺画面を作る
5.6 実機で実行しよう
第6章 ご飯なんにする?
6.1 作るアプリ
6.2 さまざまな画像を利用する
6.3 オプションメニューの階層化
6.4 コンテキストメニューと暗黙のインテント
第7章 和室に入ったのだ~れ?
7.1 作るアプリ
7.2 Android端末に搭載されているセンサーを調べる
7.3 加速度センサーを使う
7.4 スマホが倒れたら、カメラのLEDを点灯させる
7.5 サービス化する
第8章 盗難防止アラーム
8.1 作るアプリ
8.2 ボイスレコーダーなどで録音した音声を使う
8.3 振動したら、音声を再生するサービスを作る
第9章 ブラックホールを避けろ!
9.1 作るアプリ
9.2 加速度と地磁気を使う方位センサー
9.3 方位センサーをゲームに活用する
第10章 若くても血圧は記録せよ
10.1 作るアプリ
10.2 RecyclerViewを配置する
10.3 Realmを使う
10.4 RecyclerViewで一覧表示する
第11章 メモメモタイム
11.1 作るアプリ
11.2 Googleマップの表示
11.3 GPSから位置情報を取得する
11.4 メモメモタイムを作る
11.5 Realmデータベースに記録する
第12章 わたしはウクレレ
12.1 作るアプリ
12.2 SurfaceViewにウクレレのフレットと弦を描画する
12.3 タッチイベントで音を鳴らす
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 154 「表5.6 TextViewの設定:layout_width、layout_heightはすべてwrap_content(content(内容)の表示に十分なサイズ)のまま」 ④TELの備考のかっこ内の文章 |
未 | 未 |
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2021.04.08 | ||||||
1刷 | 172 Memo ベクター画像とラスター画像 |
未 | 未 |
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2021.03.22 | ||||||
1刷 | 268 上から1行目 |
未 | 未 |
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2021.03.22 |
DSS さん
2021-01-27
★★☆☆☆ カラーで見やすい。 多少端折ってるところもあるが概ね問題ないけども。 確かに書いてある通りにやればサンプルプログラムはできる。でも,詳しい説明がない。 intent-filterの説明は「難しいことはさておき」となる。 本のレベルによってそれは有りだから,しっかり勉強する本ではないということ。 こうすればと書いてあるが,なぜそうするのかは書いてないから勉強にならない。 肝心な事が書いてない。 誤記もそこそこある。しかし正誤表は発表されてないし,問い合わせしても回答はない。
ニョンブーチョッパー さん
2020-10-19
★★★★☆ タイトルの通り、簡単なものから複雑なものまで順番に、小さいアプリを作りながらAndroidアプリの開発方法や書き方が学べる。良書。ソースコードもそれほど古くなっていないので(技術書のコードが、時間が経つにつれてそのままでは動かなくなってしまうのは仕方がない)、慣れていない人でもつまづきは少なそう。以前あまり使ったことがなかったConstraintLayoutにも本書で慣れることができた。やっぱりKotlinはコードを書いていて楽しいと改めて実感した次第。
山口洋平 さん
2019-12-17
kotlinを用いたAndroid開発の基礎が学べる良本。kotlinのコーディング手法やAndroid開発手法の最新の主流が学べるため、初級者にはお勧めの1冊。ただし、あくまで内容は基礎のため、技術者として中級以上になるためには別の書籍やWebで学習する必要がある。