親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(工藤 広伸)|翔泳社の本
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親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798163291
定価:
1,540(本体1,400円+税10%)
仕様:
A5・176ページ
カテゴリ:
介護・福祉
キーワード:
#ヘルスケア,#福祉資格,#社会,#生活情報
紙の書籍

リスクや不安を小さく抑えるため
早く「気づいて」早めに「対策」!

「母親の様子が、なんか最近おかしい気がする…」
「亡くなった祖母が重度の認知症だったけど、
 うちの父は大丈夫かな」

離れて暮らす親が、心配になることがあります。
ですが、本人を前にしてその不安を口にしたところで、
否定されるかケンカになるか、あるいは
親も不安にしてしまうか、のいずれかでしょう。
といって、このまま何もせずにいて、よいでしょうか。

答えは当然NOです!
自分にも親にもまだ余裕があるうち、
少しでも早く準備しておくほど、
それが遠くない未来に返ってきて
自分と家族の生活を守ることにつながります。

本書は、経験豊富な著者が、
実際に「親と離れた認知症介護」の中で培った
次のようなノウハウを皆様に伝授する本です!
 ・まず考えること、やるべきこと
 ・頼りたい制度・窓口・専門職
 ・認知症介護にかかるお金
 ・見守り介護をラクにするツール
 ・考えておくべき親の亡きあと

著者は、認知症の祖母を遠距離介護後、
悪性リンパ腫の父親を在宅介護で看取り、
いまも認知症の母のため、東京と岩手を年間約20往復中。
遠距離介護の実践者としては、なかなかの猛者です。
さらに、人からの支援、ツール、制度など、
頼れる人や使えるものには、何でも頼る……。
そうした経験から得られる知見を紹介した
ブログ「40歳からの遠距離介護」は
悩める人達から絶大な支持を誇っています。

すべて著者が実践したものだからこそ、重みがあります。
いま不安になっている方に、
一つでもお役に立てる情報が必ずあります!

★★こんなあなたは要チェック!★★
□ 親の様子がなんだかおかしい……。まずは何をすればいい?
□ 認知症と診断された。これから離れて暮らす介護が始まる……。
□ 遠距離での不安や心配を少しでも減らしたい
□ 親の医療費や介護費はどれくらいかかる? 親の年金でまかなえる?
□ 安心して見守ることのできるサービスやツールがあるなら知りたい!
□ いま知らないと、亡くなった後に大変になるってどんなこと?

リスクや不安を小さく抑えるため早く「気づいて」早めに「対策」!

経験豊富な著者が、実際に「親と離れた認知症介護」の中で培ったノウハウを皆様に伝授します!

知りたいことが図表でパッとわかる!

知りたいことが図表でパッとわかる!

大事な情報は図表で整理。文字だけではわかりにくいことがパッとわかります。

いますぐ役立つ具体的な情報が満載!

いますぐ役立つ具体的な情報が満載!

「認知症介護にかかるお金」や「見守り介護をラクにするツール」など、いますぐ役立つ具体的な情報が満載です。

著者は「東京」←→「盛岡」遠距離介護の実践者!

著者は「東京」←→「盛岡」遠距離介護の実践者!

著者は、認知症の祖母を遠距離介護後、悪性リンパ腫の父親を在宅介護で看取り、いまも認知症の母のため、東京と岩手を年間約20往復中。遠距離介護の実践者の著者だからお伝えできることがあります。

1章 親の様子がおかしいな?と思ったら
1|認知症?と感じたら生活環境から探ろう 【認知症の予兆】
2|親の異変を感じたら、1日単位で様子を確認しよう 【認知症の1日の変化】
3|まだ認知症予備軍の段階かもしれない 【MCIと認知症の違い】
4|認知症の種類を理解し、混合型にも注意しよう 【認知症の種類】
5|認知症の代表的な症状と家族が困ること 【認知症の症状】
6|家族が必ずたどる認知症介護4つの心理的ステップ 【介護者の心情】
7|ネガティブな認知症の情報につぶされないために 【当事者の心情】
8|親自身が介護している場合、子は何をすべきか? 【老老介護・認認介護】
9|いざというときに頼れる人をリストアップしよう 【連絡網の作成】
10|介護で会社を休むための休暇とその使い方 【介護休業制度】
11|もの忘れ外来を調べておこう 【病院探し】
12|いやがる親を病院へ連れて行くには? 【受診拒否】
Column|認知症を予防するためには? 
Column|町内会や民生委員など地域の目で親を見守る 

2章 介護の始まり、まず知っておきたいこと
13|親の住む地域の介護の窓口を把握する 【地域包括支援センター】
14|認知症ケアパスをうまく活用しよう 【認知症ケアパス・認知症初期集中支援チーム】
15|家族の誰が窓口になる?医療・介護職とのつながり方 【キーパーソン】
16|要介護認定を申請する 【要介護認定】
17|要介護認定の結果に不満があった場合は 【審査請求・区分変更】
18|介護保険サービスの仕組みを知っておこう 【介護保険サービス】
19|いいケアマネジャーはどうやって探す? 【ケアマネジャー】
20|ホームヘルパーができること・できないこと 【ホームヘルパー】
21|デイサービス・デイケア・ショートステイの選び方 【居宅サービス】
22|病院へ連れて行けないなら、自宅に来てもらう 【在宅医療】
23|親の介護は在宅と施設、どちらがいい? 【施設介護の考え方】
24|どの施設を選べばいいのか? 【施設サービス】
25|認知症の介護仲間や地域の情報を見つけられる場所 【認知症カフェ】
26|介護保険だけじゃない!民間見守りサービスのいろいろ 【見守りサービス】
27|もしものときの緊急サービスのいろいろ 【高齢者緊急通報システム】
Column|離れて暮らすからこそ気をつけるべき親のひとり歩き(徘徊) 

3章 離れて暮らす親と気持ちよく過ごすための心得
28|離れて介護することのメリット・デメリット 【別居介護】
29|離れて暮らす親の家の火事が心配 【防火対策】
30|認知症の親を自然災害からどう守るか 【防災対策】
31|ゴミ屋敷化する前に、親の家を片づける 【親家片】
32|正月やお盆を避けて介護する3つの理由 【ハイシーズンの介護のデメリット】
33|季節別 離れて暮らす親の介護の注意点 【春夏秋冬の介護】
34|自分の生活環境も大切にする 【介護のルーティーン化】
35|認知症の親を呼び寄せる?それとも故郷へUターン? 【同居介護・遠距離介護】
36|離れて暮らす親への罪悪感はどう解消する? 【介護者の無力感】
Column|世代によって認知症のとらえ方は違う 
Column|嫁や娘が介護する時代ではなくなった 

4章 離れて暮らす親の介護の「お金」のこと
37|親の収入と支出、財産を把握する 【介護費用のシミュレーション】
38|親の病院代を抑える工夫 【高額療養費制度】
39|介護保険サービスの支給限度額について知る 【介護保険サービス費】
40|介護保険サービスの費用を抑える工夫 【高額介護サービス費】
41|離れて暮らす親を扶養にして医療費を節約する 【扶養控除】
42|どんなものが「医療費控除」になるのか? 【医療費控除】
43|認知症になったら障害者手帳を取得すべき? 【精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳】
44|親がお金の管理ができなくなったら 【日常生活自立支援事業】
45|親の銀行口座からお金が下ろせなくなる前に考えること 【成年後見制度・家族信託】
46|認知症の親が損害を負わせたら 【認知症保険】
47|離れて暮らす親がひっかかる消費者被害 【訪問販売・電話勧誘販売】
48|介護にかかる交通費を節約するために 【割引運賃】
49|介護で会社を辞めてしまった後の手当 【失業手当】
Column|7年の間に起きた認知症介護のトラブル 

5章 離れた親を見守る「認知症介護」ツール
50|介護が始まったら親の家にインターネット回線を引く 【介護のインフラ作り】
51|見守りカメラを設置して親に会えない不安を解消する 【見守りカメラ】
52|親の家の家電を遠隔で操作する 【スマートリモコン】
53|親がなくしがちな家の鍵も遠隔で操作できる 【スマートロック】
54|予定を自動で親に知らせる 【スマートスピーカー・スマートディスプレイ】
55|怪しげな訪問販売や電話勧誘を撃退する方法 【インターホン・固定電話の機能】
56|離れて暮らす親宛てに届く郵便物を管理するには? 【口座振替・郵便物の転送】
57|ひとり歩き(徘徊)にGPS機器は有効か? 【GPS機器の携帯】
58|ひとり歩き(徘徊)を防止するための鍵の工夫 【補助錠の活用】
59|交通事故より多い家での転倒事故を防ぐ 【転倒防止グッズ】
60|貼り紙を使って親の自立を促す 【貼り紙の活用】
61|親の実家にある古すぎる家電に注意 【家電の経年劣化】
62|離れて暮らす親の食事のサポート 【宅配弁当・栄養補助食品】
Column|最新家電への苦手意識を克服した先にあるもの 

6章 亡くなる前と後にやるべきこと
63|親の人生最終段階の話し合い 【人生会議】
64|自分で判断できなくなる前に親の意思を知る 【エンディングノート】
65|通常時とは違う看取り直前の介護 【家族の心がまえ】
66|最期はどこで看取るのか 【看取りの場所】
67|人生の最期を迎えるまでのステップを知っておく 【死までのプロセス】
68|親の地元の葬儀社を見つけておく 【葬儀社探し】
69|亡くなったあとの手続きを効率よく進めるために 【死亡後の手続き】
70|亡くなった親の家をどう処分するか 【空き家の管理】
71|離れた親のお墓参りはどうする? 【墓参り代行・墓じまい】
Column|愛する人を失った悲しみとどう向き合うか 

巻末資料 必要なときに確認したい便利な資料
離れて暮らす親の認知症介護に便利な情報 一 覧 
認知症介護者が知りたい情報3ステップ 
離れて暮らす親の認知症介護 10の心得 

本書は付属データの提供はございません。

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最終更新日:2021年01月13日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 110
「成年後見制度でできること」上段 右から8行目
3刷
親の判断能力によって、後見・補佐・補助と種類が
親の判断能力によって、後見・保佐・補助と種類が

※リフローEPUBの場合、第4章の「45 親の銀行口座からお金が下ろせなくなる前に考えること」の3つ目の段落が該当箇所になります。
2021.01.13

感想・レビュー

アセロラ さん

2020-09-08

認知症の親を遠方から介護することについて、とてもわかりやすく、詳しく書いてあります。私の親はまだ介護を必要とする年齢ではありませんが(しばらくはそうであってほしい)、おおまかな見通しがわかりました。思っていたよりたくさんの公的サポートが受けられることもわかりました。介護前、介護中、介護後、いつでも役立ちそうな本です。必要なときに必要なページを確認できたらいいと思います。

tetsubun1000mg さん

2020-09-19

内容が具体的なので参考になりそうです。

kaz さん

2021-01-13

認知症に限らず、遠隔地に住む高齢の親の介護、見守り、亡くなった後の手続き等について、わかりやすく整理されている。深み、あるいは入り組んだ話は全く無いが、概要を整理するには役に立つ。図書館の内容紹介は『リスクや不安を小さく抑えるため、早く「気づいて」早めに「対策」しよう! 認知症介護にかかるお金、見守り介護をラクにするツール…。離れて暮らす認知症の親を介護するためにやるべきことを時系列にまとめる』。