中垣 健志 著
本書は、AWS(Amazon Web Services)を利用して、
インフラを構築/運用する方法を解説する入門書です。
クラウドでネットワーク&サーバー構築を行うために必要な基礎知識や、
AWSのネイティブ機能を組み合わせて安全かつ堅牢なインフラを構築/運用
するための設定方法やノウハウを解説します。
○Amazon VPCによるインフラ基盤の構築方法
○Amazon EC2による踏み台サーバー・Webサーバーの作り方
○Amazon RDSによるDBサーバーの作り方
○負荷分散のためのロードバランサーの構築
○独自ドメインやSSL証明書の取得
○メールサーバーやキャッシュサーバーの構築
○サービスの監視を組み込む方法
○月々のAWS利用料金の管理
など、現場のノウハウをあますところなく紹介/解説していきます。
「AWSを用いたインフラ構築/運用の方法が知りたい」方におすすめの一冊です。
▼対象読者
○AWSでインフラを構築したいエンジニア(AWSを使うのは初めて)
▼本書の特徴
○AWSによるインフラ構築・運用の方法がわかる
○インフラ構築の際に必要なネットワーク&サーバー構築の知識・手順を
ステップバイステップ形式で学ぶことができる
▼扱う機能
○構築
VPC、EC2、RDS、S3、Certification Manager、Route 53、SES、ElastiCache
○運用
IAM、CloudWatch、請求
本書は、AWS(Amazon Web Services)を利用して、インフラを構築・運用する方法を解説する入門書です。クラウドでネットワーク&サーバー構築を行うために必要な基礎知識や、AWSのネイティブ機能を組み合わせて安全かつ堅牢なインフラを構築・運用するための設定方法やノウハウを解説します。
など、現場のノウハウをあますところなく紹介・解説していきます。「AWSを用いたインフラ構築・運用の方法が知りたい」方におすすめの一冊です。
本書には大きく2つの特長があります。1つは、ビジネスソリューションに特化していることです。ビジネスソリューションで構築するアプリは、WebサーバーとDBサーバーを中心として構築される、基本的なWebアプリとして作成されます。本書で取り上げたAWSのサービスは、すべてこのソリューションでよく使われるものです。
もう1つは本格的であることです。単なる学習レベルであれば、WebサーバーとDBサーバーを1台ずつ用意するだけでも、それなりのWebアプリが動いているように見えるでしょう。しかし本格的にWebアプリを運用しようとすると、パフォーマンス、堅牢性、保守性、コストなど、目には見えにくい、さまざまなことを考慮する必要があります。本書では、これらについても、実運用に基づいた実践的な説明をしています。AWSによるインフラ構築の基本をしっかり理解できるよう、すべての章においてふんだんにスクリーンショットを使い、ステップバイステップ形式で学べるように工夫しています。また、第13章では、本書で説明したすべてのサービスを組み合わせた実践的なインフラ上で、実際にサンプルWebアプリを動作させます。
第1章 AWSをはじめよう
1.1 AWSの概要
1.2 クラウド
1.3 AWSでできること
第2章 AWSアカウントを作ろう
2.1 AWSアカウントとは?
2.2 AWSアカウントの作成
2.3 サインイン
2.4 AWSマネジメントコンソールの使い方
第3章 安全に作業するための準備
3.1 IAM
3.2 IAMのダッシュボードによる安全性の確認
第4章 仮想ネットワークを作ろう
4.1 ネットワーク
4.2 VPC
4.3 サブネットとアベイラビリティーゾーン
4.4 インターネットゲートウェイ
4.5 NATゲートウェイ
4.6 ルートテーブル
4.7 セキュリティグループ
第5章 踏み台サーバーを用意しよう
5.1 踏み台サーバーとは?
5.2 SSH接続に必要なキーペアを用意する
5.3 踏み台サーバーを用意する
5.4 接続確認
第6章 Webサーバーを用意しよう
6.1 Webサーバーとは?
6.2 Webサーバーを用意する
6.3 接続確認
第7章 ロードバランサーを用意しよう
7.1 ロードバランサーとは?
7.2 ロードバランサーを用意する
7.3 動作確認
第8章 データベースサーバーを用意しよう
8.1 データベースサーバーとは?
8.2 RDS
8.3 データベースサーバーを作成する流れ
8.4 パラメータグループを作成する
8.5 オプショングループを作成する
8.6 サブネットグループを作成する
8.7 データベースを作成する
8.8 動作確認
第9章 画像の保存場所を用意しよう
9.1 ストレージ
9.2 S3
9.3 S3のバケットを作成する
9.4 ロールを作成してEC2に適用する
9.5 動作確認
第10章 独自ドメインとDNSを用意しよう
10.1 ドメイン名とは?
10.2 Route 53
10.3 Certificate Manager
10.4 ドメイン名を取得する
10.5 パブリックDNSにリソース情報を追加する
10.6 プライベートDNSを用意する
10.7 SSLサーバー証明書を発行する
第11章 メールサーバーを用意しよう
11.1 メールの仕組み
11.2 Amazon SES
11.3 メール送受信機能を作成する
第12章 キャッシュサーバーを用意しよう
12.1 キャッシュとは?
12.2 ElastiCache
12.3 ElastiCacheを作成する
12.4 動作確認
第13章 サンプルアプリを動かしてみよう
13.1 インフラに配置するアプリ
13.2 インフラ構成を確認する
13.3 サンプルアプリを導入する
13.4 動作確認
第14章 サービスを監視しよう
14.1 監視とは?
14.2 主な監視項目
14.3 CloudWatch
14.4 リソースを監視する
第15章 月々の料金を確認してみよう
15.1 料金の考え方
15.2 Billing and Cost Management
15.3 予算を作成する
15.4 日々の料金を確認する
15.5 請求書を確認する
15.6 予算の改善
最後に
[付録]
設定項目一覧
リソースの削除方法
IaC(Infrastructure as Code)
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ルミナス さん
2021-03-20
楽しくて夢中になってawsで構築した。 まるでプラモデルでも組むようにウェブアプリケーションを立ち上げる流れが確認できた。 Rubyを入れるところだけ少し躓いたけど、ほかはすんなり。 awsを使ってアカウント、セキュリティ、コストといったビジネスで利用する際に意識しなければならないことを実際の設定をすることで学べるのは本当にありがたかった。 同じことをazureでも試してみたい。 無償期間でもnatゲートウェイの費用やドメイン費用などは発生するのでそこは注意が必要。
林田力 #東急不動産だまし売り裁判 さん
2021-02-26
Route 53はリソースのヘルスチェックを実施してDNS Failoverをすることができる。Failoverの実現にはRoute 53のEvaluate Target HealthをYesに設定し、ALBのヘルスチェックで異常と判断されたRegionにルーティングされないようにする。Active-Passive Failoverではプライマリリソースとセカンダリリソースを登録しておくとRoute 53が通常時はプライマリリソースへルーティングし、異常があった場合にセカンダリリソースにルーティングする
大臣ぐサン さん
2021-03-28
この1冊でAWSのインフラ構築の概要はつかめる。初学者に最適だ。