WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか? 電子書籍(坪井 大輔)|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 電子書籍 >
  3. WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?

WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?


形式:
電子書籍
発売日:
ISBN:
9784798163475
価格:
1,760(本体1,600円+税10%)
カテゴリ:
ビジネス入門
キーワード:
#スキルアップ,#ビジネス教養,#ビジネスIT,#人材・組織
電子書籍

仮想通貨ブームが終わった今、
ブロックチェーンの再生を図るベンチャー経営者渾身の書き下ろし!

インターネットの初期に描かれた分散・自律・自由の夢はGAFAなどのプラットフォームへの情報集中によってなくなったかのように思えます。

中心的な管理をともなわないブロックチェーンの技術は、こうした一極集中を破壊し、新たな可能性を築くものです。

一連の仮想通貨市場の混乱と停滞によって期待が落ち着いたかにみえるブロックチェーンですが、その可能性は消えるどころか、世界的な産業の取り組みや、実証実験の進展によってますます高まっています。

この本は、これまでテクノロジーとして語られたブロックチェーンをビジネスの手段として捉え、既存産業にどのようなインパクトを与えるのか、どのようなビジネスモデルを描けるのか、人・組織・社会の将来イメージをどのように描けるのかをベンチャー創業者の経験と実践、ビジョンを踏まえた視点で書き下ろしたものです。

[おことわり]
本書の帯には、著者の写真バージョンと中田敦彦さんの写真バージョンの2種類がございますが、
書籍の内容は同じものです。ご了承ください。

序章 ブロックチェーンのいま

第1章 ITの進化
 企業から個人へ
 PCと携帯電話、個人に近づくIT
 3G通信の時代
 ポスト携帯電話時代
 4Gとポストスマートフォン
 「人の機能」に近づくIT
 データ収集装置としてのデバイス
 人の機能×IoT
 5Gは何を変えるか
 「四種の神器」とは
 レガシー産業に参入していくIT
 Amazon GOやメルカリ
 ものづくりは足かせ
 既存産業とIT

第2章 ブロックチェーンの正体
 ブロックチェーンの誕生と4つの技術
 ブロックチェーンは「信用」をもたらす
 ブロックチェーンの最大の運用例「ビットコイン」
 ビットコインブームと「大馬鹿理論」
 値上がりする設計
 ビットコインは「通貨」になるか
 犯人捜しはブロックチェーンの仕事ではない
 バンドル/アンバンドル
 パブリック/プライベートの違い
 ブロックチェーンの認知拡大
 「仮想通貨派」と「テクノロジー派」
 ブロックチェーンは落ち込み知らず

第3章 普及を阻むもの
 ブロックチェーンはビジネスになっていない
 Whyブロックチェーン?
 法律は超えられない
 ブロックチェーンに向かないこと
 経営幹部と現場のギャップ
 リアルマネーの代替でよいか
 既得権益の強さ
 売りが「堅牢性」であること
 トラブルゼロと言えるか

第4章 ブロックチェーンが拓く未来
 ブロックチェーンが国家を消す?
 自律分散型組織(DAO)とは
 スマートコントラクト
 RPAがあらわすもの
 イメージ例としてのEU
 組織はヒエラルキーからホラクラシーへ
 DAOにおける「マネージャー役の人間」
 トークン=仮想通貨ではない
 トークンがつくる「社会」
 なぜ「国づくり」をやるのか
 コミュニティは「同好会」だけにあらず
 SDGsとの親和性
 超競争社会の可能性
 都市と地方で社会制度を変える
 第3レイヤーのエコノミー

第5章 実験例と想定ケース
 [ケース1]医薬品の在庫販売プラットフォーム
 [ケース2(アイデア)]テレビ視聴をネットワーク化する
 [ケース3]EV充電スタンドをネットワーク化する
 EVと日本メーカー
 クラウドファンディングとブロックチェーン
 情報を仲介するブロックチェーン
 台帳を見るビジネス

おわりに
 ブロックチェーンは社会インフラ
 地域で立ち上げた推進団体
 「未来志向」に理解者は少ない

本書は付属データの提供はございません。

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
この商品の「よくある質問」はありません。

ご購入いただいた書籍の種類を選択してください。

書籍の刷数を選択してください。

刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。

現在表示されている正誤表の対象書籍

書籍の種類:

書籍の刷数:

本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。

対象の書籍は正誤表がありません。

最終更新日:2022年12月22日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 142
左から6行目
2刷
つまり、キーワード検察
つまり、キーワード検索

※リフローEPUBの場合、第3章の「ブロックチェーンに向かないこと」における小見出し「② 特定のデータのみ検索」の4つ目の段落が該当箇所になります。
2019.07.16
1刷 157
左から5行目
社会の仕組みを変えよう急ぐ人はあまり多くないでしょう。
社会の仕組みを変えようと急ぐ人はあまり多くないでしょう。
2022.12.22
1刷 214
左から2行目
2刷
早めに公開ししたことで、
早めに公開したことで、

※リフローEPUBの場合、第5章の「ケース1│医薬品の在庫販売プラットフォーム」の最後の段落が該当箇所になります。
2019.08.20

感想・レビュー

takaichiro さん

2019-09-12

ビットコイン以外、活用例が出てこないブロックチェーン。その要素技術は何か、どんなものに適しているか、将来の活用案などがとてもわかりやすく記載されている。素人の私でもなんとか理解できた。ブロックチェーンの神髄は完全なる分散コントロール。現在の中央集権型社会に風穴をあけるツールではないかと説く(facebookがリブラを発行する背景には既存社会を革命的に変革する意図を感じる)セキュリティーが極めて高いと流布される技術。性善説の上になりたつ部分もあり、悪用されると大きな被害が出そう。もう少し勉強してみたい。

ミライ さん

2019-10-25

仮想通貨のビットコイン等に使われている技術である「ブロックチェーン」について、技術者ではない人にもわかりやすく解説した著書。本書ではブロックチェーンの本質は「技術」ではなく「思想」にあると位置付け、ITの進化の歴史からはじまり、ブロックチェーンの誕生・正体・普及を阻む障害・未来までが詳細に語られる。著者の坪井さんによれば、将来的にブロックチェーンが普及すると、中央集権型の組織が崩れ管理者のいない自律型の社会になるというが、果たしてどうなるか。

Tenouji さん

2020-02-22

分散システムに興味が出てきたので、読んでみた。自律分散型というのが、人間社会の選択肢の一つになったことがとても喜ばしいのだが、中央集権型からの移行は、実際、相当難しい、と思う。ひょっとして、小規模で安定した組織に向いてるのかもしれないね。