岩崎 学 著
本書は、主に統計学の視点からデータサイエンスについて解説しています。
PythonやRといったプログラミング言語を通じて
データ分析の手法は一通り学んだという皆さん、そのスキル、
実際に活かせていますか? 具体的な課題解決につながっていますか?
・分析結果から何を読み取ればいいのかわからない
・数字からどんな価値を見いだせるのかがわからない
・そもそも、その分析方法が適切なのかどうか自信がない
・効率のいい分析ができているのかどうかわからない
という方、多いのではないでしょうか?
データを使って意思決定を行うには、統計学の知識は欠かせません。
そこで本書では、8つの具体的な社会事例を用い、
・課題に「適した」分析手法やデータの収集方法
・事例の分析結果の解釈
・分析や解釈の際に注意すべきこと
を数学の知識で補完しながら紹介しています。
著者は首都圏初のデータサイエンス学部として2018年4月に創設された、
横浜市立大学 データサイエンス学部 学部長の岩崎 学先生。
データサイエンティストやエンジニアが見失いがちな、
「何のために分析するのか」を意識しながら読み進めてみてください。
【こんな方にお勧めします】
・統計学もプログラミングも一通り学んだけれど、
結果をどう判断すればいいのかわからないエンジニア
・分析結果の数字やグラフから、
業務でいかすためのヒントを得たいデータサイエンティスト
・データサイエンスに興味のある学生(専門課程を選ぶ際の
参考資料として)
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(翔泳社)
本書では社会展開を念頭に置いたうえで、主に統計学の視点からデータサイエンスの様々な面を取り上げています。
筆者が遭遇した課題を示し、一つの解決法を述べた後で、背後にある統計理論や考え方を解説する、ユニークな構成です。
大学初年級の統計学の基礎事項を解説し、さらに問題解決に必要な中級以上の内容の統計手法についても紹介しています。
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