Chris Bernhardt 著
湊 雄一郎 翻訳
中田 真秀 翻訳
湊 雄一郎 監修
中田 真秀 監修
【本書の内容】
本書は、量子ビットを使用したコンピューティングの数学的構造をわかりやすく紹介しています。
解説を単純化すると、量子状態に実際の係数のみを使用することで、位相の複雑さを軽減し、
初学者にもイメージしやすくしています。
一読すれば、すぐにでも量子コンピュータのエキスパートに近づけるという書籍ではありませんが、
量子コンピュータを形作る数学・物理学、アルゴリズム、論理回路など、多方面のアイデアと、
その源泉に触れることができます。
そのため、読者が直感的に理解している分野に関しては、その厳密なバックボーンを提供し、
理解の促進(あるいは取っ掛かり)が得られるはずです。
本書は、「なんとなく」や「話のタネ的に」ではなく、
量子コンピュータをベースに世界を構築したい人たちのための、最初の一冊です。
本書は
"Quantum Computing for Everyone" Chris Bernhardt
The MIT Press Cambridge
の翻訳です。
【本書のポイント】
・スピンやキュービット、スイッチなどの厳密な解説
・もつれ状態の構築実際の係数を使用して説明
・論理回路とユニバーサルゲートの構築法
・NP問題に適応する量子アルゴリズムの構築
【読者が得られること】
・量子コンピュータに必要な数学的背景
・80年代から続くアイデアの整理と展望
・高次コンピュータサイエンスの理解
【対象読者】
・理工学部学生
・量子コンピュータをターゲットとするエンジニア
・量子コンピュータ科学者
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(翔泳社)
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書籍の種類:
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 010 本文上から3行目 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 016 本文下から2行目 |
未 | 未 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 046 本文上から3行目 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 046 本文上から5行目 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 069 本文4行目から5行目 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 072 本文最下行数式 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 090 上から7行目の数式 |
未 | 未 |
|
2020.08.07 | ||||||
1刷 | 094 脚注5 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 102 本文下から2行目 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 102 脚注12 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 177 脚注4 |
2刷 | 済 |
|
2020.03.02 | ||||||
1刷 | 182 本文上から8行目 |
未 | 未 |
|
2021.10.05 | ||||||
1刷 | viii 本文上から4行目 |
未 | 未 |
|
2023.01.24 | ||||||
2刷 | 083 83ページ数式の下、「実際、各ペアが」から84ページ下から14行目までの4段落 |
未 | 未 |
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2022.10.31 |
mit さん
2022-02-18
日本語訳に意味不明なところが多くめげそうになるが、計算結果を頭で追っていけば著者の意図は理解できると思う。大学1年生レベルの数学が理解できれば、量子ゲート、量子アルゴリズムのこころを理解するための最初の一冊としてお勧め。
テキィ さん
2021-05-29
数式までは読めなかった
sumiyaki さん
2020-03-09
■コンパクトにまとまっていて大部ではなく読みやすい。数式があるものの、最初は簡単な線形代数学なので、前半の数式はついていけた。量子の世界の基本も説明されていて、入門書としてはとても良い。■誤植や文章のおかしいところが多少残っているので、正誤表が役に立つかも。参考図書の紹介のようなものがないのが残念。■量子コンピュータはかなり難しいものであり、アルゴリズムを開発するのは、私には難しそう。■個人的には「可逆ゲート」「可逆計算」というのが気になった。それがどう量子計算に関わるのかよく分からなかった。