暮らしの図鑑編集部 編集
毎日の暮らしを営むための日用道具。
自宅にいる時間が長くなっている今だからこそ
使っていて気持ちが良いものを選びたい。
私たちの暮らしを形作る、さまざまなモノやコト。
自分で
選んだものは、日々の暮らしをより豊かにしてくれます。
「暮らしの図鑑」シリーズは、本当にいいものをとり入れ、
自分らしい暮らしを送りたい人に向けた本です。
この本のテーマは「民藝と手仕事」。
民藝の精神に基づいて作られた暮らしの道具や、
各地に伝わる郷土玩具をその背景とともにご紹介します。
また、つなぎ手の方々にお聞きした楽しみ方や考え方、
最低限知っておきたい民藝の基礎知識も解説。
さらに作り手の方や産地を知ることができる
旅のコラムも掲載しています。
イラストは雑誌やWebで活躍する人気イラストレーター
勝山八千代さんの描き下ろし。
グラフィカルに日本の手仕事をご紹介します。
竹、山葡萄、あけび、マタタビ、イタヤカエデ。
さまざまな植物や土、ウールや木綿といった天然素材。
コンビニ袋が有料になって、暮らしが急速に変化していく今、
自然素材でできた日本の手仕事を選んでみませんか。
あなたのモノ選びの理由となる、道具の背景が詰まった1冊です。
■監修者紹介■
松野屋 松野 弘 さん
コハルアン はるやまひろたか さん
くらしの知恵と道具 jokogumo 小池梨江さん
山響屋 瀬川信太郎さん
器の店 Yuyujinさん
Nowvillage 今村香織さん
北土舎さん
■コンテンツ■
PART1 長く使いたい暮らしの道具と郷土玩具61
PART2 知っておきたい基礎知識
PART3 全国の手仕事品を楽しむ旅
付録 全国の手仕事を楽しむ旅全国民藝館&手仕事のお店ガイド
本当に気に入ったものを、大切に長く使う暮らしを始めませんか? 本書では民藝の精神に基づいて作られた暮らしの道具や各地に伝わる郷土玩具を、その背景とともにご紹介します。
●PART 1 長く使いたい暮らしの道具と郷土玩具61
やちむん|琉球ガラス|小代焼ふもと窯|布志名焼湯町窯|
星耕硝子|出西窯|中嶋窯|益子焼|砥部焼|小石原焼|
波佐見焼|会津漆器|白岩焼|小久慈焼|浄法寺塗|
久留米絣|会津木綿|ホームスパン|山葡萄のかご|
あけびのかご|篠竹細工|会津木綿のがま口|割烹着|
籐細工のかご|刺し子|房州うちわ|和箒|棕櫚の箒|
棕櫚のたわし|麻布ふきん|イタヤ細工|トタンの豆バケツ|
洗濯板|トタンちりとり|真竹六つ目かご|藁釜敷き|
組子細工|さわらのお櫃|アルマイトの道具|竹鬼おろし|
飲み屋の厚口グラス|酒受け皿|マタタビ細工|南部鉄器|
大館曲げわっぱ|こけし|達磨|姫だるま|招き猫|お面|
鳩笛|お雛様|凧|首振り虎|注連飾り・藁飾り|水引細工|
張り子|八橋人形|富山土人形|芝原人形|
柳井のきんぎょちょうちん|イタヤ馬
●PART 2 知っておきたい基礎知識
そもそも民藝って?
知っておきたい民藝の立役者
知っておきたい用語集
松野屋 松野さんに聞きました|松野屋さんが提唱する「民衆的手工業」って何ですか?
jokogumo 小池さんに聞きました1|自然の素材でできた物を選ぶ意味って?
jokogumo 小池さんに聞きました2|物選びのコツを教えて!
jokogumo 小池さんに聞きました3|物を長く使う楽しみって?
コハルアン はるやまさんに聞きました1|美意識ってどうすれば身につくの?
コハルアン はるやまさんに聞きました2|民藝のうつわを選ぶコツって?
北土舎 松村さんに聞きました1|物の歴史や背景を楽しむには?
北土舎 松村さんに聞きました2|縁起物ってどんなもの?
Nowvillage 今村さんに聞きました1|手仕事品の飾り方のコツは?
Nowvillage 今村さんに聞きました2|産地や作り手さんを訪ねる楽しみって?
●PART 3 全国の手仕事を楽しむ旅
岩手県 盛岡
岩手県 浄法寺
栃木県 濱田庄司記念益子参考館
京都府 河井寛次郎記念館
長崎県 中尾山
九州 小鹿田と小石原
福島県 会津
愛媛
秋田
●Appendix 全国民藝館&手仕事のお店ガイド
会員特典はこちら
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
カレー好き さん
2022-01-22
柳宗悦の展覧会の予習。この歳になると毎日使うものにはごだわりたいと思う。お気に入りの各地方の技術と伝統の品を毎日使うことの幸せ。お金をかけずとも豊かな生活と思います。⭐︎3つ
はるき さん
2021-03-08
昔の物って長く使う前提で丁寧に頑丈に作られてる。100均大好きですが、こういう道具への憧れもある。
柚木あんづ さん
2021-10-30
この本を片手に、暮らしで使うものを丁寧に選ぶことを続けたら、住み心地のよい部屋づくりができそう。勝山八千代さんの、版画のような特有の温かみと愛らしさを持つイラストを、アイテムごとに見ることができるのも楽しい。「寒さをしのぐ工夫と、貴重な布を大事に使いたいという思いが、美しい紋様を生んだといわれている」というフレーズに惹かれて刺し子にもアンテナがむいた。いま津軽のこぎん刺しの本をパラパラと読んでいる。素朴な味わいがとても素敵。この道具がお気に入り、そういうものがある暮らしに、やはり憧れる。