図解まるわかり データベースのしくみ(坂上 幸大)|翔泳社の本
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図解まるわかり データベースのしくみ


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798166056
定価:
1,848(本体1,680円+税10%)
仕様:
A5・240ページ
カテゴリ:
データベース
キーワード:
#データ・データベース,#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#システム運用,#開発環境
シリーズ:
図解まるわかり
紙の書籍

データの取り扱いから運用方法、
SQL言語まですべて図解
確かな知識がつく「使える教科書」

【本書のポイント】
・解説とイラストがセットで理解しやすい!
・データの扱い方から操作方法までわかる!
・防ぐべきエラーや脅威についても解説!
・キーワードから知りたい項目を調べやすい!
・エンジニアから管理者まで知っておきたい基礎知識を収録!

【こんな方におすすめ】
・データベースの基礎知識を身につけたい人
・SQL言語のしくみを理解しておきたい人
・データベースの周辺知識も把握しておきたい人
・データベースの導入・切替を検討している人
・現場の実態や出来事などの最新動向を知りたい人

【内容紹介】
現代では大量のデータがありとあらゆる場所で
日常的に飛び交っています。

データの扱いやシステムを支えるためにデータベースの理解は必須ですが、
学ぶべきことは操作の方法から導入・運用時の注意点、
アプリケーションとの関連性まで多岐に渡ります。

そこで、本書では見開きで
1つのテーマを取り上げ、
図解を交えて解説しています。

最初から順に読んで
体系的な知識を得るのはもちろん、
気になるテーマやキーワードに
注目しながら読むなど、
状況に合わせて活用してください。

【目次】
第1章 データベースの基本 ~データベースの概要をつかむ~
第2章 データの保存形式 ~リレーショナルデータベースの特徴~
第3章 データベースを操作する ~SQLの使い方~
第4章 データを管理する ~不正なデータを防ぐための機能~
第5章 データベースを導入する ~データベースの構成とテーブル設計~
第6章 データベースを運用する ~安全な運用を目指すために~
第7章 データベースを守るための知識 ~トラブルとセキュリティ対策~
第8章 データベースを活用する ~アプリケーションからデータベースを使う~

図解でまるわかり!確かな知識がつく”使える”教科書

本書の特長

見開き1テーマでわかりやすい!

見開き1テーマでわかりやすい!

この1冊で、データベースの考え方から技術、運用方法まで理解できます。(※紙の書籍と電子書籍でレイアウトが異なります)

図解が豊富でイメージしやすい!

図解が豊富でイメージしやすい!

解説とイラストがセットなので、文字だけでは想像しにくい技術がスッと頭に入ります。

キーワードから調べやすい!

キーワードから調べやすい!

体系的な学習はもちろん、知りたい項目を探して効率よく読むこともできます。

第1章 データベースの基本~データベースの概要をつかむ~
1-1 身の回りにあるデータ
1-2 データベースの特徴
1-3 データベースを動かすシステム
1-4 データベースを導入する理由
1-5 データベース管理システムの種類
1-6 データベースを操作するための命令文
1-7 データベースの利用例
1-8 身近で使われているデータベース
やってみよう|身の回りにあるデータベースを探してみよう

第2章 データの保存形式~リレーショナルデータベースの特徴~
2-1 さまざまなデータの保存形式
2-2 表の形式でデータを保存する
2-3 表同士を組み合わせる
2-4 リレーショナル型のメリットとデメリット
2-5 リレーショナル型以外の形式
2-6 NoSQLデータベースの種類1~キーとバリューを組み合わせたモデル~
2-7 NoSQLデータベースの種類2~階層構造と関係性を表すモデル~
やってみよう|データベースを作ってみよう

第3章 データベースを操作する~SQLの使い方~
3-1 データベースを操作する準備
3-2 データを操作する命令の基本文法
3-3 データベースを作成・削除する
3-4 データベースを一覧表示・選択する
3-5 テーブルを作成・削除する
3-6 レコードを追加する
3-7 レコードを取得する
3-8 条件に一致するレコードを絞り込む
3-9 検索に用いる記号1~一致しない値、値の範囲指定~
3-10 検索に用いる記号2~値を含むデータ、空のデータを検索~
3-11 データを更新する
3-12 データを削除する
3-13 データを並べ替える
3-14 取得するデータの数を指定する
3-15 データの数を取得する
3-16 データの最大値・最小値を取得する
3-17 データの合計値・平均値を取得する
3-18 データをグループ化する
3-19 グループ化したデータに絞り込み条件を指定する
3-20 テーブルを結合してデータを取得する
3-21 値が一致するデータを取得する
3-22 基準になるデータと、それに一致するデータを取得する
やってみよう|SQLを書いてみよう

第4章 データを管理する~不正なデータを防ぐための機能~
4-1 保存できるデータの種類を指定する
4-2 数値を扱うデータ型
4-3 文字列を扱うデータ型
4-4 日付や時間を扱うデータ型
4-5 2種類の値のみを扱うデータ型
4-6 保存できるデータに制限をつける
4-7 初期値を設定する
4-8 データが何も入っていないとき
4-9 データが空の状態を防ぐ
4-10 他の行と同じ値を入れられないようにする
4-11 自動で連番を入れる
4-12 行を一意に識別できるようにする
4-13 他のテーブルと関連付ける
4-14 切り離せない処理をまとめる
4-15 ひとまとまりの処理を実行する
4-16 ひとまとまりの実行した処理をなかったことにする
4-17 2つの処理が競合して処理が止まる問題
やってみよう|データ型・制約・属性を割り当てよう

第5章 データベースを導入する~データベースの構成とテーブル設計~
5-1 システムを導入する流れ
5-2 システムの導入で影響すること
5-3 データベースを導入すべきか検討する
5-4 誰がどのような目的で使うのか整理する
5-5 保存する必要のあるデータを考える
5-6 データ同士の関係を考える
5-7 データ同士の関係を図で表す
5-8 ER図の表現方法
5-9 ER図の種類
5-10 データの形を整える
5-11 項目を重複させないようにする
5-12 別の種類の項目を分割する
5-13 従属関係にある項目を分割する
5-14 カラムに割り当てる設定を決める
5-15 テーブルやカラムの名前を決める
5-16 本のレビューサイトのテーブルを設計する例1~完成後のイメージ~
5-17 本のレビューサイトのテーブルを設計する例2~データの関係性を把握~
5-18 本のレビューサイトのテーブルを設計する例3~必要なテーブルの決定~
5-19 本のレビューサイトのテーブルを設計する例4~テーブル・カラムを整える~
やってみよう|データベースを正規化してみよう

第6章 データベースを運用する~安全な運用を目指すために~
6-1 データベースを置く場所
6-2 自社でデータベースサーバを管理する際の注意点
6-3 データベース運用にかかるコスト
6-4 ユーザーによってアクセスできる範囲を変える
6-5 データベースを監視する
6-6 定期的に現在のデータを記録しておく
6-7 データを移行する
6-8 機密データを変換して保存する
6-9 OSやソフトウェアのバージョンを上げる
やってみよう|データベースのサービスを調べてみよう

第7章 データベースを守るための知識~トラブルとセキュリティ対策~
7-1 システムに悪影響を及ぼす問題1~物理的脅威の事例と対策~
7-2 システムに悪影響を及ぼす問題2~技術的脅威の事例と対策~
7-3 システムに悪影響を及ぼす問題3~人的脅威の事例と対策~
7-4 発生したエラーの履歴
7-5 エラーの種類と対策
7-6 実行に時間のかかるSQL
7-7 データ取得の時間を短縮する
7-8 負荷を分散させる
7-9 データベースを複製して運用する
7-10 外部からデータベースが操作されてしまう問題
やってみよう|データベースに関わる脅威を考えてみよう

第8章 データベースを活用する~アプリケーションからデータベースを使う~
8-1 ソフトを使ってデータベースに接続する
8-2 アプリケーションからデータベースを使う例
8-3 プログラムからデータベースを使う
8-4 プログラム言語に合わせた形式でデータベースを扱う
8-5 クラウドサービスの活用
8-6 データを高速で取得する
8-7 大容量のデータを集めて分析する
8-8 データを学習するアプリケーションでの活用例
8-9 AIを組み込んだデータベース
やってみよう|データベースを構築してみよう

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最終更新日:2022年12月05日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 108
上から1行目
3刷
カラムに格納されているが「NULL」(「ヌル」や「ナル」と呼ばれます)となっているときは、
カラムに格納されている内容が「NULL」(「ヌル」や「ナル」と呼ばれます)となっているときは、

※リフローEPUBの場合、4-8の最初の段落が該当箇所になります。
2022.12.05
1刷 108
4-8の「NULLの動作」本文
3刷
実際にカラムに格納されているが「NULL」となる例を確認してみましょう。「users」テーブルに「name」カラムと「age」カラムが用意されているとします。なお「age」カラムにはデフォルト値は設定されていません。この状態で図4-16のように「name」カラムの値を「山田」にセットし、「age」カラムには値をセットせずにレコードを追加してみます。すると、値を指定していなかった「age」カラムの値は「NULL」として登録されます。コマンド中の「' 山田'」となっている箇所を「NULL」に変えることで、「name」カラムのをNULLとして指定するといったこともできます。  また、「SELECT」文に「WHERE age IS NULL」のように条件を加えると、がNULLのレコードの検索が可能です(3-10参照)。
実際にカラムに格納されている内容が「NULL」となる例を確認してみましょう。「users」テーブルに「name」カラムと「age」カラムが用意されているとします。なお「age」カラムにはデフォルト値は設定されていません。この状態で図4-16のように「name」カラムの値を「山田」にセットし、「age」カラムには値をセットせずにレコードを追加してみます。すると、値を指定していなかった「age」カラムは「NULL」として登録されます。コマンド中の「' 山田'」となっている箇所を「NULL」に変えることで、「name」カラムの内容をNULLとして指定するといったこともできます。  また、「SELECT」文に「WHERE age IS NULL」のように条件を加えると、内容がNULLのレコードの検索が可能です(3-10参照)。
2022.12.05
1刷 114
4-11の「自動的に番号を割り当てる」1行目
3刷
「AUTO_INCREMENT」を使うと、
 多くのDBMSでは自動で連番を割り当てる機能が用意されています。MySQLでは「AUTO_INCREMENT」を使うと、
2022.12.05
1刷 208
下から5行目
3刷
一般的な対策、入力値のエスケープ処理を行うことです。ユーザーが自由に入力できる値をそのままSQLに利用せず、文字列として扱うような形に変換してからSQLに適用します。その他にもWAF(Web Application Firewall)を導入して不正なアクセスを遮断することで、SQLインジェクションのリスクを抑えることができます
代表的な対策として、入力値のエスケープ処理を行う方法があります。ユーザーが自由に入力できる値をそのままSQLに利用せず、文字列として扱うような形に変換してからSQLに適用します。さらにWAF(Web Application Firewall)を導入して不正なアクセスを遮断することで、SQLインジェクションのリスクを抑える方法もあります

※リフローEPUBの場合、図7-19の下にある段落が該当箇所になります。
2022.12.05
1刷 231
用語集「NULL」
3刷
「何もない」ということを表す値
カラムに格納されている内容が「何もない」ということを表す
2022.12.05
1刷 231
用語集「オープンソース」
3刷
ソースコードが公開され、誰でも自由に使える
ソースコードが公開され、ライセンスに従って誰でも自由に使える
2022.12.05
1刷 233
用語集「復号化」
3刷
複合
復号
2022.12.05

感想・レビュー

ミズッチ さん

2021-05-22

概要を知るのにはいいかもしれない。

cogma さん

2022-02-26

実際のSQLやコマンドなども詳しく書いてありながら、基本的な事やセキュリティなど幅広くカバーしてある。ITパスポート受験後に読んだので理解できたが、何もない状態だと厳しいかなと思う。

芥川よぴのすけ さん

2022-01-10

ページの構成が統一されているから見やすい。 知識ゼロでもよくわかる、と謳っているだけあって基本的な事が多いので、ある程度知識がある今読んだら少し退屈だった。 テクニックというよりは根本的な理解が出来る本なので一番最初に読む本としてはいいかも。