芦屋 広太 著
本書は、IT分野における国家試験対策の論文指導や、
コミュニケーション・マネジメント、教育コンサルタント、コーチとして
豊富な経験を持つ著者が執筆した文章・文書作成の指南書です。
システム開発の現場や日常の社内業務において、社内文書やメールなどが
重要なコミュニケーションツールであることは言うまでもありません。
ところがその文書や文章に書き漏れがあったり、あいまいな記述があったりすると、
読み手に不要な誤解や混乱を与え、意思の伝達がうまくいきません。
これが、分業を前提とするシステム開発を失敗させる要因の1つとなっています。
そこで本書では、ITエンジニアが業務で必要な文書や文章を書くために
「最低限必要な知識、ノウハウ、コツ」を整理し、紹介します。
第1部の基礎編では、エンジニアが書く文章の問題点や、
わかりやすい・伝わる文章を書くために必要な
文章表現力の7つの基礎技術について説明します。
第2部の実践編では、社内の基礎的なコミュニケーション、顧客や社外の人とのやりとり、
アイデアや企画の検討・提案、相手に配慮した円滑な社内コミュニケーションなど、
状況別に具体的な文書・文章の書き方を実践的なテクニックとともに解説します。
●書き方を解説する文書・文章
調査報告、課題報告、進捗報告、会議開催通知、会議議事録、情報提供依頼書、
商談メール・文書、情報提供依頼メール・文書、業務改善企画書、説得メール・文書、
作業協力依頼メール・文書、指導メール・文書、お礼メール・文書、
協業誘いメール・文書 ほか
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(翔泳社)
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mmm123 さん
2020-09-19
メールの書き方。 持ってたら便利かな。
TaiCo さん
2020-09-17
基礎編と実践編の二部構成になっている。基礎編の内容は、それなりに日本語で文章が書けるならば、改めて読む程でもない印象だった。文章の目的に応じて情報を取捨選択するとか、事実と意見は分ける等、一般的な話が中心。個人的には実践編が良かった。様々な場面ごとの文章がカタログのようになっている。初めて書くタイプの文章は、自分の中に基本的な型がなく、時間がかかることが多い。仕事上の事務的な文章であれば、相手に違和感を持たれないことが重要。この本の内容を参考に書いてみると「普通の」文章がとりあえず書けるようになると思う。
そせじ番長(中田淳一) さん
2020-05-01
完全に説明文のための内容であり、文芸的ではないが、説明が下手くそな自称小説家は読んだ方がいいかもしれない。 構造化、ポイントの抽出がされていてわかりやすい。2章が一般論だが、「心に訴える」5つのポイントは他人を説得する書き方としてなるほどと思う。