玉田 俊平太 著
『イノベーションのジレンマ』著者、
クレイトン・クリステンセン教授が強力推薦した
「日本企業のための」イノベーション解説書の決定版が
新たな事例と理論を加えて待望の改訂!
【本書のポイント】
・イノベーション理論を明快に整理
・国内・海外事例を交えた解説で理解しやすい
・アイディア発想や組織づくりなど、実践できる理論も多数
【本書の解説内容(一部)】
・破壊的イノベーションとは何か?
・事例から学ぶ破壊のプロセス
・顧客の「ジョブ」と「制約」を探す
・「正しい」ブレインストーミング法
・イノベーションタイプに応じた組織 など
【概要】
「失われた20年」と呼ばれていた時代が
「失われた30年」と言われるようになり、
現在もなお進行形で語られています。
本書では、日本企業が破壊的イノベーションを起こすために
イノベーションの各理論を整理し、実践にまで落とし込みます。
国内・海外を問わず事例やケーススタディも満載。
改訂にあたり事例を追加し、「デザイン思考」や
「両利きの経営」の理論についても加筆しました。
【目次】
●1部 破壊的イノベーションとは何か
1章 破壊的イノベーターだった日本企業
2章 イノベーションとはそもそも何か
3章 破壊的イノベーションとは何か
4章 優良企業がジレンマに陥るメカニズム
●2部 なぜ、日本の優良企業が破壊されてしまうのか
5章 状況に応じたイノベーション・マネジメント――テレビにおけるイノベーションの状況変化
6章 発明とイノベーションの決定的な違い――エコシステムづくりの巧拙がスマホ成功の鍵
7章 自らを破壊することで生き残る――デジタルカメラの変遷
●3部 破壊的イノベーターになるための7つのステップ
8章 破壊的イノベーションを起こすための基本戦略
9章 アイディアを生み出す「苗床」とは
10章 「ジョブ」と「制約」を探すニーズ・ファインディング
11章 破壊的アイディアを生み出すブレインストーミング
12章 破壊度と実現可能性による破壊的アイディアの選定
13章 破壊的イノベーションを起こす組織とは
14章 破壊的買収 4つのハードル
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(翔泳社)
そもそもイノベーションとは何か、そして破壊的イノベーションとは何か、という基礎から解説。理解を助ける事例も豊富に取り上げる。
自社の状況や市場の環境がめまぐるしく変わる今、状況に応じた異なる経営スタイルが必要である。そのためには、「持続的イノベーションの状況」と「破壊的イノベーションの状況」の把握が不可欠となる。
破壊的アイディアを生み出す「正しいブレインストーミング」を紹介。さらにアイディアの評価方法も取り上げ、理論を実践に落とし込む。
イノベーションのタイプ別に、どのような組織体制をとるべきかをシミュレーションも交えて解説する。
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 186 左から1行目 |
未 | 未 |
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2021.07.05 |
とみぃ さん
★★★☆☆ 名著イノベーションのジレンマの補足的な役割を果たす。イノベーションによる衰退企業、隆起企業の具体的事例。イノベーションを起こすための基本戦略、苗床などについてイノベーションのジレンマ原著者の薫陶を受けた著者により解説されている。また再読したい。
あられ さん
2020-12-08
「シンプルで使い勝手が良く、安上がりな製品やサービスをもたらす」のが破壊的イノベーション。電子ケトルが必要以上に多機能になっていたところにティファールが発売されて大ヒットしたとは知らなかった。小難しい内容ではあるが、身近な日本企業の実例とともにイノベーションの構造について学べる良書。
ゆうすけ さん
2020-10-24
「イノベーションのジレンマ」を日本企業のケースに置き換えて記述した経営書。事例がエレクトロニクス中心で戦後のザ日本のメーカー的なものが多数出てきてわかりやすい。破壊的イノベーションと持続的イノベーションとの違いも示唆に富む(電線メーカーが光ファイバに進出したのは画期的だが持続的イノベーションというのはなるほどと思った)。1部はこんな感じでわりと面白く読めたのだけど、2部は結構技術的にマニアックな話題も多くて若干退屈。3部はやや教科書的かもしれない。それでも平易にわかりやすくかかれている為楽しい読書でした。