ALL for SaaS SaaS立ち上げのすべて(宮田 善孝)|翔泳社の本
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ALL for SaaS SaaS立ち上げのすべて


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798167350
定価:
3,080(本体2,800円+税10%)
仕様:
A5・3ページ
カテゴリ:
経営・マーケティング
キーワード:
#経営,#起業・開業,#人材・組織,#ビジネス教養
紙の書籍

SaaSの立ち上げに携わるすべての人に捧ぐ!SaaSの検討開始からリリースまでの羅針盤!

【本書の内容】
プロダクトマネージャとしてfreeeで新規SaaSを立ち上げた軌跡を丁寧に体系化した必読書!著者が戦略コンサルティングファーム2社で培った経営戦略の視点や、スタートアップ/ベンチャー3社でのプロダクトマネージャとしての経験を元に企画検討から最終的にプロダクトとしてリリースするまでを網羅的に解説。

freee株式会社 CEO 佐々木大輔氏推薦! 「SaaSを立ち上げるすべての人の心の拠り所!」

【本書の特徴】
すでに国内でもSaaSという言葉をよく目にするようになった。その波に乗ろうと、SaaSの立ち上げに取り組む企業も多い。しかし、その立ち上げ方は各社が独自の手法で手探りで推進しているのが実情である。

このような現状を打破すべく、著者がSaaSの本質に立ち返り、大きく変容したソフトウェアビジネスを前提に、SaaSの立ち上げ方を体系化している。昨今、SaaSと並んで取り上げられるサブスクリプションに焦点を当てるのではなく、SaaSの文言通り、サービスとしてソフトウェアを提供することに主眼を置き、その立ち上げ方を整理している。

本書ではSaaSの立ち上げを、大きく4つのフェーズ(事前/深掘り調査とプロトタイプ、開発、ゴー・トゥ・マーケット戦略、リリース)に分けて、非常に多岐に渡る検討内容や注意点を丁寧に説明し尽くしている。また、プロダクトマネージャの視点から整理を試みているが、エンジニア、デザイナーがオーナーとなるべき検討事項はもちろん、ビジネスサイドが中心になって進めるべきプライシング、事業計画、販売戦略などのゴー・トゥ・マーケット戦略についても、できる限り網羅性を担保した構成となっている。

最後に、実際著者がSaaSをプロダクトマネージャとして立ち上げる軌跡をベースにしており、SaaSの立ち上げの現場で明日から使える示唆・ノウハウに富んでいる。

【対象読者】
・SaaSの立ち上げや、既存事業のSaaS化などにかかわっているプロダクトマネージャ、エンジニアやデザイナーなどのプロダクトサイドの担当者や責任者
・SaaSのマーケティングやセールスなどのビジネスサイドに従事されている人
・SaaSの立ち上げやSaaS化を推進したい経営者

【著者プロフィール】
宮田 善孝(みやた・よしたか)
外資コンサル、Startupを経て、freeeでVPoP歴任後、Zen and Companyを創業。シードからエンタープライズまでプロダクトに関するアドバイザリーを提供。CPO協会。米国公認会計士。著書に『ALL for SaaS』。

SaaS立ち上げに携わるすべての人に捧ぐ!検討開始からリリースまでの羅針盤!
4つのフェーズで解説
対象読者
著者がプロダクトマネージャーを務めたfreeeプロジェクト管理ダブル受賞

■Part 1|SaaSを取り巻く環境
Chapter 1|SaaSの概要
Chapter 2|SaaSの優位性
Chapter 3|SaaSの評価方法
Chapter 4|まとめ

■Part 2|SaaS構築の全体像
Chapter 1|SaaSを立ち上げるためのフェーズと体制
Chapter 2|目標設定
Chapter 3|プロダクトマネージャとは
Chapter 4|まとめ

■Part 3|事前/深掘り調査とプロトタイプ
Chapter 1|事前/深掘り調査とプロトタイプの概要
Chapter 2|事前調査
Chapter 3|深掘り調査
Chapter 4|プロトタイプ
Chapter 5|開発投資判断
Chapter 6|まとめ

■Part 4|開発
Chapter 1|開発の概要
Chapter 2|デザイン
Chapter 3|機能要件の開発
Chapter 4|非機能要件の開発や対応
Chapter 5|QA
Chapter 6|まとめ

■Part 5|ゴー・トゥ・マーケット戦略
Chapter 1|ゴー・トゥ・マーケット戦略の概要
Chapter 2|プライシング
Chapter 3|事業計画
Chapter 4|販売戦略
Chapter 5|販売戦略実現に向けた準備
Chapter 6|リーガル対応
Chapter 7|コミュニケーションのデザイン
Chapter 8|まとめ

■Part 6|リリース
Chapter 1|リリースの概要
Chapter 2|リリースの事前準備
Chapter 3|ベータ版リリース
Chapter 4|正式版リリース
Chapter 5|プロジェクト全体の振り返り
Chapter 6|まとめ

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最終更新日:2023年10月20日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 023
最終行
2刷
例えば、G Suite
例えば、Google Workspace

※リフローEPUBの場合、Part 1、Chapter 1、Section 4「BtoCのSaaSはありえるのか」の2つ目の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 120
「10 リリース時の要件を決める時に陥りやすい4つの罠」1行目
2刷
デザインスプリングや
デザインスプリントや

※リフローEPUBの場合、Part 3、Chapter 4、Section 10「リリース時の要件を決める時に陥りやすい4つの罠」の冒頭が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 124
「11 ミニマム・ヴィアブル・プロダクトという言葉の罠」上から3行目と下から5行目
2刷
上から3行目: この概念は[※26] 下から5行目: これに対し、『『INSPIRED
上から3行目: この概念は『リーン・スタートアップ』(日経BP)[※26] 下から5行目: これに対し、『INSPIRED

※リフローEPUBの場合、Part 3、Chapter 4、Section 11「ミニマム・ヴィアブル・プロダクトという言葉の罠」の1つめと2つ目の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 169
下から8行目
2刷
スクラムを兼務したりしている人がスクラムを兼務したりしている人が
スクラムを兼務したりしている人が

「スクラムを兼務したりしている人が」が重複していたため1つ削除いたします。

※リフローEPUBの場合、Part 4、Chapter 3のSection 8「兼務に対する考え方」の2つ目の段落が該当箇所になります。
2022.06.30
1刷 208
上から2行目
2刷
無料で使ってもらうことでを想定しており、
無料で使ってもらうことを想定しており、

※リフローEPUBの場合、Part 5、Chapter 2のSection 4「課金モデルの類型」の「フリーミアムモデル」の本文が該当箇所になります。
2022.07.01
1刷 211
「2. 提供する機能」上から3行目
2刷
どこまでSaaSの機能を使いこなすできるのか
どこまでSaaSの機能を使いこなすことができるのか

※リフローEPUBの場合、Part 5、Chapter 2のSection 6「サブスクリプションの構成要素」の「2. 提供する機能」の最初の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 218
「10 プライシングの定量調査」1行目
2刷
定性調査を踏まえ、事業規模、業種や、
定性調査を踏まえ、事業規模、業種、

※リフローEPUBの場合、Part 5、Chapter 2のSection 10「プライシングの定量調査」の最初の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 262
下から3行目
2刷
課題感を高く持っているユーザである。
課題感を強く持っているユーザである。

※リフローEPUBの場合、Part 5、Chapter 5のSection 1「ブランディング、マーケティングを通して実現したいこと」の最初の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 331
下から2行目
2刷
といって変えなくも良かった。
といって変えなくても良かった。

※リフローEPUBの場合、Part 6、Chapter 4のSection 4「リモート環境でもリリースできる仕組み作り」の3つ目の段落が該当箇所になります。
2023.10.20
1刷 359
謝辞の「freeeプロジェクト管理で協働したメンバー」上から13行目
2刷
リーダーシップを発揮発揮して
リーダーシップを発揮して
2023.10.20

感想・レビュー

DoneCreak さん

2021-11-03

普段何気なく利用しているサービスの開発過程を知り、また基本的概念も確認できる本。SaaSとは、クラウド(インターネット経由)から提供され、利用割合が増加傾向にあるサービスである。従来のソフトウェア利用者からすると、セキュリティ面などの不安点があるが、各メーカーがユーザーに対して丁寧に歩み寄りよることで解決している。基本的な特徴としては、サブスクリプションとの相性がよく、リリース後もクラウド上にて修正がきき、またBtoC向けの製品は流行に影響を受けやすく開発難易度が高いことが挙げられる。

リットン さん

2021-08-21

SaaSの立ち上げの流れを概念的に把握するにはよい本だと思ったし、検討すべき内容のリストやカテゴライズは今後の参考になりそう。当たり前だが、会社によって状況は違うので、この通りには絶対ならないが、ある種の地図として役に立ちそう。著者はfreeeのゼロからの立ち上げではなく関連プロダクトの立ち上げをした人のようなので、スタートアップの人が読むと、そんなに整ってねーよ!と突っ込みたくなりそう笑。この本のコンセプトとはズレと思うけど、実際のfreeeでの実例やエピソードがあると読み物としては面白かったなあ。