【本書の背景】
RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略で、
定型的な日常の作業をRPAのソフトウェアに任せ、業務の自動化をする手法です。
現在、RPAは多くの企業で導入されています。
【WinActor(ウィンアクター)とは】
WinActorは国内の利用者が非常に多いRPAソフトウェアです。
【本書の概要】
WinActorを利用して、日々の日常業務を自動化する手法を解説した書籍です。
本書を利用すれば、WinActorを利用した自動化処理を効率よく実践できます。
【本書の自動化処理の一例】
・ブラウザ(Google Chrome)操作を簡単に自動化する
・フィルタをかけてExcelシートを分割する
【本書のポイント】
・WinActorを利用して業務を自動化する手法に注力
・節末で項目同士を参照させているのでより理解が深まる
・開発手法を試すことができるサンプル付き
【本書のバージョン】
WinActor 7.2.0
【本書の対象読者】
・「プログラミング未経験でWinActorに触れるのが初めて」という初心者の方から
「日常業務でExcelマクロ等を記述しているが、システム開発は未経験」といったITの中級レベルの方まで。
・WinActorを導入する予定、または導入済で、WinActorを扱える環境にある方。
【著者】
株式会社完全自動化研究所
小佐井 宏之(こさい・ひろゆき)
福岡県出身。京都工芸繊維大学同大学院修士課程修了。
まだPCが珍しかった中学の頃、プログラミングを独習。
みんなが自由で豊かに暮らす未来を確信していた。あれから30年。
逆に多くの人がPCに時間を奪われている現状はナンセンスだと感じる。
業務完全自動化の恩恵を多くの人に届け、無意味なPC作業から解放し
日本を元気にしたい。株式会社完全自動化研究所 代表取締役社長。
操作手順を番号でわかりやすく解説。プログラム未経験でWinActorにはじめて触れる方でもすぐに実践できます。
「間違った動きをする」「成功したり失敗したり不安定」など、思い通りに動作しない時に試すべき操作や調べ方について解説しています。
サンプルデータをダウンロード提供しているので、実際に手を動かして試すことができます。
CHAPTER 1 WinActorの概要を理解する
1.1 RPAって何?
1.2 WinActorについて知ろう
1.3 WinActorの画面を理解しよう
1.4 WinActorの機能を簡単に理解しよう
1.5 はじめてのシナリオを作って実行しよう
CHAPTER 2 押さえておくべき5つの知識と基本操作
2.1 最初にやってしまいがちな3つの過ち
2.2 ノードとライブラリを理解しよう
2.3 変数を理解しよう
2.4 制御フローは非常に大事
2.5 信頼性の高いシナリオを効率的に作成する
CHAPTER 3 超高速化!デスクトップの自動化のテクニック5選
3.1 デスクトップ作業を自動的に記録する
3.2 画像認識で自動化を行うテクニック
3.3 ファイル操作を極める
3.4 日付時間の操作を極める
3.5 不定期に出現する現象に対応する
CHAPTER 4 ブラウザを使う業務を効率化する5つのテクニック
4.1 ブラウザ(IE)操作を簡単に自動化する
4.2 ブラウザ(Chrome)操作を簡単に自動化する
4.3 Web画面上の表のデータを読み取って出力する
4.4 ウェブサイトからファイルをダウンロードする
4.5 ボタンをクリックしてデータをダウンロードする
CHAPTER 5 業務成果に直結するExcel操作10の技
5.1 CSVファイルを読み込んでExcelで保存する
5.2 データとマスタを結合して帳票を作成する
5.3 フィルタをかけてExcelシートを分割する
5.4 複数のExcelファイルデータを一覧表に転記する
5.5 Excelデータを集計・加工する
5.6 表に書式を付けて帳票を加工し保存する
5.7 Excelからデータを読み取ってWebシステムに入力する
5.8 Webシステムからデータを読み取ってExcelに転記する
5.9 引数付きのExcelマクロを実行する
5.10 データベースの値をExcelに出力する
CHAPTER 6 今日から使える!メール業務を自動化する5つのテクニック
6.1 帳票をメールで送信する
6.2 Excelの送信リストと連携してメールを送信する
6.3 特定のファイルを特定のメールアドレスに送信する
6.4 メールを受信し本文から情報を読み取る
6.5 添付ファイルの件数をチェックしダウンロードする
CHAPTER 7 思い通りに動かない時に読むチャプター
7.1 思い通りにクリックや文字入力ができない
7.2 デバッグテクニックを覚えよう
7.3 ログを収集してデバッグに活かす
7.4 思い切ってエラーを受け入れる
7.5 思い通りにいかないときの調べ方
CHAPTER 8 1つ上のシナリオを開発する
8.1 失敗する可能性のある処理をリトライ実行する
8.2 対話形式で業務を進める
8.3 シナリオを連続して実行する
8.4 設定情報を別ファイルに保存する
8.5 シナリオを部品化して再利用する
CHAPTER 9 超実践的!業務で使える5つのパターン
9.1 WebシステムからのCSVダウンロードプロセス
9.2 Excelマクロを利用した集計表作成プロセス
9.3 商品マスタのシステム登録プロセス
9.4 メールからの予算書ダウンロードプロセス
9.5 予算書の一覧表転記プロセス
APPENDIX WinActorを強力にサポートするサービスを紹介
AP1 WinActor Cast on Call
AP2 WinActor Manager on Cloud
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 211 下から8~9行目(「値⇒担当者一覧」を「値⇒担当一覧」に変更) |
未 | 未 |
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2024.03.15 |