kanata 著
プレゼンテーションには人間の心理的な性質を利用した、
相手を意図的に誘導するための手法が隠されていることがあります。
本書ではこのような要注意のプレゼン手法や表現である、
「ダマすプレゼン」のしくみとその見破り方について、
プレゼンを見る・聞く側の視点から解説します。
スライド資料、図表やグラフ、話し方、全体の構成など、
プレゼンのどの部分に相手をあざむく手法や、
ミスリードが隠されているのかをひも解きます。
【本書で取り上げるダマす手法】
●歪んだ3Dグラフ
●切り取られた写真
●質問をかわすフレーズ
●承諾を取り付けるための話術
●不自然な数値の切り上げ/切り下げ
●特定の事実に注目させないストーリー構成……など
これらの見破り方を知りたいという方はもちろん、
プレゼンを見る・聞く機会の多い社会人や学生の方におすすめの1冊です。
本書を読むことで、ダマされないために注意すべきポイントを理解し、
プレゼンを冷静かつ正確に解釈する力を身につけましょう!
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(翔泳社)
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とある内科医 さん
2021-09-18
図書館より、パラパラ眺めて。 医学界では診断エラー研究という文脈で、認知バイアスについて語られる機会が多く、医師としても馴染み深い内容。 本当にざっと、だけ。
masabox さん
2021-10-25
プレゼンの資料作成だけではなく、その人が感じる錯覚を利用する話術や、そもそもの詐欺的な状況の発生原因とプレゼン指南書よりもどうしてもなバイアス的な大枠を含めた話。最終的にまたプレゼンに戻りまして、そこを考えて活かせる部分を考えるというのは、小手先だけの装飾テクニックだけでなく、作るときも読むときも役立つ指南書になっています。
Noriko Washio (Hattori) さん
2021-07-17
本書は、タイトルのとおり「ダマすプレゼン」について書かれたもの。 プレゼンターが仕組んだ、だますための資料、だますための話術。 なぜ人はそれにだまされてしまうのか、 人間の心理現象まで踏み込んで解説しています。 だます/だまされる話が後を絶たない現代。 だましの手口を見破る知恵を身につけられます。 また、プレゼンをする立場の人にとっては、 どうしたら相手の理解を得られるか、 信頼を得るプレゼンを行うためのヒントを得られます。 プレゼンを受ける側、する側の双方の教科書になる本です。