齋藤 真由 著
・いつもの食事が食べにくそう
・食べる量が減ってきた
・食べ終えるまでに時間がかかる
・むせることが増えて誤嚥が心配
・歯磨きなどのセルフケアが難しくなってきた…etc.
「口から食べること」は心身の健康や生活の質にも直結するので、
できるだけ美味しく・楽しく食べてほしい。
とはいえ、食事の用意や介助、お口のケアを手厚く行うのは負担が大きい。
本書では、栄養士資格も持つ歯科医師の著者が、
長年の摂食嚥下診療や口腔ケア指導、家庭や施設への訪問診療の経験をもとに、
「食べる力」をキープするために知っておきたいことを、
イラストとともにわかりやすく解説します。
食事場面での困り事への対応、誤嚥予防のポイント、
家庭でできる口腔ケア、入れ歯についての疑問や、訪問歯科の利用など、
「介護される人」だけでなく「介護する人」の実情もふまえたノウハウや考え方を提案します。
■目次
●第1章:「食べる楽しみ」を維持するために知っておきたいこと
●第2章:食事中のこんな「困った」ありませんか?
●第3章:食事の「困った」は姿勢で改善できる
●第4章:家庭でどこまでできる? 現実的な口腔ケア
●第5章:噛む・飲み込む力を高めて病気予防
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(翔泳社)
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 奥付 発行年 |
2刷 | 済 |
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2022.02.09 |
Twakiz さん
2022-03-13
一昔前なら食べられなくなったら寿命・・であったのだけど今はそうはいかない.20年前に比べて「食べられなければ胃ろう」的な画一的対応は減ったと感じるがそれでも救急車で運ばれる高齢者は急病がなおったあとみな「食べられない」ので「ではどうするか?」を救急病院で考えている.何とかならないかな.この本は食べる力の弱った高齢者のケアの工夫の本.わかりやすく秀逸.おせんべりの「パリっ」が分かるのは歯根膜の役割で,歯がないと義歯入れても分からないの知らなかった.おいしく食べて幸せに生きる,それだけのことがなぜか難しい.