中島 亮太郎 著
本書は行動経済学の本ですが、むずかしい専門書ではありません。
本書のテーマは「行動経済学をビジネスデザインに活用すること」です。
行動経済学の理論を知るだけでなく、
新しいサービスやプロダクトの開発に活用することが目的です。
商品サービスとユーザーとの関係に
行動経済学の理論を活用するためのアイデアを、
デザイナー視点でわかりやすく図解していきます。
〈本書の特徴〉
●個別の理論ではなく全体構成で仕組みを理解できる
●図で多く用いることで理論がパッと見てわかる
●社会心理学やデザインなどの観点も織り交ぜている
●商品やサービスなどへの活用方法に言及している
●実際のビジネスを想像しながら読むことで楽しく学べる
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
(翔泳社)
行動経済学の全体像としての「フレーム」を解説します。商品やサービスに関わるビジネスとユーザーとの関係を、図を用いて整理してします。人と機械の違いを対比的に見ていくことで、人は何に影響を受けて、どう行動につながるかを探っていきます。
人を起点に大きく8つに傾向を分類して、行動経済学・社会心理学・デザインなどの理論に基づく39の「バイアス」を取り上げます。全体像と個々の理論の関係性がわかるように整理して、なぜ人はバイアスを受けるのか、どのような活用方法が考えられるかを解説します。
デザインの観点に立った実践方法を紹介します。行動経済学を活用する「ナッジ」の考え方をもとに、ユーザーの行動を変えるアプローチの種類や、実際の商品やサービスなどに適用するための方法を解説します。
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。
刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
書籍の種類:
書籍の刷数:
本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1刷 | 214 「デザイン5. スペックにはない効能を伝える」3行目 |
未 | 未 |
|
2024.05.15 | ||||||
1刷 | 230 参考文献35の2行目 |
5刷 | 済 |
|
2022.03.11 |
thinking_sketch_book さん
2021-11-14
★★★☆☆ 人は情報インプットの際に「バイアス」があり「ナッジ」に促されて行動するなど、行動経済学のポイントがよく纏まっていてありがたい一冊です 行動経済学の難しさは実務への適用で、まとめてくれたポイントを実務に落とし込むのが難しい 実際使いこなすには頭の体操的にもう少し練習が必要です
カエル子 さん
2022-01-31
ユーザーリサーチの文脈で参考になることも書いてあるかな~と期待して読んでみましたが、しっかりデザイナー向けの本でした。ユーザーリサーチをすることは随所で推奨していますが、そのときに認知バイアスを気にしてどうこういう話は少ない。人の認知バイアスを悪用してはならん!という注意がちょいちょい出てきて、まともなデザイナーさんであることがわかる。そして、巻末の参考文献リストがかなり良い。ユーザーのことを理解してからものづくりしたいよねっていう人は読んでおいて損はないと思います。
ゼロ投資大学 さん
2021-11-19
行動経済学をいかに活用してビジネスをデザインしていくかについて解説されている。人間とビジネスの認知と行動にはギャップがあり、そこをいかに埋めていくかで優れたビジネスモデルを構築することができる。消費者が購買する際の意思決定に何が影響を与えるかについても行動経済学の観点から指針を与えてくれている。