VALTES ADVANCED TECHNOLOGY INC. 高木 陽平 著
ソフトウェアエンジニアリングやテクノロジーは日々進歩していますが、まだまだバグ0の実現には至っていません。
しかし、バグ0は難しいとしても、"プロセス"によりバグの少ないソフトウェア開発の実現は可能です。
「テストプロセス改善」を実施する際、最も困るのが、テストプロセス改善に関するまとまった情報が少ないことです。
そこで本書は、「テストプロセス改善」をするときに欲しい3つの情報をわかりやすく紹介しています。
テストプロセス改善がなぜバグの削減につながるのでしょうか。
テストプロセス改善のメリットと課題はどのようなものでしょうか。
どのようにテストプロセス改善を実施すればよいのでしょうか。
CodeZineで好評いただいた連載を再編し、最新情報を加筆してお届けします。
【著者紹介】
高木 陽平
東京理科大学大学院 技術経営修士(MOT)卒業。バルテスのフィリピン子会社であるVALTES ADVANCED TECHNOLOGY INC.の取締役。
今まで、多数のソフトウェアテストやテストプロセス改善の業務に従事。大学でソフトウェア工学の研究室に入り、プロセス改善を研究。
そのこともあり、CMMI レベル5の会社の内部監査員となる。
その後、ITコンサルタントとして、車載系の会社のCMMI 導入のコンサルティングでレベル3達成に貢献したり、
大手電機メーカーや金融系の事業会社へTPI Next 導入のコンサルテーションをしたり、
TPI NEXTの解説本「TPI NEXT ビジネス主導のテストプロセス改善」の翻訳者 薮田和夫氏、湯本剛氏、皆川義孝氏との勉強会に参加したり、
テストプロセス改善の知見および経験を深める。
2019年に、Stuart Reid博士が開発したISO29119(ソフトウェアテスト規格)トレーニングのトレーナー用トレーニングを、
Stuart Reid博士本人より教わり、日本人初のISO 29119トレーニングトレーナーとなる。
ISO 29119 Certified Tester、JSTQB初の完全上級テスト技術者(テストマネージャ、テストアナリスト、テクニカルテストアナリスト)の資格を保有。
訳書に、「ISO/IEC/IEEE 29119 ソフトウェアテスト規格の教科書」(バルテス株式会社、共訳)がある。
前書き
第1章 「バグをなくせ」と言われたら?テストプロセス改善でバグを削減しよう【基礎知識編】
第2章 テストプロセス改善にはどんなメリットが?課題を低減するためのヒントを伝授【予備知識編】
第3章 93件あった市場バグが10件に!テストプロセス改善【実践編】
あとがき
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