図解まるわかり 電気自動車のしくみ(川辺 謙一)|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 書籍 >
  3. 図解まるわかり 電気自動車のしくみ

図解まるわかり 電気自動車のしくみ


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798176031
定価:
1,848(本体1,680円+税10%)
仕様:
A5・208ページ
カテゴリ:
電気・建築
キーワード:
#理工,#理工資格,#資格その他,#スキルアップ
シリーズ:
図解まるわかり
紙の書籍

究極の「エコカー」
電気自動車の基本をぜんぶ図解

【本書のポイント】
・解説とイラストがセットで理解しやすい!
・動くしくみや、普及に向けた課題などを機械・電気・化学の観点から整理!
・電動自動車の仲間であるハイブリッド自動車やプラグイン・ハイブリッド自動車、燃料電池自動車にも触れており、電動自動車全体の状況を把握できる
・技術関連の項目も全部図解。理系でも文系でもわかりやすい!
・今後起こる「モビリティ革命」と呼ばれる交通の大きな変化を把握するだけでなく、社会におけるエネルギーのあり方や、今世界が実現を目指している持続可能な社会を考えることにもつながる!

【こんな方におすすめ】
・電気自動車の基本を幅広く知りたい人
・電気自動車の構造や歴史を知りたい人
・電気自動車の増加が地球環境に与える影響について知りたい人

【内容紹介】
技術のしくみをわかりやすく解説することでおなじみの「図解まるわかり」シリーズの工学系分野第2弾!
第2弾は、「モビリティ革命」でも注目を集める「電気自動車」のしくみを解説します。

電気自動車は、走行中に環境に負荷をかける物質を排出しません。
このため、究極の「エコカー」の一種として扱われ、環境問題を解決する自動車として注目されてきました。
それゆえ現在は、世界全体で電気自動車の販売台数が急速な勢いで増え続けています。
本書では、このような電気自動車の動くしくみや、普及に向けた課題などを整理して解説しています。
また、電動自動車の仲間として、ハイブリッド自動車やプラグイン・ハイブリッド自動車、燃料電池自動車についても触れ、電動自動車全体の状況を把握できるようにしました。

見開きで1つのテーマを取り上げているので、最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、 気になるテーマやキーワードに注目しながら読むなど、状況に合わせて活用してください。

【目次】
第1章 電気自動車に乗る~運転してわかる長所と短所~
第2章 電気自動車の構造と仲間~パワートレインの違いで理解する~
第3章 電気自動車の歴史~3つのブームを経て飛躍的発展~
第4章 電池と電源システム~走りを支えるエネルギー源~
第5章 動力源としてのモーター~モーターの種類と構造~
第6章 走りの制御~「動く」「止まる」のコントロール~
第7章 走りを支えるインフラ~充電スタンドと水素ステーション~
第8章 電気自動車と環境~どれくらい「エコ」なのか?~
第9章 これからの電気自動車~未来への展望~

画像01
画像02
画像03

見開き1テーマでわかりやすい!

この1冊で、電気自動車の動くしくみや、普及に向けた課題、電動自動車の仲間であるハイブリッド自動車やプラグイン・ハイブリッド自動車、燃料電池自動車にも触れており、電動自動車全体の状況を把握できます。(※紙の書籍と電子書籍でレイアウトが異なります)

画像04

図解が豊富でイメージしやすい!

解説とイラストがセットなので、文字だけでは想像しにくい技術関連についてもスッと頭に入ります。

画像05

キーワードから調べやすい!

体系的な学習はもちろん、知りたい項目を探して効率よく読むこともできます。

第1章 電気自動車に乗る~運転してわかる長所と短所~
1-1 エコカーとしての電気自動車
1-2 ガソリン自動車と比べる
1-3 走る(1)  電気自動車を運転する
1-4 走る(2)  滑らかな加速
1-5 走る(3)  優れた操縦性と静粛性
1-6 走る(4)  発電しながら減速
1-7 走る(5)  どれだけ走り続けられるか?
1-8 充電(1)  電気自動車を充電する
1-9 充電(2)  自宅で普通充電する
1-10 充電(3) 外出先で充電スタンドを探す
1-11 充電(4) 外出先で急速充電する
1-12 使ってわかる長所と短所

第2章 電気自動車の構造と仲間~パワートレインの違いで理解する~
2-1 電気自動車の基本構造
2-2 電気自動車の種類
2-3 種類による構造の違い
2-4 電動自動車の共通点
2-5 ハイブリッド自動車(1) 動力伝達方式
2-6 ハイブリッド自動車(2) シリーズ方式とパラレル方式
2-7 ハイブリッド自動車(3) シリーズ・パラレル方式
2-8 ハイブリッド自動車(4) スプリット方式
2-9 電気自動車と変化する市場の状況
2-10 充電ができるプラグイン・ハイブリッド自動車
2-11 水素で走る燃料電池自動車
2-12 小回りが利く超小型モビリティ

第3章 電気自動車の歴史~3つのブームを経て飛躍的発展~
3-1 ガソリン自動車よりも古い歴史
3-2 電気自動車の第1次ブーム
3-3 石油革命と自動車の大衆化
3-4 日本特有の電気自動車ブーム
3-5 電気自動車の第2次ブーム
3-6 燃料電池自動車の開発
3-7 ハイブリッド自動車の量産化
3-8 電気自動車の第3次ブーム
3-9 環境問題への関心の高まり
3-10 増え続ける電気自動車

第4章 電池と電源システム~走りを支えるエネルギー源~
4-1 電池とは何か?
4-2 電動自動車で求められる電池
4-3 駆動用バッテリーと補機用バッテリー
4-4 車載電池の種類(1) 二次電池の元祖である鉛蓄電池
4-5 車載電池の種類(2) エネルギー密度が高いニッケル水素電池
4-6 車載電池の種類(3) 大容量化を可能にしたリチウムイオン電池
4-7 車載電池の種類(4) 燃料で発電する燃料電池
4-8 車載電池の種類(5) 光で発電する太陽電池
4-9 車載電池の種類(6) 電気の出し入れが素早い電気二重層キャパシタ
4-10 電池の安全を守るバッテリーマネジメントシステム

第5章 動力源としてのモーター~モーターの種類と構造~
5-1 モーターとは何か?
5-2 電動自動車に求められるモーター
5-3 モーターを知る(1) モーターと電気の種類
5-4 モーターを知る(2) 制御が容易な直流モーター
5-5 モーターを知る(3) 保守が容易な交流モーター
5-6 駆動用モーター(1) 電車で多用されている誘導モーター
5-7 駆動用モーター(2) 自動車で多用されている同期モータ
5-8 駆動用モータ(3) 車輪を直接回すインホイルモーター

第6章 走りの制御~「動く」「止まる」のコントロール~
6-1 走りをコントロールする制御技術
6-2 モーター制御の肝となるパワー半導体
6-3 電力変換のしくみ(1) 直流の電圧を変える
6-4 電力変換のしくみ(2) 直接を三相交流に変換する
6-5 高速でオン・オフするパワー半導体
6-6 走る(1) スムーズな発進と加速
6-7 走る(2) インバーターによるモーターの制御
6-8 止まる(1) ブレーキの種類
6-9 止まる(2) ブレーキの協調

第7章 走りを支えるインフラ~充電スタンドと水素ステーション~
7-1 電動自動車を支えるインフラ
7-2 電力の供給(1) 普通充電と急速充電
7-3 電力の供給(2) なぜ短い時間で充電できないのか?
7-4 電力の供給(3) プラグ充電の規格
7-5 電力の供給(4) パンタグラフ集電
7-6 電力の供給(5) 非接触充電
7-7 電力の供給(6) V2HとV2G
7-8 水素の供給(1) 水素ステーション
7-9 水素の供給(2) 水素社会との連携

第8章 電気自動車と環境~どれくらい「エコ」なのか?~
8-1 電気自動車は本当にエコなのか?
8-2 見えない場所で出すCO2
8-3 環境性能をトータルで評価する
8-4 再生可能エネルギーの活用
8-5 ITとスマートグリッド
8-6 水素を活用する水素社会
8-7 駆動用バッテリーのリユースとリサイクル

第9章 これからの電気自動車~未来への展望~
9-1 電気自動車の進化(1) 駆動用バッテリー
9-2 電気自動車の進化(2) 「曲がる」動き
9-3 EVシフトと課題(1) 充電インフラと電力の不足
9-4 EVシフトと課題(2) 自動車産業への影響
9-5 モビリティ革命への対応
9-6 自働車業界が目指す「CASE」
9-7 公共交通との共生と「MaaS」

会員特典はこちら

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
この商品の「よくある質問」はありません。

ご購入いただいた書籍の種類を選択してください。

書籍の刷数を選択してください。

刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。

現在表示されている正誤表の対象書籍

書籍の種類:

書籍の刷数:

本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。

対象の書籍は正誤表がありません。

最終更新日:2024年07月08日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 068
「20世紀初頭に実在したハイブリッド自動車」内の1~3段落
※1~3段落を以下に差し替え  1898年には、オーストリア人のフェルディナイト・ポルシェが「P1」と呼ばれる電気自動車を開発しました。これは、外観が馬車に似た乗用車でした。  1899年には、ベルギー人のカミーユ・ジェナッツィが「ジャメ・コンタント」と呼ばれる電気自動車を開発しました(図3-3)。これは、流線型のボディを採用した乗用車で、走行試験で105.9kmを記録し、自動車史上初めて100km/hを突破しました。  1900年には、先ほど紹介したポルシェが「ローナー・ポルシェ・ミクステ」と呼ばれるシリーズ方式のハイブリッド自動車を開発しました(図3-4)。これは、インホイールモーター(車輪に内蔵したモーター)で駆動する乗用車であり、航続距離を延ばすためにガソリンエンジンで動く発電機を搭載していました。
2024.07.03
1刷 069
2つの図版
「図3-3」を「図3-4」に、「図3-4」を「図3-3」にして位置を入れ替え
2024.07.03
1刷 069
図3-3タイトル
フェルデナイト
フェルディナイト
2024.07.03
1刷 069
「図3-3」タイトル
ローナー・ポルシェ
ローナー・ポルシェ・ミクステ
2024.07.03
1刷 098
下から2行目
2刷
析出した金属によって双方の電極が
双方の電極が接触して
2023.06.28
1刷 099
図4-12
2刷
正極端子
正極端子(安全弁内蔵)
2023.06.28
1刷 101
図4-14
2刷
4H+ + 4e- + O2 →H2O
4H+ + 4e- + O2 →2H2O
2023.11.22
1刷 133
図6-5
2刷
電圧の平均値(実行値)
電圧の平均値(実値)
2023.07.03
1刷 173
図8-6出典
2刷
IEA Global EV Outlook 2022
「連載『カーボンニュートラルの実像 JAMAデータベースから(7)クルマのライフサイクルCO2』 日刊自動車新聞電子版 2021年6月25日付 URL:https://www.netdenjd.com/articles/-/251732
2023.09.25
1刷 189
図9-6 中国・重慶市の充電スタンド
誤ってp86と同じ写真を掲載しております。申し訳ございません。
2024.07.08