増岡 著
「背景なし」「スタンダードな構図」「シンプルなキャラクターデザイン、モチーフ」だとしても、“厚塗り”の手法で色を塗ると、イラストの完成度が格段に上がります。
色をたくさん重ねる“厚塗り”を習得すれば、質感や温度感、リアルな空気感をまとった魅力的なイラストが描けるようになります。
▼この本で学べることの例
・色の特徴(色によって変わる印象、心理的効果)
・光と影の種類、特徴
・ライティング(明暗)を決める際の考え方
・チグハグにならない色選びのルール
・男女キャラの塗り分け、骨格の特徴
・ニュアンスのあるキャラクターの各パーツの塗り方(手、瞳、髪の毛 etc.)
・質感を感じさせる塗り方(ガラス瓶、透明な液体)
▼こんな方におすすめです
「個性的なキャラクターデザイン、奇抜な構図で絵を描くのが苦手」
「カラーイラストで色を選ぶ時にチグハグになってしまう」
「男女キャラの塗り分けのルールを知りたい」
「肌や髪の毛、金属モチーフなどの質感表現を知りたい」
▼目次(抜粋)
Introduction 厚塗りの特徴
Chapter 1 色の基礎知識
Chapter 2 簡単なモチーフの厚塗り
Chapter 3 キャラクターの厚塗り 男女キャラの塗り分け
Chapter 4 「手の演出」でキャラクターを魅せる 厚塗りイラストメイキング
▼著者
増岡
創作活動のテーマは停滞とあがき。手の描写が得意。手を使った表現やシンプルなモチーフで感情や情感を伝えることを意識している。神戸市外国語大学卒。これまでに、京都芸術大学通信教育部イラストレーションコース非常勤講師、CLASS101デジタルイラスト講師、WEGO放課後アート部第四回SNSアートコンテストゲスト講師(兼ビジュアルイラスト)等を務める。『ILLUSTRATION 2023』(小社刊)掲載。
Introduction 厚塗りの特徴
1 厚塗りとは
2 作業環境紹介
Chapter 1 色の基礎知識
1 色をフラットにとらえる
2 色相、彩度、明度
3 光と影の作用
4 実際の色と脳の錯覚(光の特性)
5 色彩の心理的効果
Chapter 2 簡単なモチーフの厚塗り
1 さまざまな色を含むモチーフの厚塗り
2 使用ツールの設定
3 [下絵]線画と塗り分け
4 [下塗り]明部・暗部の情報の追加
5 [本塗り]色をなじませ整える
6 [仕上げ]雰囲気を追加する
7 入り組んだモチーフの厚塗り
8 [下塗り]暗部を塗り込む
9 [本塗り]周囲の環境を意識した塗り
10 [仕上げ]彩度を整える
Chapter 3 キャラクターの厚塗り 男女キャラの塗り分け
1 ラフを描く
2 線画を描く
3 絵全体がまとまる色選び
4 明暗を設計する
5 男女の頭部の立体感をとらえる
6 立体感を与える塗り方のルール
7 人物に魅力を与える肌の塗り方
8 顔の塗り
9 目の塗り(目元、瞳)
10 唇の塗り(口元、唇)
11 首の塗り
12 髪の塗り
13 手と腕の塗り
14 服の塗り
15 小物の塗り(ボタン、歯ブラシ)
16 立体感を出すための最終加工
Chapter 4 「手の演出」でキャラクターを魅せる 厚塗りイラストメイキング
1 しぐさにこだわったラフ作り
2 ライティングを決める
3 手の形を決める
4 各パーツのベースの色を決める
5 血管や筋肉を考慮した手の着彩
6 手元の陰影とディテール
7 透明な物を持つ手を描く
8 金属の質感表現(指輪とピアス)
9 透明な物の質感表現(香水瓶)
10 空気感を出す仕上げ
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 017 本文1行目 |
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2023.10.31 |