成塚 歩 著
この本は、「ITファイナンスの高度化」の方法論であり、フレームワークとしての「TBM(Technology Business Management)」の国内初めての解説書。
CIOや企業のIT導入やデジタル戦略の策定を行う担当者が、IT投資を投資効果や事業価値をどう高めるか、会計と経営の指標の中でどう考えるかの方法を解説します。
・IT投資の優先順位付けを改善する
・ビジネスに必要なITコストを最適化し、変革のための取り組みを加速する
・ITの支出や効果について、最適な形で可視化し、意思決定を迅速化する
・社内外のビジネスパートナーやステークホルダーと共通認識をもって議論を行なう
著者は日本マイクロソフトを経て、現在Apptio日本法人の社長。TBMを実践した富士通、資生堂のリーダーとの対談により実践的なポイントも紹介します。
第1部 TBMとは何か IT投資の課題とそのソリューション
第1章 ITファイナンスマネジメント IT 導入をめぐる「分断」という課題を解決する
第2章 TBMの歴史と概要 TBM という方法論とTBM カウンシルが生まれた背景
Column…TBMカウンシルジャパン
第2部 TBMの詳細
第3章 TBMの全体像
第4章 TBMフレームワーク
Column…Apptioの代表的なコスト最適化シナリオ
第5章 TBMタクソノミー
第7章 TBMメトリクス
第8章 TBMシステムとApptio
Column…配賦ロジックを高める3ステップ
第3部 対談編 TBMの導入企業の事例に学ぶ
第9章 実践者と語るTBM活用
富士通のDXの現在地とTBMをめぐって
資生堂「IT」×「ファイナンス」を共通言語でつなぎ、変革する
第4部 日本企業への貢献とビジョン
──Apptio、そして多くのリーダーとの出会い
第10章 マイクロソフト、そしてApptioとの出会いで学んだもの
おわりに
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