絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み(市川 正美 大岩 尚宏 島本 裕志 武内 覚 田中 隆久 丸山 翔平)|翔泳社の本
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絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み







形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798177847
定価:
3,058(本体2,780円+税10%)
仕様:
A5・336ページ
シリーズ:
絵で見てわかる
紙の書籍

ハードとソフトの世界をつなぐ
OSの根幹となる仕組みを理解しよう

OSにおいて、カーネルとはその名のとおり「核」となるコンポーネントであり、記憶領域やファイルシステムの管理、プロセス制御、スケジューリング、ネットワーキングなど、ハードウェア制御に関わる幅広い機能を担っています。

Webやエンタープライズ、組み込みに至るまで、世界中のあらゆるところで、Linuxを基本OSとするシステムが稼働しています。Linuxはオープンソースソフトウェアであり、誰でも広くアクセスできることがその発展を支える特徴の1つといえるでしょう。しかし、その土台となるカーネルに限ってみても、ソースコードを読み込んで理解するにはあまりにも大規模かつ複雑な存在です。そのため、Linuxカーネルの役割や仕組みを理解している人が少ないのもまた事実なのです。

ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する1冊といえるでしょう。

◆◆◆◆目次◆◆◆◆

第1章 Linuxカーネルの基本
第2章 プロセススケジューラ
第3章 メモリ管理
第4章 ファイルシステム
第5章 ブロックI/O
第6章 デバイスマッパ
第7章 LVM
第8章 ネットワーク
第9章 セキュリティ
第10章 ハイパーバイザと仮想化
第11章 コンテナ型仮想化
第12章 トラブルシューティング/デバッグ概要

画像
02

イラストが豊富で理解しやすい

複雑で難しい項目はイラストつきで解説。内容がすっきりと理解できます。

03

ワンポイント解説

押さえておきたいことを「Column」で補足解説しています。プラスαの知識が身につきます。

04

重要箇所は太字で強調

覚えておくべきキーワードは太字で強調。重要箇所がひと目でわかります。

第1章 Linuxカーネルの基本
第2章 プロセススケジューラ
第3章 メモリ管理
第4章 ファイルシステム
第5章 ブロックI/O
第6章 デバイスマッパ
第7章 LVM
第8章 ネットワーク
第9章 セキュリティ
第10章 ハイパーバイザと仮想化
第11章 コンテナ型仮想化
第12章 トラブルシューティング/デバッグ概要

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最終更新日:2025年01月14日
ページ数 内容 発生刷 書籍修正刷 電子書籍訂正 登録日
047
図3.2中吹き出し(BSS領域)
初期化を明記しておらず、0で初期化されるローカル変数とグローバル変数
初期化を明記しておらず、0で初期化される静的ローカル変数とグローバル変数
1刷 2刷 2024.11.14
047
図3.2中吹き出し(データ領域)
初期化されるローカル変数とグローバル変数。static int val=100;とした場合、valはこのデータ領域にある
初期化される静的ローカル変数とグローバル変数。static int val=100;とした場合、valはこのデータ領域にある
1刷 2刷 2024.11.14
122
リスト
0 2097152 linear /dev/loop0 0 2097152 4194304 linear /dev/loop1 0
0 2097152 linear /dev/loop0 0 2097152 2097152 linear /dev/loop1 0

リフローEPUBの場合、図6.2の下にあるグレーの枠が該当箇所になります。
1刷 2刷 2024.11.14
142
図7.4上部囲み内
左から testlv1 /dev/loop1 /dev/loop0
左から testlv1 testlv2 testlv3
1刷 2025.01.14
146
下から5行目
❶において/dev/loop1の中にあるデータが/dev/loop0か、あるいは/dev/loop1に移動させられます(図7.9)。
❶において/dev/loop1の中にあるデータが/dev/loop0か、あるいは/dev/loop2に移動させられます(図7.9)。

リフローEPUBの場合、図7.9のすぐ上の段落が該当箇所になります。
1刷 2025.01.14
228
本文2行目~4行目
また、分散ファイルシステムもサポートされていますが本書では割愛します。また、分散ファイルシステムもサポートされていますが本書では割愛します。
また、分散ファイルシステムもサポートされていますが本書では割愛します。

リフローEPUBの場合、「10.3.1 ディスクイメージフォーマット」の最後の段落が該当箇所になります。
1刷 2024.12.10
258
2つ目のリスト2行目
$$ ls -l /tmp/merged
$ ls -l /tmp/merged

リフローEPUBの場合、「11.3.2 ストレージ管理」の7つ目のグレー枠が該当箇所になります。
1刷 2024.12.10