2023年に「世界幸福度ランキング」で6年連続1位に輝いたフィンランド。ムーミンやアラビアの食器など、洗練された北欧デザインの数々。森と湖に囲まれた、おしゃれな暮らしというイメージがあります。
この本では、フィンランドに移住し暮らす著者が、外側から感じる憧れだけではない、フィンランドの実際の生活を「時間」を軸にして紹介します。一年と一日、そして一生。季節と自然に寄り添い、一人ひとりを尊重した、優しく穏やかな日々。でも言うべきことは社会に提言する。そんな暮らしが見えてきます。知っておきたい、フィンランドの社会にまつわる基礎知識や、私たちの暮らしで真似したい、取り入れたいことも掲載しています。
〈季節のフィンランド暮らしの一例〉
春/おいしい野草を見つける、カラフルな装飾と料理で祝うイースター、花粉症といえば白樺
夏/クリスマスと同じくらい大切な夏至祭、ザリガニパーティ、夏休みはサマーコテージで、開放感満載の夏の蚤の市
秋/リンゴンベリー、きのこは秋の味覚の代表格、街がデザイン一色に染まるヘルシンキ・デザイン・ウィーク
冬/「懺悔の火曜日」、アイスフィッシングは冬の人気アクティビティ、独立記念日の夜 などなど
〈一日の時間の一例〉
朝/季節ごとに変わる朝の過ごし方、朝食はコーヒーと共に、家事時間を短縮するための工夫
昼/誘い文句は「コーヒーに行こう」、おふくろの味といえば焼き菓子、落ち込んだり悩んだりしたら森へ
夜/集まるときは「誰かの家」でホームパーティー、サウナ文化はユネスコにも登録 などなど
フィンランドが好きな方はもちろん、
心地よい暮らし方を探している方にもおすすめの1冊です。
〈著者紹介〉
吉田 Öberg みのり(よしだ・おーばり・みのり)
2014年よりフィンランドのヘルシンキ在住。Sake Bar & Izakaya 経営。執筆活動も行う。趣味は森歩き、きのこ、野草、カミーノ巡礼、キャンプ、音楽、映画、詩、発酵。
PART1は「フィンランドの心地よい時間と季節の暮らし」。春なら「おいしい野草を見つける」など、季節ごとのフィンランドの暮らしを紹介します。
PART1では一年の時間だけでなく、一日の時間の暮らし方についても掲載。朝の過ごし方やホームパーティー、サウナなどフィンランドらしい生活の様子が垣間見えます。
辻本まみさんのかわいいイラストも多数掲載。誌面を眺めるだけでも心地よい一冊です。
PART2では、知っておきたい、フィンランドの社会にまつわる基礎知識も紹介しています。歴史や社会のあり方など、心地よい暮らしの背景にあることを著者の目線で切り取ります。
市民の政治参加や出産や育児に関する政策、教育やキャリア形成などなど、一人ひとりの権利と尊厳を大切にするフィンランドの社会を知ることで、日本のことも見えてきます。
PART3では、日本で暮らす私たちが真似したいフィンランドの暮らし方についてまとめました。古いものを大事にする、自然との関わりなど、今日から意識したいことを集めました。
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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2024.06.27 |