ジェロルド・J.クライスマン 原著
ハル・ストラウス 原著
白川 貴子 翻訳
アメリカで大ベストセラーとなり、日本を含め世界10か国以上で、専門家と一般の方々の両方に読まれ続けてきた『I HATE YOU DON'T LEAVE ME』(邦題『境界性人格障害のすべて』)が、大幅に加筆修正され、新たな版として発刊されました。
研究が盛んなアメリカの最新治療と豊富な臨床例を「境界性パーソナリティ障害」の専門家として著名なクライスマン医学博士がわかりやすく解説。
研究と治療の進歩から対人関係の謎を解明する、読み物としてもたいへん興味深い内容です。
【本書の特徴】
●アメリカの新しい治療法や研究の進歩がわかる
●患者やその回りの人も理解できるよう、症例と対処法を具体的に解説
●症状の大幅改善を、さまざまなケースを通して紹介
●発達障害やほかの精神疾患との関係についても解説
●診断基準を9項目にわけて紹介
●「SET-UP」コミュニケーション法が学べる
※SET=サポート(支持)、エンパシー(共感)、トルース(真実)
【対象読者と本書の使い方】
一般の方々:難解な医学や理論をわかりやすく説明しています。「境界性パーソナリティ障害」全般について知識を得て、治療・対処法をやさしく学べます。
医療関係者:執筆時点までの最新の知見や資料を収録しています。医療現場において治療が難しい病気ですが、さまざまな治療戦略が学べます。
【主な改訂点】
●DSM5による新しい診断基準の解説
●新たに使われている治療法について
●最近の研究と動向について
●時代の変化に伴う環境の変化が及ぼす影響について
●境界性パーソナリティ障害への対応のより詳しいアドバイス
●その他の人格障害との比較
●診断基準の追加
●事例研究とその具体例を追加 など
【目次】
第一章 BPDの人たちが生きる世界
第二章 カオスと空虚感
第三章 ボーダーライン症候群の原因
第四章 BPDを生みだす社会
第五章 SET-UPコミュニケーションを活用する
第六章 BPDの人たちに対応する
第七章 よりよい治療を求めて
第八章 精神療法のさまざまなアプローチ
第九章 薬物療法の科学と未来
第十章 疾病を理解して治癒へと向かう
補遺 BPD診断の代替モデル
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
(翔泳社)
境界性パーソナリティ障害を理解するための必読書として、本書の原書である【第3版】も15か国以上で刊行されています。医療現場において治療が難しい病気ですが、執筆時点までの最新の知見や資料を収録し、さまざまな治療戦略が学べます。
当事者やそのご家族など一般の方でも理解できるように、難解な医学や理論をわかりやすく説明しています。「境界性パーソナリティ障害」全般について知識を得て、治療・対処法が学べます。
付属データはこちら
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。