岸田 徹 著
「2人に1人はがんになる」とよくいわれますが、15~39歳の世代だけでみても毎年約2万人ががんを発症するとされています。
25歳のときに胎児性がんという希少がんになった著者。医療情報も大切だけど、患者側の生活情報も同じくらい大切だと考え、がん経験者の方などにインタビューしてその情報を発信するYouTube番組『がんノート』を開始。そして今回、がんノートの活動を通して聞いてきたがん経験者のリアルな生活を本書にまとめました!
■病院の先生からは治療や副作用の話しか聞けなかった
■AYA世代(15~39歳)のがん経験者の情報が少なくて困っている
■これからの人生に不安がある
■ほかの人の経験談を知りたい
などの悩みを抱える人が、ちょっと前向きになれるような1冊です。
◆目次
第1章:治療・副作用
第2章:家族・友達
第3章:仕事(就職・転職・復職・退職)
第4章:お金(保険・制度など)
第5章:恋愛・結婚
第6章:妊よう性(妊娠するための力)
第7章:容姿(アピアランス)
第8章:食事
第9章:メンタル(再発への不安など)
第10章:学生生活(学校)
◆著者
岸田徹(きしだ・とおる):NPO法人がんノート代表理事。
25歳で胎児性がんという希少がんを患い、3か月の抗がん剤治療、2度の手術を受ける。約2年後に再発し手術を受け、現在は経過観察中。『がんノート』ではいままで300人以上のがん経験者にインタビューを実施。そのほかにも、国立がん研究センターの広報企画室にも所属。がんに関する情報発信を行う傍ら、日本全国で講演や研修の講師、学校での授業(がん教育)なども行っている。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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(翔泳社)
●まずはバイトから始めた。生活を一度やりなおすことに決めた(22歳、男性)●体力づくりをしてから、時差通勤を活用しながら復帰した(28歳、女性)●いつ入院するかわからない状況でもできる仕事を探した(34歳、男性)●「お金がないと治療ができない」という気持ちしかなかった(19歳、男性)
●自立してから恋愛をしようと思っている(31歳、男性)●素敵な人に出会えた。恋愛も諦めるべきものではないなって思う(24歳、女性)●「がんのことを受け入れてくれる人」だけを肯定したくないと思っている(23歳、女性)
●ペチャンコになった自分の胸を見て「これでまだ、生きていける」と思えた(30歳、女性)●眉毛や髪の毛が抜けた。少しずつポジティブな面に目を向けるようにした(20歳、男性)●容姿への影響は全く気にならなかった。人それぞれだと感じた(42歳、女性)
●「いつの日かの死」より「いま」を意識するようにした(19歳、男性)●10年ほど闘病してきて「頑張るのをやめた」(24歳、女性)●「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」を意識している(18歳、女性)
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | 025 経験談1つ目の文章内 |
未 | 未 |
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2024.05.27 | ||||||
1刷 | 121 経験談3つ目 |
未 | 未 |
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2024.05.30 |