kanata 著
新人のITエンジニアにとって開発現場でぶつかる壁の1つが、文字だけのUI、通称「黒い画面(CLI/CUI)」でのコマンド操作です。
グラフィカルなUIに慣れ親しんだ若手のエンジニアの中には、得体のしれないCLIの操作に苦手意識や恐怖感を持っている人も多いのではないでしょうか。
本書はそんな「黒い画面が怖い!」という新人エンジニアや学習者に向けて、CLIやコマンドとの付き合い方・活用法をやさしく解説した書籍です。
・黒い画面にまつわる用語(シェル、ターミナル、端末、bash…)
・基本的なコマンドの使い方や書式
・コマンドを使った作業効率化の手法
など、エンジニアとして開発に取り組む上でおさえておきたい知識と技術を、実践例とともにわかりやすく解説しています。
コマンドプロンプトやPowerShellの基本操作にはじまり、WSLを用いたLinuxコマンドの使い方、シェルスクリプトやワンライナーといったトピックまで幅広くカバー。黒い画面と仲良くなりたいすべてのエンジニアに贈る一冊です。
※本書は動作環境としてWindowsを想定しています。あらかじめご了承ください。
【こんな方におすすめ】
・コマンドに苦手意識を感じている1年目のエンジニア
・シェルやターミナルなど、用語の意味や違いがはっきりと説明できない人
・マニュアルで指示される通りのコマンドの使い方しか知らない人
【目次】
●第1章 黒い画面とコマンド、その正体とは?
・黒い画面にまつわる用語
・どうしてCLIが必要なのか? ほか
●第2章 黒い画面をもっと使ってみよう
・コマンドでいつもの操作をやってみよう
・コマンドの使い方を知りたいときは? ほか
●第3章 Linuxコマンドの世界へ!
・Linuxとは?
・WSLを使ってみよう
・Linuxコマンドを使ってみよう ほか
●第4章 退屈なことはシェルスクリプトにやらせよう
・シェルスクリプトの作り方
・実務で役立つシェルスクリプト実例 ほか
●第5章 たった1行でできる作業効率化!
・集計や計算をしよう
・日常的なファイル操作をしよう
・実務で役立つワンライナー実例 ほか
●第6章 黒い画面ともっと仲良くなるために
・恐怖! 初見殺しの仕様
・手が滑らないように気をつけて
第1章 黒い画面とコマンド、その正体とは?
1-1 黒い画面にまつわる用語
1-2 黒い画面の正体―シェル―
1-3 どうしてCLIが必要なのか?
1-4 黒い画面を動かしてみよう―メモ帳の起動―
1-5 黒い画面を動かしてみよう―電卓の起動―
第2章 黒い画面をもっと使ってみよう
2-1 黒い画面が怖い理由
2-2 コマンドでいつもの操作をやってみよう
2-3 コマンドの使い方を知りたいときは?
第3章 Linuxコマンドの世界へ!
3-1 Linuxとは?
3-2 どうしてコマンドは統一されていないの?
3-3 異なるOS 間で同じ操作にするには?
3-4 WSLを使ってみよう
3-5 Linuxコマンドを使ってみよう
3-6 コマンドをつなぐ
3-7 grepコマンドで効率化
第4章 退屈なことはシェルスクリプトにやらせよう
4-1 シェルスクリプトの作り方
4-2 引数の使い方
4-3 デバックの仕方
4-4 うまく動かないときは
4-5 実務で役立つシェルスクリプト実例
第5章 たった1行でできる作業効率化!
5-1 集計や計算をしよう
5-2 日付や時刻の処理をしよう
5-3 日常的なファイル操作をしよう
5-4 インターネットから必要な情報を得よう
5-5 他にもある便利なテクニック
5-6 実務で役立つワンライナー実例
第6章 黒い画面ともっと仲良くなるために
6-1 恐怖! 初見殺しの仕様
6-2 手が滑らないように気をつけて
付録
・WSLが使えない場合の代替策
・同時に複数のターミナルエミュレータを扱う
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