ハイディ・M・ネック 原著
カンディダ・G・ブラッシュ 原著
パトリシア・ G ・グリーン 原著
島岡 未来子 翻訳
朝日 透 翻訳
山川 恭弘 翻訳
T-UNITE+ チーム 翻訳
島岡 未来子 監修
朝日 透 監修
山川 恭弘 監修
【内容紹介】
日本では起業家そのものが少ないことが課題になっており、その原因の1つにアントレプレナーシップ教育を受ける機会が少ないことがあげられます。
そこで、本書ではバブソン大学で実際に行われている、5つのテーマに沿った日本でも取り入れやすい演習を紹介。
すでに受講生によって身につく効果が実証されており、不確実性や曖昧性の高い状況下でも行動を起こす自信と勇気を得られるアントレプレナー的思考を身につけていくことができます。
演習は内容説明や目標に加え、細かいタイムプランや参考文献、受講者・指導者それぞれで注目すべき点などを詳細に解説。
指導や受講が初めての人でも、迷わず進められます。
また、SDGs・ジェンダー感覚のテーマやオンライン対応など、現代の環境に即したものも収録しています。
そのため、学校や企業、スタートアップ環境など様々な場所で取り入れやすい構成です。
【こんな人におすすめ】
・アントレプレナーシップ教育を行いたい指導者、経営者
・実践的で取り入れやすい方法を探している人
・アントレプレナーシップの思考や養うべきポイントを掴みきれない人
【演習例】
・『パズルと物語』オンラインでジグソーパズルを完成させる。その後、1つの単語から物語を想起し、完成させる
→【効果】マネジャー思考とアントレプレナー思考の探求
・『着席バケツ玉入れ』椅子に座ったままテニスボールをバケツに入れる
→【効果】様々な状況への対応やチームワークの取得
・『サプライチェーンのイノベーションによって生態系への影響を軽減する』新製品を考え、その製品の影響を推定する
→【効果】設計力やデザイン思考
【バブソン大学とは】
アントレプレナーシップ分野で、世界的に高い評価を得ているアメリカの大学。US News & World Report の分野別ランキングで、30年連続アントレプレナー部門でナンバーワンを記録(2023年現在)。
日本人の卒業生にトヨタ自動車の豊田章男会長やイオンの岡田元也社長がいる。
【目次】
第1章 『世界一のアントレプレナーシップ育成プログラム』へのはしがき
第2章 アントレプレナー的な指導をしているか―自己評価
第3章 「遊び」の実践演習
第4章 「共感」の実践演習
第5章 「創造」の実践演習
第6章 「実験」の実践演習
第7章 「省察」の実践演習
演習は「遊び」「共感」「創造」「実験」「省察」の5つの実践に分かれており、それぞれ異なる目的を持って取り組むことが可能です。行動志向の「遊び」「共感」「創造」「実験」の実践を、最後に「省察」が理解を助けるという、身に付けやすい流れで収録されています。
各演習は、「説明」「実施方法」「学習目標」「参考文献」「教材リスト」「事前作業」など細かく指示が別れているほか、タイムプランではタイムスケジュールと行うべきことを丁寧に解説。迷うことなく演習を進めることができます。
演習で使用しているワークシートを読者特典として提供(一部)。ダウンロードしてそのまま書き込むことができます。
第1章 『世界一のアントレプレナーシップ育成プログラム』へのはしがき
ハイディ・M・ネック、カンディダ・G・ブラッシュ、パトリシア・G・グリーン
アントレプレナーシップ教育とアントレプレナー的マインドセット
アントレプレナーシップ教育の実践・再検討
遊びの実践
共感の実践
創造の実践
実験の実践
省察の実践
アントレプレナーシップ教育の5つの実践の活用法
本書の構成
第2章 アントレプレナー的な指導をしているか―自己評価
ハイディ・M・ネック、カンディダ・G・ブラッシュ、パトリシア・G・グリーン
第3章 「遊び」の実践演習
3-1 コラボレーション・アート
3-2 バブソン航空機会社
3-3 パズルと物語
3-4 着席バケツ玉入れ
3-5 ワーズ・ウィズ・フレネミーズ
3-6 パン焼き競争的な脚本制作活動
3-7 芸術を通じて恐怖を克服する
3-8 幾何学問題
第4章 「共感」の実践演習
4-1 ある日の出来事
4-2 アイデアの創造―家庭内の問題
4-3 成功するピッチ手法
4-4 カスタマージャーニーマッピング
4-5 AEIOU法による観察
4-6 もし、私が自分自身の顧客だったら?
4-7 暗闇の中の手探り
4-8 シルビア・ウォーターストンの事例を用いた対話
4-9 投資家との交渉
4-10 ターゲット市場のバイヤーペルソナ
第5章 「創造」の実践演習
5-1 成長のための選択肢を検討する
5-2 国連の持続可能な開発目標を通じて未来を創る
5-3 リソース獲得のためのギブ&ゲット
5-4 4Hフレームワークによるピッチ
5-5 アイデアボード
5-6 お聞かせください――ニーズ特定のためのインタビュー・ロールプレイ
5-7 アントレプレナーに対する公共政策の在り方
5-8 ホットシート
第6章 「実験」の実践演習
6-1 包摂的なアントレプレナーのリーダーシップ能力としてジェンダー感覚を涵養する
6-2 ビジネスモデル・キャンバスを活用してアイデアをテストする
6-3 マインドシフト
6-4 サプライチェーンのイノベーションによって生態系への影響を軽減する
6-5 ピボットの重要性と価値――どの会社に投資するか
6-6 小さなことから試し、大きく発展させる
6-7 機会評価チェックリスト
6-8 小さなことに汗をかく
6-9 アイデアズ・イン・モーション
第7章 「省察」の実践演習
7-1 未来を思い描く
7-2 なぜあなたに投資する必要があるのか
7-3 不確実性とコーポレート・アントレプレナーシップ――TMRO(Tomorrow)フレームワーク
7-4 自省――新たなベンチャーの立ち上げにおける創設者のアイデンティティー
7-5 バブソン行動分析
7-6 「自分」という本物のブランドを設計する
7-7 組織文化デザインゲーム
7-8 5人の見知らぬ人
[付録]トピック別練習一覧
参考文献
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 178 脚注 |
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2023.12.14 | ||||
1刷 | 362 一番下、教材リスト |
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2023.12.14 | ||||
1刷 | 471 上から13・22個目、演習名 |
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2023.12.14 | ||||
1刷 | 474 下から3行目 |
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2023.12.14 |