広田 航二 著
●本書の概要
情報処理技術者試験の中でも最難関とされる「ITストラテジスト(ST)」の午後I・午後II試験の対策書です。午前I・午前II対策には『情報処理教科書 高度試験午前I・II』をご利用ください。
●本書の特徴
午後試験の通信添削の経験豊富な著者が、解答にたどり着くまでのプロセスを具体的かつ詳細に解説します。
○午後I(記述式)試験対策
・問題のマーキング法、ポイントの見つけ方などを詳細に説明
・ITストラテジストの視点を標語にして整理
・過去問演習を10問掲載(自己採点用の配点を記載)。さらに、Webで24問提供
・令和6(2024)年度試験の解答・解説をWebで提供
○午後II(論述式)試験対策
・論文の骨格を組み立て、論述するプロセスを丁寧に解説
・論文の話題や背景を「部品」として加工・分類し、使い方を具体的に提示
・過去問演習を7問掲載(自己評価のためのチェックポイントを記載)。さらに、Webで16問提供
・令和6(2024)年度試験の解答・解説をWebで提供
※2024年度から午後I・午後IIの出題範囲から組込み分野が除外されるため、組込み分野の過去問題を含みません。
※ダウンロード期限は2026年3月31日まで
●目次
第1章 午後I対策
第2章 午後I演習
第3章 午後II対策
第4章 午後II演習
第5章 受験の心得
ITストラテジストになるには
午後I(記述式)の問題文のマーキング法、読むときの観点、設問を分解する方法、キーポイントの見つけ方、キーポイントから解答を作成する方法などを詳細に説明しています。
ITストラテジストとして知っておくべきノウハウを標語にしてまとめました。午後I問題の解答を作成する際にヒントになります。
午後II(論述式)の設問を分解して論文の骨格を組み立て、論述するまでのプロセスを、思考の道筋をとばすことなく、順を追って説明しています。
午後IIの設問で要求されている事項から論文を展開していく方法を「モジュール(部品)」として整理し、使い方を具体的に提示しています。
午後Iは10問掲載。自己採点できるように、著者の推定する配点を記載しています。さらにWebで24問を提供。午後IIは7問掲載、Webで16問提供。論文評価のためのチェックシートを掲載しています。令和6年度試験の解答・解説は、Webで提供予定。 ※組込み分野の過去問題の解説を含みません(2024年度から出題範囲外となるため) ※ダウンロード期限は2026年3月31日まで
はじめに
午後試験必勝の解法フロー
本書の使い方
読者特典データのご案内
第1章 午後I対策
1.1 午後I試験の難しさとその対策
1.1.1 午後I試験はなぜ難しいか
1.1.2 午後I試験対策の基本方針
1.2 2 つの方法論:ボトムアップアプローチとトップダウンアプローチ
1.2.1 ボトムアップアプローチとは
1.2.2 トップダウンアプローチとは
1.3 過去問を2つの方法論で解いてみる
1.3.1 マーキング読みをする!
1.3.2 設問を分析する!
1.3.3 設問を解く!
1.3.4 解答の見直し(2問で15分)
1.3.5 並列関係の解法例
1.4 トップダウンアプローチ
1.4.1 対策標語とは
1.4.2 対策標語の見方
1.4.3 対策標語集
第2章 午後I演習
2.1 演習
演習1 SNS運営会社のブロックチェーンを活用したIT戦略[令和5年 春期 午後I 問1]
演習2 地域におけるスマートシティ構想[令和5年 春期 午後I 問2]
演習3 国際物流会社におけるデジタルトランスフォーメーション[令和4年 春期 午後I 問1]
演習4 製造業の情報システム戦略の策定[令和4年 春期 午後I 問2]
演習5 スーパーマーケットにおけるITを活用した事業拡大[令和4年 春期 午後I 問3]
演習6 タクシー会社におけるデジタルトランスフォーメーション[令和3年 春期 午後I 問1]
演習7 小売業の店舗販売とインターネット通信販売の融合[令和3年 春期 午後I 問2]
演習8 印刷会社の写真事業における新規ビジネスの企画[令和3年 春期 午後I 問3]
演習9 化学品メーカにおけるデジタルトランスフォーメーションの推進[令和元年 秋期 午後I 問1]
2.2 午後I問題のモヤモヤ感はどこからくるのか
2.2.1 近年の問題にもある
2.2.2 まだある悩ましげなポイント
2.2.3 なぜこのようなことになるのか
2.2.4 ヒントにならない箇条書き的なキーポイントは,何のためにある
2.2.5 これも難易度調整用の機構?
2.2.6 「モヤモヤ」感に対処する際の考え方
第3章 午後II対策
3.1 なぜ論文が書けないのか
3.1.1 午後II試験は難しい試験?
3.1.2 どうすれば論文が書けるようになるか
3.2 解答する問題を選択する
3.2.1 選択する基準を事前に決めておく
3.2.2 選択基準(1)に該当する場合<準備モジュールで選ぶ>
3.2.3 選択基準(2)に該当する場合<背景で選ぶ>
3.2.4 選択基準(3)(4)に該当する場合
3.2.5 演習では何でも対応できるようにする
3.3 論文設計書の作成(章,節の設計)
3.3.1 論文設計書の重要性
3.3.2 設問を分解する
3.3.3 設問に対応した章タイトルを決定する
3.3.4 各章の節・項タイトルを決定する
3.3.5 節や項の中の話題を決定する
3.4 論文を書く
3.4.1 第2章(設問イ)から書き始める
3.4.2 第3章(設問ウ)を書く
3.4.3 第1章(設問ア)を書く
3.4.4 最後の仕上げをする
3.4.5 書き方の注意事項
3.4.6 完成論文サンプル
3.5 キーポイントの探し方
3.5.1 キーポイントの探し方の基本
3.6 準備モジュールの適用
3.6.1 準備モジュールの体系
3.6.2 準備モジュールの一般的な適用方法
3.6.3 準備モジュールの第3章への適用方法
3.6.4 準備モジュールの第1章への適用方法
3.6.5 準備モジュールの用意のしかた
3.7 ネタの準備をしよう
3.7.1 背景の重要性
3.7.2 どのような背景が良いか
3.7.3 背景の元ネタの集め方
3.7.4 背景はコンポーネント単位で準備せよ!
DX を味方に付けよう
3.8 論文用漢字と準専門用語集
3.8.1 論文によく使う漢字と準専門用語
3.9 原稿用紙の使い方
3.10 論文を自己評価してみよう
第4章 午後II演習
演習
演習1 個別システム化計画におけるシステムリスク対応方針の立案[令和5年 春期 午後II 問2]
演習2 ITを活用した顧客満足度を向上させる新商品や新サービスの企画[令和4年 春期 午後II 問1]
演習3 基幹システムの再構築における開発の優先順位付け[令和4年 春期 午後II 問2]
演習4 デジタルトランスフォーメーションを実現するための新サービスの企画[令和3年 春期 午後II 問1]
演習5 個別システム化構想におけるステークホルダの意見調整[令和3年 春期 午後II 問2]
演習6 ディジタル技術を活用した業務プロセスによる事業課題の解決[令和元年 秋期 午後II 問1]
第5章 受験の心得
5.1 本試験前の準備期にやるべきこと
5.1.1 午後I試験のために
5.1.2 午後II試験のために
5.2 試験本番でやるべきこと
5.2.1 午後I試験の場合
5.2.2 午後II試験の場合
5.3 本試験後にやるべきこと
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刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。
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書籍の刷数:
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対象の書籍は正誤表がありません。
発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||
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1刷 | 050 下から5行目 |
未 | 未 |
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2023.10.30 | ||||
1刷 | 087 出題例の表「令和05年 問3 設問4(2)」の3行目 |
未 | 未 |
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2023.10.30 |