実務で使える メール技術の教科書 基本のしくみからプロトコル・サーバー構築・送信ドメイン認証・添付ファイル・暗号化・セキュリティ対策まで(増井 敏克)|翔泳社の本
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実務で使える メール技術の教科書 基本のしくみからプロトコル・サーバー構築・送信ドメイン認証・添付ファイル・暗号化・セキュリティ対策まで


形式:
書籍
発売日:
ISBN:
9784798183930
定価:
2,618(本体2,380円+税10%)
仕様:
A5・304ページ
カテゴリ:
ネットワーク・サーバ
キーワード:
#ネットワーク・サーバ・セキュリティ,#データ・データベース,#システム運用,#Web・アプリ開発
紙の書籍

システム管理者・開発者が知っておきたいメール技術のすべて

【本書の特徴】
・豊富な図解で、わかりづらい仕組みもよくわかる
・メール技術を軸に学ぶことで、「サーバー構築」「DNS」「セキュリティ」の仕組みが腑に落ちる
・システム開発・運用の実務で「使える」知識を網羅。1冊あれば安心!

【本書の内容】
SNSやメッセージアプリに押されている印象のメール。
しかし、ほとんどのSNSやWebサービスのアカウント作成にはメールが必要です。ビジネスシーンでは、メールで連絡をする人がまだまだたくさんいます。

つまり、システムやサービスの開発・運営において、メールはいまでも不可欠なインフラなのです。

ところが、メール技術全般について体系立てて説明された情報源は、いつの間にかほとんどなくなってしまいました。結果として実務の現場は、必要な知識だけをインターネットで調べたり、先輩に聞いたりして、「その場をしのぐ」「綱渡り状態」になっているのが実態です。

そのような状況では、システムやサービスの開発・運用に不安が残ります。障害発生などのトラブル時には、原因を特定するだけでも苦労するでしょう。加えて、近年はセキュリティの観点からもメールを軽視できません。

本書では、メール技術の歴史や、メールサーバーを構築するための手順、迷惑メールを防ぐための取り組みまで、体系的に整理して解説しています。
メールサーバーの構築をするエンジニアの方、メールマガジンの配信・管理などをしている管理者の方はもちろん、さまざまなシステムやサービスと関わる方に役立つ、いざというときに便利な1冊です。

【本書で解説している技術(一部抜粋)】
ドメイン、DNS、SMTP、POP、IMAP、
SPF、DKIM、DMARC、mbox、Maildir、
SASL、リレーホスト、レジストリ、
サーバー移行、送信メールの容量制限、
再送・輻輳、文字コード、MIME、
PPAP、開封確認、送信ドメイン認証、
ベイジアンフィルタ、APOP、
SSL/TLS、DNSSEC、
オプトイン、オプトアウト……etc.

【目次】
第1章 メールが相手に届くまで
第2章 送受信に使われるプロトコル
第3章 メールサーバーの構築とDNSの設定
第4章 ファイルの添付と HTMLメール
第5章 スパムメールを防ぐ技術
第6章 メールの暗号化と署名
第7章 メーリングリストとメールマガジン
索引

画像01

第1章 メールが相手に届くまで
1-1 メールアドレスとドメイン
1-2 メールサーバーとメールソフト(クライアント)
1-3 メールの受信者、送信者、件名、本文を指定する
1-4 通信相手を識別する
1-5 プロバイダに合わせたメールの環境設定
Exercises 練習問題

第2章 送受信に使われるプロトコル
2-1 SMTP の通信
2-2 POP の通信
2-3 IMAP の通信
2-4 受信したメールの管理
2-5 メールヘッダー
2-6 ユーザーの認証
2-7 携帯電話のプッシュ型メール
Exercises 練習問題

第3章 メールサーバーの構築とDNSの設定
3-1 メールサーバーの種類
3-2 SMTP サーバーの構築
3-3 POP サーバー、IMAP サーバーの構築
3-4 DNS を設定する
3-5 メールの容量制限、再送、輻輳
Exercises 練習問題

第4章 ファイルの添付と HTMLメール
4-1 メールの文字コード
4-2 ファイルを添付する
4-3 HTML メール
4-4 添付ファイルで考慮すべきセキュリティ
4-5 メールの開封確認
Exercises 練習問題

第5章 スパムメールを防ぐ技術
5-1 差出人の偽装による攻撃
5-2 送信者の認証による対策
5-3 メールソフトによるスパムメールの振り分け
5-4 スパムメールだと誤認されるのを避ける
Exercises 練習問題

第6章 メールの暗号化と署名
6-1 通信の暗号化
6-2 本文の暗号化
6-3 DNSSEC
Exercises 練習問題

第7章 メーリングリストとメールマガジン
7-1 メーリングリスト
7-2 メールマガジン
7-3 オプトインとオプトアウト
7-4 プログラムからのメールの送信
Exercises 練習問題
索引

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 書籍の種類:

最終更新日:2024年05月10日
ページ数 内容 発生刷 書籍修正刷 電子書籍訂正 登録日
020
1行目、脚注
1行目 なお、メールアドレスでは英字の大文字と小文字は区別されません。 脚注 「正」の内容を追加します。
1行目 なお、ほとんどの環境において、メールアドレスでは英字の大文字と小文字は区別されません※3。 脚注 ※3 RFC 5321には「ローカルパートで大文字と小文字を区別することは相互運用性を妨げ、推奨されない」と書かれている。ドメインパートについては区別されない。

上記「※3」の追加に伴い、以下の箇所の番号を繰り下げます(各ページ2箇所)。
P.020 ※3→※4
P.039 ※4→※5
P.049 ※5→※6
P.050 ※6→※7
P.057 ※7→※8

※リフローEPUBの場合、「1-1 メールアドレスとドメイン」の「■メールアドレスの役割とルール」の8つ目の段落に該当箇所があります。
1刷 2刷 2024.03.01
036
「件名の例」の下の本文 4行目
ReturnやReplay、
ReturnやReply、
1刷 2刷 2024.02.15
064
1つ目の囲み枠
telnet 192.168.1.2:25
telnet 192.168.1.2 25

同様に237ページの囲み枠の1行目も修正します。

※リフローEPUBの場合、「2-1 SMTPの通信」の「■メールの送信、転送に使われるSMTP」の最初の囲み枠が該当箇所になります。
また、「6-1 通信の暗号化」の「■ メールの経路を保護する」の最初の囲み枠の1行目も修正しました。
1刷 3刷 2024.03.22
070
1つ目の囲み枠
DATA 354 End data with . From: info@masuipeo.com To: taro@example.com Subject: Hello! This is a test mail. . 250 2.0.0 Ok: queued as 30201203A154
DATA 354 End data with . From: info@masuipeo.com To: taro@example.com Subject: Hello! This is a test mail. . 250 2.0.0 Ok: queued as 30201203A154

「Subject: Hello!」と「This is a test mail.」の間に空行を入れます。
同様に、116ページの2つ目の囲み枠にある「Subject: Hello!」と「This is a test mail.」の間にも空行を入れます。

※リフローEPUBの場合、「2-1 SMTPの通信」の「■ メールソフトを使わずにSMTP で送信する」の5つめの囲み枠が該当箇所になります。
また、「3-2 SMTPサーバーの構築」の「■ Postfix をインストールする」の12個目の囲み枠でも同様に修正しています。
1刷 3刷 2024.03.22
075
表2-5「UIDL」の処理内容
(UIDL)
(UID)
1刷 3刷 2024.03.22
129
最下段の囲み枠
example.com.  3600  IN   NS   ns1.example.com example.com.  3600  IN   NS   ns2.example.com
example.com.  3600  IN   NS   ns1.example.com. example.com.  3600  IN   NS   ns2.example.com.

※それぞれの行の末尾に「ドット」を追記しました。

※リフローEPUBの場合、表3-4の下にある囲み枠が該当箇所になります。
1刷 3刷 2024.03.25
137
見出し下から10行目
allow-query { any };
allow-query { any; };

「;」をanyの後に追加
1刷 2024.05.10
193
囲み枠内
Return-Path: taro@example.com From: taro@example.com Subject: テスト Received-SPF: pass いつもお世話になっております。
Return-Path: taro@example.com   ・   ・   ・ From: taro@example.com Subject: テスト Received-SPF: pass いつもお世話になっております。

「Return-Path: taro@example.com」と「From: taro@example.com」の間に省略を表す「・」を追記しました。

※リフローEPUBの場合、図5-5の下、2つ目の囲み枠が該当箇所になります。
1刷 3刷 2024.03.22
205
12行目、脚注
12行目 ここから先はメールソフトを使えば 脚注 「正」の内容を追加します。
12行目 ここから先はOpenDKIM※4などのソフトウェアを使えば 脚注 ※4 http://www.opendkim.org

上記「※4」の追加に伴い、以下の箇所の番号を繰り下げます(各ページ2箇所)。
P.206 ※4→※5
P.209 ※5→※6
P.216 ※7→※8

※リフロEPUBの場合、図5-13の下、6つ目の段落が該当箇所になります。
1刷 2刷 2024.03.01
207
3つ目の囲み枠の見出し
署名の作成
署名の検証

※リフローEPUBの場合、「5-2 送信者の認証による対策」の「■DKIMのしくみ」の最後の囲み枠が該当箇所になります。
1刷 3刷 2024.03.22
207
下から2行目
すべてメールソフトが処理してくれます。
すべてOpenDKIMなどのソフトウェアが処理してくれます。

2024.03.22 内容更新

※リフローEPUBの場合、「5-2 送信者の認証による対策」の「■DKIMのしくみ」の最後の段落が該当箇所になります。
1刷 2刷 2024.03.01
208
下から10行目と6行目
【下から10行目】 DKIMであればヘッダーのFromとエンベロープFrom、DKIM の署名のドメインがすべて一致することを検証することで、なりすましのメールを防ぎます。 【下から6行目】 受信側のメールサーバーは、メールのエンベロープFromのドメインのDNS サーバーで
【下から10行目】 上記の文章を削除 【下から6行目】 受信側のメールサーバーは、メールのヘッダーFromのドメインのDNSサーバーで

※リフローEPUBの場合、「5-2 送信者の認証による対策」の「■DMARCの設定」が該当箇所になります。
1刷 3刷 2024.03.22
228
Q4の回答
D
C

※リフローEPUBの場合、第5章の練習問題の解答が該当箇所になります。
1刷 2刷 2024.02.15