贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす 電子書籍|翔泳社の本
  1. ホーム >
  2. 電子書籍 >
  3. 贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす

贈与経済2.0 お金を稼がなくても生きていける世界で暮らす


形式:
電子書籍
発売日:
ISBN:
9784798184203
価格:
1,980(本体1,800円+税10%)
カテゴリ:
ビジネス入門
キーワード:
#スキルアップ,#ビジネス教養,#ビジネスIT,#人材・組織
電子書籍

「お金を稼がずに生きていける世界」なんて、ありうるのか?

「お金」さえあれば何でもできる世の中だと信じられていますが、その「経済的自由」を実現するために、人々は資本主義経済の厳しいルールの下で「勝ち続けること」を強いられています。
経済学の父、アダム・スミスは、そもそも、そうやって人々が「騙される」ことで社会のルールを守り、同時に経済を発展させる仕組みを提案したのでした。
しかし、その仕組みには、もう限界が来ています。
金融危機や気候危機など、システム全体の見直しを迫る問題に対処できないのです。
とはいえ、従来のオルタナティブには、理想に人々を縛る危険があり、代替案とされる贈与経済にも構造的な問題がありました。
そこで本書は、まったく新しい「贈与経済2.0」を提唱します。最新の技術を用い、お金を介さない新しい経済圏の実像を鮮やかに描きます。

【各界が激賞!】
■斎藤幸平氏(東京大学准教授)
哲学者が切り開く資本主義を超えた「経済2.0」に、ワクワクが止まらない!
■大澤真幸氏(社会学者)
哲学的思索と実践的配慮の総合。資本主義とは異なる経済は可能だ!
■樫田光氏(元メルカリ データ分析チーム責任者)
金に依る自由か、人の結びつきか。資本主義の矛盾を巡る思考の冒険。
■中里唯馬氏(ファッションデザイナー)
人と人との間に新たな繋がりを創り出そうと果敢に挑む筆者の眼差しは、人類未到の難題であることを忘れさせてくれる。
■星覚氏(曹洞宗禅僧)
誇張ぬきに人生で最も衝撃を受けた本の一つ。

【おもな内容】
第1章 なぜお金を稼がないと生きていけないのか――資本主義経済の構造を探る
第2章 理想の社会を作ろうとする試みはなぜ失敗し続けるのか――もうひとつの「近代社会」と戦後秩序
第3章 贈与経済はなぜそのままでオルタナティブになりえないのか――贈与経済論の再構築
第4章 これからの社会はどうあるべきか――他者との自由な関係に基づく「新しい経済」
第5章 いま、何をすればいいのか――「贈与経済2.0」の作り方
第6章 未来の社会はどのようになるのか――「近代社会」を超えて

【著者略歴】
荒谷大輔(あらや・だいすけ)
慶應義塾大学文学部教授、江戸川大学名誉教授。専門は哲学/倫理学。主な著書に『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)、『ラカンの哲学』(講談社選書メチエ)、『「経済」の哲学』(せりか書房)、『西田幾多郎:歴史の論理学』(講談社)、『使える哲学』(講談社選書メチエ)など。

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

(翔泳社)

画像01
画像02
画像03

第1章 なぜお金を稼がないと生きていけないのか

現代の私たちが生活の土台としている資本主義経済は、いつ、どのようにして生まれたのでしょうか。その構造を歴史を遡って明らかにします。

画像04

第2章 理想の社会を作ろうとする試みはなぜ失敗し続けるのか

これまでも資本主義経済を乗り越えようとする運動はたびたび起こってきましたが、ことごとく失敗に終わりました。その原因と失敗を回避するヒントを探ります。

画像05

第3章 贈与経済はなぜそのままでオルタナティブになりえないのか

贈与は人と人を結びつける機能がありますが、同時に強固な束縛を生み出してしまいます。その理由と束縛を回避する道筋を明らかにします。

画像06

第4章 これからの社会はどうあるべきか

他者との自由な関係に基づく「新しい贈与経済」の仕組みをブロックチェーン技術を用いて社会実装する方法を描きます。

画像07

第5章 いま、何をすればいいのか

東京・高円寺と石川・白峰の2地域で進行している「贈与経済2.0」のプロジェクトの実際を紹介し、そこから地域を越えてグローバル化していく具体的な道筋を見ていきます。

画像08

第6章 未来の社会はどのようになるのか

「贈与経済2.0」がグローバル化する中で人々に求められる民主主義や国家のあり方の議論の糸口を提示します。

目次の登録はありません。
本書は付属データの提供はございません。

お問い合わせ

内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。

正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。

利用許諾に関するお問い合わせ

本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。

追加情報はありません。
この商品の「よくある質問」はありません。

ご購入いただいた書籍の種類を選択してください。

書籍の刷数を選択してください。

刷数は奥付(書籍の最終ページ)に記載されています。

現在表示されている正誤表の対象書籍

書籍の種類:

書籍の刷数:

本書に誤りまたは不十分な記述がありました。下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。

対象の書籍は正誤表がありません。

最終更新日:2024年05月15日
発生刷 ページ数 書籍改訂刷 電子書籍訂正 内容 登録日
1刷 037
5行目
2刷
落ち着くというというものです
落ち着くというものです
2024.05.15
1刷 044
左から5行目
2刷
内在的要求されるべき
内在的に要求されるべき
2024.05.15
1刷 069
左から3行目
2刷
拒否する宣言した
拒否する宣言をした
2024.05.15
1刷 115
左から3行目
2刷
その「意味」が求める
その「意味」が求められる
2024.05.15
1刷 138
3行目
2刷
総量は減っても
総量が減っても
2024.05.15
1刷 168
1行目
2刷
新経済を実現するための
新経済を実装するための
2024.05.15
1刷 203
左から4行目
2刷
自分と同じ規範と
自分と同じ規範を
2024.05.15
1刷 218
5行目
2刷
検証することに外的な条件に
検証することにおいて外的な条件に
2024.05.15