杉山 卓也 著
漢方や中医学に興味を持ち独学している人は多いです。
また、身につけた知識を仕事に活かしたいけれど、その方法がわからないという人も少なくありません。
本書は、漢方薬局や中医学スクールを運営し、漢方店舗に特化したコンサルティングも行う人気漢方薬剤師の著者が、専門知識やスキルの習得、漢方専門店の仕事、漢方専門家としてのSNS活用、副業・転職・独立開業……誰も教えてくれなかった「漢方」を仕事にするためのノウハウを解説します。
漢方相談の集客に悩んでいる、SNSをうまく活用できない、顧客満足度やリピート率をアップしたいという漢方専門家にもおすすめです。
【こんな方におすすめ】
・漢方相談の仕事をしたい薬剤師や登録販売者、セラピスト
・漢方・中医学の知識を仕事に活かしたい人
・漢方薬局(薬店)で働く人や経営者
【目次】
第1章 「漢方」を仕事にできますか?
第2章 どうすれば「漢方のプロ」になれますか?
第3章 漢方専門店・専門家を続けるのは大変ですか?
第4章 漢方専門家にSNS活用は必須ですか?
第5章 漢方専門家の独立・開業は難しいですか?
【著者】
杉山卓也(すぎやま・たくや)
薬剤師/漢方アドバイザー。神奈川県座間市の「漢方のスギヤマ薬局」にて「あらゆる人生相談に乗れる漢方薬剤師」をモットーに、メンタル、子宝、子ども、ペットなど、ひとりひとりに寄り添った漢方相談を受けるかたわら、講師として年100回を超えるセミナー・講座を開催。また、漢方専門店「成城漢方たまり」、中医学や薬膳、経済学まで1年間で学べる「tamari中医学養生学院」の経営や、漢方薬局経営者向けのコンサルティングも積極的に行う。「タクヤ先生の中医学オンラインサロン」も人気を博している。
第1章 「漢方」を仕事にできますか?
・「漢方」を仕事にしている人のエピソード
CASE1:調剤薬局勤務から夢だった漢方相談薬局へ転職
CASE2:SNSで漢方薬局の求人募集を知って即応募
CASE3:中医アロマサロンを開くかたわら漢方相談業務も行う
CASE4:漢方の知識を活かして食養生や生活養生のセミナーを定期開催
CASE5:病院薬剤師から一念発起。漢方相談薬局を開店!
・ビジネス視点での「漢方」の可能性
第2章 どうすれば「漢方のプロ」になれますか?
・調剤業務の経験だけでは即戦力になれない?
・どうすれば漢方・中医学の専門家になれるのか?
・中医学と漢方医学、専門的に学ぶならどちらがおすすめ?
・漢方専門店への就職や転職は難しい?
・「漢方相談」とはどういう仕事なのか
・カウンセリングの基本スキルを身につけよう
・漢方相談に来るのは「話を聴いてほしい人」
・漢方薬の選択や改善指針に自信が持てない時はどうする?
・お客様が漢方相談に最も求めるものは?
第3章 漢方専門店・漢方専門家を続けるのは大変ですか?
・実家に帰り「さあ、これから!」ところが……
・調剤の「患者様」を、漢方薬局の「お客様」へ
・「処方箋調剤」と「漢方相談」をつなぐ方法
・胎盤製剤の売上が売上全国1位に!
・突如訪れた、薬局経営の危機!
・予約表はスカスカでも、完全予約制にすべき理由
・「何でも相談できる」より、専門分野をアピール
・無料相談はNG!「相談料」は必ずいただく
・顧客向け講習会をスタート!最初は参加者2名から
・症状が改善した後も漢方薬を使ってもらうには?
・「知識を届ける喜び」が次のステージを作る
・独立機運が高まる頃に起きた「人生を変える出来事」
・海外で得た経験から生まれたポジティブな気づき
第4章 漢方専門家にSNS 活用は必須ですか?
・Twitterを中心に出始めたSNSの効果
・顧客を増やすために意識すべきこととは
・自分やお店のファンになってもらう
・双方向のやりとりで顧客のニーズをつかむ
・自分に合ったSNSツールを選ぶ(1) ――文章系
・自分に合ったSNSツールを選ぶ(2) ――写真・動画系
・自分に合ったSNSツールを選ぶ(3) ――音声系
・SNSで何を発信すればよいのかわからない時は?
・「プライベートな情報発信」の考え方
・最も大事なのは定期的な発信の継続
・SNS活用で顧客のリピート率は上がるのか?
・思いがけず始まった中医学オンラインサロンの運営
・多くの可能性を秘めるオンラインサロン。でも、運営は難しい
第5章 漢方専門家の独立・開業は大変ですか?
・漢方店舗専門コンサルタントとして会社を設立
・個人か、法人か? 株式会社か、合同会社か?
・仕事に専念するためにも事務手続きはプロに依頼する
・オンラインサロンの企画から漢方専門店が誕生
・人気の漢方専門家が集結した新しいタイプの漢方専門店
・資金調達と広告を兼ねたクラウドファンディング
・「独立」は集客の見込みが立つかどうかで判断する
・漢方専門店を作る時に必要な手続きとは?
・店舗の立地や場所についてどう考えるか
・漢方専門店にはどのくらいの広さが必要なのか
・調剤機能の併設は、漢方薬局の経営安定につながるか?
・オンラインのみの漢方相談はできるのか?
・取り扱い漢方薬、商品(在庫)はどうすべきか
・開業にはどれくらいの資金が必要?
・集客効果の高い宣伝・広告とは?
・顧客情報や薬歴を管理する際の注意点
・漢方専門店のスキマ時間活用でオンラインスクールを開校
内容についてのお問い合わせは、正誤表、追加情報をご確認後に、お送りいただくようお願いいたします。
正誤表、追加情報に掲載されていない書籍内容へのお問い合わせや
その他書籍に関するお問い合わせは、書籍のお問い合わせフォームからお送りください。
本書の書影(表紙画像)をご利用になりたい場合は書影許諾申請フォームから申請をお願いいたします。
書影(表紙画像)以外のご利用については、こちらからお問い合わせください。