島田 安紀子 著
自由な空気に憧れて単身渡米後、NewYorkで30年以上暮らしてきた著者が、この街の魅力と暮らしのリアルをお伝えします。多くの人と関わり、忙しい日々をサバイブする中でも「自分らしさ」を大切に、日々のちょっとしたことに勇気をもらい、ニューヨーカーとして生活を楽しむ。そんな、街を愛しご機嫌な暮らしを作る工夫について、さまざまな角度から紹介します。
地下鉄の即興パフォーマンスにエネルギーをもらい、タイムズスクエアのど真ん中でヨガをして、歩きながらピザをほおばる。映画のエンドロールでは余韻に浸らないけれど、70・80代でも恋愛はもちろん、好きなことに時間を惜しまない。相手の信仰は尊重し、老若男女みんなでボランティアに励む。見知らぬ人でも困っていたらすぐ助ける。実はホタル観賞もできる。PART1・3では、そんな日本とは違う感覚や習慣を取り入れた、NY暮らしの魅力を紹介します。
PART2では、NYの歴史や気候、交通、5つの行政区(ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタテンアイランド、マンハッタン)の特徴など基本情報と、アメリカ合衆国&NYの1年の行事カレンダー、「NY生活のいろは」を掲載。マイルス・デイヴィスやニコラ・テスラなど、著名人にゆかりのストリートも紹介します。
PART4では、NYをもっと深めるために知っておきたい20のモノ・コトを掲載。タクシーやスクールバス、鉛筆など、なぜか多い「黄色いモノ」たちに、映画やドラマでよく見る「アパートの外階段」、NY市が管理する「暖房の温度」、「移民の食事を支えてきた老舗」や、オープンな「個人所有のパブリック・スペース」、「街中のアート鑑賞」や「歴史に浸れるホテル」、「スーツ+スニーカー」のコーデの発祥話から、最近人気の「サイレントディスコ」まで。マニアックでユニークなモノ・コトがたくさん!
ガイドブックではわからない、観光だけではもったいない。そんな、ニューヨークの毎日を紹介します。
〈著者紹介〉
島田 安紀子
東京出身。30歳で単身渡米後、30年以上NYに在住。セントラルパークで見たダンス・ローラースケーティングとそのサークルの自由な雰囲気に魅了され、移住。NYでは通訳、翻訳、秘書、保険会社のクレーム対応係等さまざまな職を経て、2005年、ミルクレープを世界に広めた高級ケーキ店「Lady M」に就職。米国内だけでなくインターナショナル・パートナーのビジネスにも参画し、全世界で27店舗以上を展開。最終的に副社長、チーフ・プロダクション・オフィサー(CPO)、チーフ・カルチャー・オフィサー(CCO)まで勤め上げ、2020年退職。以降はセラピストとして、NYで老若男女さまざまな背景をもつクライアントにセッションを提供。ヨガインストラクターでもある。
経済や最先端カルチャーの中心地、NY。単身渡米後30年以上暮らす著者が、「パワフルな街とともに、自分らしさを大切に毎日を楽しむ工夫」を紹介します。長年暮らしたからこそのユニークな目線で「NYを深めるモノ・コト」もご紹介。NYの歴史や生活情報など、基礎知識もコンパクトにまとめました。観光ガイドブックには載らない情報や、都会・海外暮らしに興味がある人、「自分らしい暮らし」を作りたい人におすすめです!
PART1・3では、30年以上暮らす著者ならではの目線で、この街の魅力と暮らしのリアルをお伝えします。忙しい日々をサバイブするニューヨーカーはどんなふうに生活を楽しんでいるか、衣食住さまざまな角度からご紹介します。
忙しい飼い主にかわって「犬を散歩させる仕事」の需要が高いNY。これで十分生計をたてられる人もいます。犬たちもドッグウォーカーと仲良くお散歩を楽しんでいるようです。
NY市主催のファーマーズマーケットは市内で約130か所あり、そのうち約30か所は1年中、毎日どこかで開催中。人気の「ユニオンスクエアグリーンマーケット」には、近隣のレストランのシェフたちが、シェフコートを着たまま野菜を買い込んでいく姿も。
1969年、ウエストヴィレッジのバーで起きた「ストーンウォールの反乱」、その翌年から現在も続く「ゲイ・プライド・パレード(NYCプライド・マーチ)」……。NYは歴史的に大事件があったことで、より、ゲイコミュニティやLGBTQ+の人々が自分らしく暮らせる街となりました。
マンハッタンの中心部にある巨大な公園・セントラルパーク。ピクニックやサイクリング、ビーチバレー、バードウォッチングの他、回転木馬に乗ったり屋外結婚式を挙げたり。1年中、NY市民に緑と安らぎの空間を提供しています。
NY市には約1600軒のピザ屋があり、ニューヨーカーはみんなお気に入りのピザ屋があるそう。街中や公園では、老若男女問わずピザを食べ歩く人が。オフィスでもよくシェアされています。おいしさの秘訣はNYの水道水のようです。
ニューヨークはジャズが聴こえてくる街。ヴィレッジヴァンガード、ブルーノート、バードランド、ディジーズクラブなどの有名クラブ以外にも、気軽に立ち寄れるバーやレストランも多くあります。アドリブいっぱいのジャズセッションは、相手をリスペクトしつつも「自由」が基本。その様子は、街中で人とぶつからずうまく歩くニューヨーカーを彷彿とさせます。
PART4では、NYの暮らしに根付いているものをご紹介。バス、鉛筆、タクシーなど「黄色いものたち」、コンビニのような「ボデガ」、NYのビル屋上の「ウォータータンク」、映画でも登場する「アパートの外階段」、NYで生まれた「スニーカー&スーツのコーデ」、「移民の食事を支える名店」や「歴史に浸れるホテル」、「街中のアート」まで、ユニークな目線でお届けします。
PART2では、NYの成り立ちを簡単にご紹介。人口や面積、日本との時差、気候や交通情報、生活情報(レストランのチップからNY市のクレームサービスまで)、使われている言語の多様性などにも触れています。
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