地曳 直子 著
オリーブオイルで料理を作る、椿オイルを髪に塗る、MCTオイルをドリンクに入れる、ホホバオイルでマッサージをする。こんなふうに、食用でも美容でも毎日使われている「オイル」。油(脂質)は、糖質やタンパクと共に「三大栄養素」として欠かせませんが、適正な量を、毎日摂り続けることが大切です。この本では、オイルの力を健康や美容に賢く活かすため、日々暮らしの中で続けやすいレシピを豊富にご紹介。写真やイラストで、オイルの摂り方が楽しくわかります!
PART1では、朝昼晩、様々なシーン別のオイル活用法を掲載。洗顔後のオイルのスキンケアから、朝食メニュー別のおすすめオイル、魚やナッツから摂れる油の話、腸活に良いオイル×発酵食レシピ、紫外線対策や髪・手の保湿用オイル、作り置きできるオイルふりかけや、味変を楽しむスパイスオイル、化粧直し用のオイルスプレー、癒やされるパフュームオイルや、バスタイムのアロマオイルケア、進化するオイルサプリまで、気軽に試してみたいレシピをたくさん紹介しています。
PART2では、オイルに関する基礎知識を掲載。オイルの成分、脂肪酸ごとの特徴、植物オイルの栄養、オイルの原料(種)、オイルの肌への働きなど、専門的な知識も身につきます。忙しい毎日の中でも、効率よく、バランスよく摂る方法が学べます。
PART3では、オメガ3・6・7・9系などカテゴリ別に30種類のオイルを掲載。各オイルについて、加熱・非加熱などの「使用用途」、乾燥肌や便秘、ダイエットなど目的に合う「こんな人におすすめ」や「脂質構成」などを紹介。製法や質にこだわりのある、良質な「おすすめ商品」も紹介しています。
●登場するオイル:亜麻仁、えごま、チアシード、サチャインチ、カメリナ、クリル、パンプキンシード、ローズヒップ、グレープシード、ヘンプシード、ブラッククミン、ラズベリーシード、ごま油、シーバックソーン、アルガン、米油、タマヌ、ひまわり、アーモンド、茶実、オリーブ、アボガド、椿、菜種油、マカダミア、馬油、ココナッツ、MCT、スクワラン、ホホバ
体も心も整えるオイル生活を、ぜひ楽しんでみましょう!
【著者紹介】
地曳直子(じびきなおこ)
オイリスト。食・脂質栄養学・分子栄養学・精油のエキスパート。メディカルアロマテラピー講師として活動中、家族の病気をきっかけに分子栄養学・脂質栄養学を学ぶ。オイリスト養成講座や脂質栄養学講座などで教えながら脂肪酸検査の普及にも努める。
・日本リポニュートリション協会代表理事
・国際食学協会理事
・日本オイル美容協会顧問
・日本インナービューティーダイエット協会顧問
・日本茶の実油協会顧問
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
(翔泳社)
健康や美容に役立つオイルのさまざまな活用法を、写真やイラストで楽しくご紹介。食用オイルの使い方のコツ、お肌や髪に効果的な美容オイルの一覧、腸活によい「オイル×発酵食」や、進化するオイルサプリ、魚やナッツから摂れる油の話まで。毎日、気軽に試せる豊富なレシピと、油(脂質や脂肪酸)についてのちょっと専門的な知識、30種のオイルカタログも掲載しています!
PART1では、暮らしのシーン別に「効果的なオイル活用法」をご紹介。保湿や紫外線対策のスキンケア、メニュー別のおすすめオイル、魚やナッツから摂る油の話、作り置きしたいオイルふりかけやスパイスオイル、癒やされる香水オイルやアロマオイルケア、進化するオイルサプリなど、気軽に試せるレシピを豊富に掲載しています。
腸活によい発酵食品も、オイルを足せばさらに相乗効果が期待できます。えごまやヘンプシードを使えば種実類に含まれる栄養素を摂れて、脂質の酸化防止にもなる上、一部の脂肪酸は微生物によって抗炎症作用のある脂質に変わるなど、まさに最高の組み合わせ。「えごま味噌」と「ヘンプシードしょうゆ麹」は、おいしい調味料として、いろいろな料理に活用できます。
美容オイルも、自分の肌質や髪質に合った選び方と付け方が大切です。基本的なスキンケアの方法から、朝と夜それぞれのオイルの選び方、全身のオイルマッサージ方法、叶えたい目的別の精油×オイルの組み合わせまで、かわいいイラストで図解します。
オイルとはそもそも「脂質」の1つ。そこで、オイルを健康や美容に効果的に使うために、知っておきたい「脂質の役割」や「脂肪酸の種類と特徴」、よく聞く「オメガ3と6のバランス」や「植物オイル」について、また忙しくても始めやすい「オイル生活」の基本まで、PART2では、ちょっと専門的に解説します。
オイルの原料をそのまま食べることもおすすめです。オイルを搾る前なので水溶性のビタミンやミネラルなどの栄養素も残され、脂質も酸化せずに保たれているので、より質のよい脂質が摂れます。アルツハイマー予防で注目されるロスマリン酸を含むえごま、必須アミノ酸をバランスよく含む麻の実、食物繊維が豊富なチアシード、ローカーボ(低炭水化物)で豊富な栄養が摂れるナッツなどなど。
肌を守る皮脂膜をサポートしてくれるオイルなら、潤いのある肌をつややかに保つことができます。皮脂成分と同じ脂質を含むオイルを肌につければ、皮脂膜が整い肌のバリア機能の強化にも。22種類のオイルについて、どんな成分を含みどんな肌に向いているかなど、一覧で解説しています。
コラムでは、オイルの歴史をコンパクトにご紹介。日本では、「古事記」にハシバミの実から油を採った記述があり、平安時代に作られた「宇津保物語」にはえごま油の搾りかすをみそ作りに使った様子が書かれています。京都にはえごま油発祥の地として、油の神様「離宮八幡宮」もあり、そのお守りには「油断大敵」の文字が。油を断つことは大敵につながるという意味が込められています。
PART3では、自分に合ったオイル選びをしていただくために、比較的手に入りやすい30種類のオイルを掲載。原材料、保存方法、用途(加熱・非加熱など)やおすすめの人、脂質構成まで、ていねいに紹介しています。体質や体調、用途などに合わせて、楽しく選んでみましょう。
食用も美容もさまざまな個性を持つ商品が楽しいオイルの世界。この本では、特に上質な味わいや、こだわりの品質を感じられるおすすめのオイル商品を、カテゴリ別に紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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