友廣 啓爾 著
富士通が営業部門のDX化のために立ち上げた専門チーム「デジタルセールス」。
しかし、大きな組織では、従来の営業スタイルや独自の文化が根付いている分、
新しい取り組みへの理解の得難さや浸透のしにくさがあります。
そこから、いかにしてデジタルセールスチームは富士通にDXを浸透させたのでしょうか。
●周囲を巻き込んでDXを推し進めていく方法がわかる!
DXを進めるには、営業現場や経営層など周囲の理解を得ることが欠かせません。
理解を得るために実施するべき調査、調査で得た情報をもとに行うべきアプローチや実績づくりのコツなども、
実際に起こったエピソードとともに紹介します。
●データ活用で開拓するべき新規顧客層が可視化できる!
より売上げを伸ばし、企業成長をかなえるために、既存顧客の中でもまだアプローチできていない「既存の新規」をあぶり出す方法や、
蓄積したデータを用いて現状の顧客層や課題を整理するテクニックも解説します。
●DX推進で起きうる「チームからの離職者の増加」「業務の生産性の伸び悩み」など課題の解決策もつかめる!
メンバー間の結束と個人の能力を高めていくための人材育成のステップやモチベーションを維持する取り組み、
また部門間をまたいで活用しやすいCRMを用いたシステムづくりのコツについても解説します。
これから営業改革を進める方はもちろん、うまくいかずに悩んでいる方も、
周囲を巻き込みながらデータを活用して、売上げを伸ばせる組織を運営できるようになる、必読のノウハウが満載の一冊です!
●目次
第1部 営業DXの心得
第1章 大きな組織に営業のDXが必要な理由
第2章 DX推進が遅れる日本企業の課題
第2部 営業DXの準備
第3章 営業と経営を味方にしてDX推進を加速
第4章 デジタルセールスチームの発足とゴール設計
第3部 ウェルビーイングの確立と営業活動の可視化
第5章 ウェルビーイングに着目した新たな組織づくり
第6章 組織の成長を支えるシステム構築と活用
第4部 成果と組織全体への広がり
第7章 DXの価値を他部門に広める
第8章 企業を強くする持続的な営業DXの実現
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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(翔泳社)
既存顧客の中でもまだアプローチできていない「既存の新規」を見つけ出す方法や、蓄積したデータを用いて顧客のニーズや課題を整理するテクニックも解説します。
いざ活動を始める時、新規に集められたメンバーでDX専門の組織をイチから構築する必要があるでしょう。その際に活かせるメンバー間の結束と個人の能力を高めるためのウェルビーイングな組織づくりのテクニックをご紹介。人材育成のステップやモチベーションを維持する取り組みなど、実践事例とともに解説します。
デジタル活用を浸透させるためには、営業現場や経営層など周囲の理解を得ることが欠かせません。デジタル活用の必然性に気づいてもらうために実施するべき現場の実態調査、説明時に使用する資料づくりや説得材料となる実績づくりのコツも紹介します。
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