加藤 忠史 著
双極症の治療と研究の第一人者である、加藤忠史先生の温かい言葉とイラストに励まされて、元気になれる本です。
自分でできる「精神療法」や、主治医に聞きづらい疑問にズバリ答える「Q&A」も充実!
「診療ガイドライン」の改訂に合わせて内容を刷新しました!
▼病気がよくならない5つの理由
1.脳の病気やホルモンに問題がある場合
2.診断と治療がマッチしていない場合
3.お薬に問題がある場合
4.患者さんが病気を受け入れられていない場合
5.併存している病気がある場合
▼病気の克服には周囲の理解も必要!
患者さんを支える6つのポイント
1.病気について正しい知識をもつ
2.ときどき一緒に受診するなどして、治療を継続できるようにサポートする
3.患者さん、家族、主治医で、治療チームをつくる
4.再発の予兆を患者さんと共有して、早めに受診するなど対策を講じる
5.うつ状態のときは、話をよく聴き、干渉しすぎず、温かく見守る
6.躁状態の行動は病気がさせていると思い、感情的に巻き込まれすぎないようにする
▼目次
・PART1 「躁」と「うつ」の両極端の状態をくり返す病気です
・PART2 本人は「うつ」がつらく、家族は「躁」がつらいのです
・PART3 最初から双極症と診断されないことが多いものです
・PART4 原因やきっかけはあるのでしょうか?
・PART5 薬と心理社会的治療が治療の両輪です
・PART6 病気と上手に付き合うために、患者さん自身が心がけたいこと
・PART7 家族の方へ、周囲が心がけたいこと
・PART8 知っておきたい相談窓口・支援サービス
▼著者紹介
加藤 忠史
順天堂大学医学部精神医学講座 主任教授
医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医
国内外において双極症の研究を牽引している。非常勤等に科学技術振興機構創発的研究支援事業プログラムオフィサーほか
●PART1 「躁」と「うつ」の両極端の状態をくり返す病気です
●PART2 本人は「うつ」がつらく、家族は「躁」がつらいのです
●PART3 最初から双極症と診断されないことが多いものです
●PART4 原因やきっかけはあるのでしょうか?
●PART5 薬と心理社会的治療が治療の両輪です
●PART6 病気と上手に付き合うために、患者さん自身が心がけたいこと
●PART7 家族の方へ、周囲が心がけたいこと
●PART8 知っておきたい相談窓口・支援サービス
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