「社会に役立ち、利益も出す」――そんなビジネスを目指す企業が増えている。
危機の時代を迎えた今、社会課題の解消を可能にする技術革新が起き、そこへ投資マネーも集まっており、かつてないビジネスチャンスが生まれている。
しかし、実際に社会課題解消ビジネスに取り組んでみると……
●商機のあるテーマを選べない
●思いつきレベルのアイデアしか出てこない
●収益化できない
●製品・サービスに「メリットがない」と言われてしまう
●ステークホルダーが集まらない
本書では、通信業界・製造業・金融機関・IT業界等の一部上場企業を中心に支援実績の豊富な著者が、テーマ選定からマネタイズの方法まで具体的な思考法を徹底解説!
「機会発見」→「構想」→「実現」の3つのステップと9つの検討事項を中心に、フレームワークを用いてロジカルに社会課題解消ビジネスを成功させるノウハウを実例に基づいて紹介する。
●勝てるビジネスの4タイプ
●テーマ選定の4つの観点
●採用すべき新興技術の5タイプ
●事業成立の3つの前提条件
●事業化するための9つの検討事項
●ビジネス構想に必要な3要素
●マネタイズの3パターン...and more!
■著者紹介■
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
企業の成長のための戦略立案、M&Aトランザクションそしてビジネス変革を推進するコンサルティングサービスから成り立つEYのメンバーファーム。業種別の専門チームが起点となり、ストラテジーからエグゼキューション(M&A)、ストラテジーからトランスフォーメーションをワンストップで支援する。
■目次■
第1部 なぜ今、社会課題解消ビジネスなのか
第2部 社会課題ビジネスの思考法
第3部 どんなテクノロジーが社会課題を解消するのか
第4部 どんな社会課題テーマに着目すべきか
第1部 なぜ今、社会課題解消ビジネスなのか
第1章 ビジネスとしての社会課題が注目されるのはなぜか
第2章 どんな社会課題解消型ビジネスがあるのか
第3章 社会課題解消ビジネスの現在地とは
第2部 社会課題ビジネスの思考法
第4章 社会課題ビジネスを成功させるための3ステップ
第5章 ステップ1検討事項(1)未来の社会課題を予測する
第6章 ステップ1検討事項(2)着目する社会課題を選ぶ
第7章 ステップ1検討事項(3)社会課題が生む商機を見出す
第8章 ステップ2検討事項(4)社会課題を解消するサービス戦略を立てる
第9章 ステップ2検討事項(5)社会課題のポテンシャルを引き出すビジネスモデルをつくる
第10章 ステップ2検討事項(6)社会課題への適用戦略をつくる
第11章 ステップ3検討事項(7)立ち上げの戦略をつくる
第12章 ステップ3検討事項(8)ビジネスとして成立させる前提条件を満たす
第13章 ステップ3検討事項(9)前提条件を満たす働きかけの戦術をつくる
第3部 どんなテクノロジーが社会課題を解消するのか
第14章 社会課題解消に必要な先端テクノロジー
第15章 社会課題を解消する先端テクノロジーに共通するものは何か
第4部 どんな社会課題テーマに着目すべきか
第16章 社会課題テーマ(1)中小企業にもチャンスになる「脱炭素化」
第17章 社会課題テーマ(2)広範囲に影響する「気候変動」という危機
第18章 社会課題テーマ(3)今こそソリューションが求められる「自然災害リスク」
第19章 社会課題テーマ(4)劣化する「水インフラ」
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