仲宗根 恵 著
ドラッグストア等で、お客様から様々な相談を受ける登録販売者。スムーズな接客には、病気の症状や医薬品に関する知識が欠かせません。
本書では、痛み、熱、かぜ、便秘、胃もたれ、目や皮膚のトラブル……など、店頭でよく相談される症状について、「症状の聴き取り→病態の判断→適した成分や市販薬の選択」をするために知っておくべきことをわかりやすく解説。自信をもって接客するために必要な知識が身につきます。
「何から勉強すればよいのかわからない」という新人さんはもちろん、苦手分野の克服やスキルアップを目指す登録販売者にもおすすめです!
■本書の特徴■
・症状が起きる仕組み、病態の特徴、医薬品の成分の効果などをわかりやすく解説
・症状の見極めに必要な確認事項をチャート図で整理
・お客様への聴き取りや商品説明がイメージできる接客事例
・約370の医薬品を、カテゴリ別に比較・選択できる主要成分早見表を収録
・教科書にはのっていない、現場のリアルなQ&A
■本書で扱う内容■
痛み(頭痛、生理痛、歯痛)/かぜ(熱、咳、痰、鼻症状)/胃腸のトラブル/乗り物酔い/便秘/下痢/目のトラブル/関節・筋肉の痛み/皮膚のトラブル/痔
■著者■
仲宗根恵(なかそね・めぐみ)
登録販売者講師。一般社団法人くすりと漢方のスペシャリスト協会代表理事。1989年、薬種商試験に合格し、約20年間、大手ドラッグストアや町の小さな薬店などさまざまな現場で医薬品販売に携わる。2009年、登録販売者へ移行。2012年に独立し、全国各地で新人登録販売者向けのスキルアップ講座を開催するなど、講師としての活動を開始。主要都市にて、合格後のスキルアップに特化したスクールを起ち上げる。これまでに、延べ5,000人の現役登録販売者を指導・サポートしている。2018年に協会を設立し、今後は指導者の育成にも力を注ぐ。
第1部 薬を適切に選ぶために知っておきたいこと
・市販薬を扱う店舗で受ける相談の特徴とは?
・同じ症状でも選ぶ薬は毎回違う?
・市販薬で対応できる範囲を見極める
・接客で必要なのは「質問する力」
・添付文書の読み方
第2部 症状別、OTC薬の選び方
・痛み
・頭痛
・生理痛(月経痛)
・歯痛
・風邪
・発熱
・咳と痰、喉の痛み
・鼻水、くしゃみ、鼻づまり
・胃のトラブル
・乗り物酔い
・便秘
・下痢
・目のトラブル(疲れ目、充血、かすみ目、かゆみ)
・筋肉・関節の痛み
・湿疹・皮膚炎
・痔
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