【本書の概要】
4次元を超えた世界は存在するのか。
タイムトラベルは可能か。
過去を変えることはできるのだろうか。
平行宇宙への入り口はあるのだろうか。
かつて科学者が見向きもしなかったこのような疑問が、いまや学界でもっともホットな話題となっている。本書は宇宙論の世界を揺るがす画期的理論、超弦理論を紹介し、読者を現代物理学の最先端にいざなうものである。
著者は、ホーキングの宇宙論を超え、最新の超弦理論により革命的な宇宙像として超空間(高次元空間)を鮮やかに描き出す。
宇宙の基本的な四つのカ(重力、強いカ、弱いカ、電磁力)は、すべて超空間における乾の振動と考えられる。超空間という概念によって、これら4つのカはジグソーパズルの断片のように突然、完全な整合性をもち、すっきりとした形で、すべての力を統一的に説明でさる。
ミチオ・カクは遊技理論の先駆者の一人であり、本書において現代物理学を新たな視点からとらえ直し、宇宙の究極の姿を明らかにする。
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しとらす さん
2018-06-05
古本市で見つけてずっと読んでいなかった本をやっと読みました。20年以上前の本ですが、近年はやりの「超弦理論・宇宙論が分かる」と銘打って販売されている新書の内容とほとんどが同じでした。特徴的な部分はCTC(閉時間的曲線)、つまりタイムトラベルの可能性を一般相対性理論で研究する辺りくらいでした。様々な話題に広く触れている割には、主観的過ぎてついていけない話題や八方美人な見方が多くてもやもやする場面が多かったです。