Robert K. Ressler 著
Tom Shachtman 著
翔田 朱美 翻訳
翔田 朱美 原著
1969年1月9日深夜、オハイオ州地方裁判所判事の妻マーリーン・スティールが、クリーヴランド近郊の自宅寝室で頭に銃弾を撃ち込まれ、殺害された。疑惑は夫である判事ロバート・スティールに向けられる。しかし、彼は無実を主張した。決定的な手がかりもないまま、事件は迷宮入りするかと思われた。
1971年10月FBIクリーヴランド支局に若き日のレスラーが、特別捜査官として着任する。彼は、別の売春事件を担当しているうちに、思いがけなく判事の夫人殺害への疑惑を深めてゆく。判事は果たして真犯人なのか。判事の背後でうごめく悪の組織にレスラーの追及の手がいよいよ伸ばされた・・・
第1部 殺人と売春
プロローグ
払い下げ事件
ポルノ・モーテルの主
姦通
一斉家宅捜索
殺しのリスト
第2部 操作と裁判
殺人の謀議
共犯宣言
逮捕
人質
レスラー証言台へ
評決
第3部 最後の審判
再審請求
不抗争の条項
仮釈放再審査
事件の終焉
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新橋九段 さん
2018-11-07
レスラーがプロファイラーとして活躍する前の事件を描いたものなのだが、本としてはベストセラーの二匹目のどじょうを狙ったものでさほど面白くはない。
もかすけ さん
2015-08-12
めんどくさい話でした。 実際の事件というのはこんなにも複雑な捜査過程を経るものなのかと・・・ 読み物としては、つまらん!
水無月十六(ニール・フィレル) さん
2013-12-27
著者のロバート・K・レスラー氏は犯罪心理学の分野では有名な方だそうです。もっと詳しく知りたいと思いました。本も幾つかだしているそうですが、本書は訳が悪いのか、どうもストーリーを楽しめるようなノンフィクションではありませんでした。事実を淡々と描写していっている印象です。自分が捕まえた犯人に対して、更生することを信じていると結びで書いていて、解説にも書いてありましたが、人に対する信頼は心の奥に常にとどめている人なのかなと思いました。