大塚 隆史 著
二丁目はゲイの全身を映す鏡のようなものだ。そこには人間の持つ明るい面も、暗い面も、余すところなく映し出している。(略)結局、好きなところも、嫌いなところも全て含めて、自分のあり様を受け入れること。その上で、自分をどういう風に変えていきたいかを考えていくことが大切だ。鏡は、変わっていく自分さえ映し出してくれる。そして、自分もまた、二丁目では他の人にとっての鏡にもなりうるのだ。
(本文より)
第1章 二丁目めぐりをする前に
1 水族館の回遊魚みたいに
2 売春防止法をきっかけに
3 二丁目にたどり着くまでに
4 椰子の実になったつもりで
5 おにいさんはおネェさん
第2章 僕の通ってきた道
1 小さい頃からしっかりゲイ
2 二丁目への船出
3 ゲイには将来の展望がない?
4 ジャンヌ・だるくとなるまで
5 スネークマンショーと初めてのパートナー
6 ダックスノットが始まって
7 二丁目に支えられて
第3章 欲望は二丁目のエンジン
1 あなたもアナルちゃん
2 イロリ端で聞く怖い話
3 スーパーボールが9個も
4 トッピングはご自由に!
5 男はみんなスポーツマン
6 爆弾抱えて酔っぱらえば
7 セックスはビックリ箱
第4章 愛の妖精が見る夢は
1 魔法が解けるまで
2 ハーニャが池事件
3 恋愛の向こう側
4 美味しい果実の成る木
5 結婚の甘い水
6 いろいろな関係を模索して
第5章 いろいろな宝物
1 一番美味しいもの
2 世界的なネットワーク
3 悲惨な老後って何?
4 ラベンダー色の金鉱
5 いつか日本のゲイゲームスが・・・
第6章 リブリブした話
1 ゲイという選択肢
2 二丁目というゲイリブ
3 押し入れから出る日
4 ゲイテイストって何かしら?
第7章 二丁目の明日
1 レズビアンの顔が見えた
2 手話でゲイってどう表わすの?
3 ノンケもゲイのお友達
4 変わっていく二丁目
5 あとがきみたいな最後の話
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