常盤 新平 翻訳
常盤 新平 原著
Joseph Mitchell 著
ニューヨーカーの真骨頂
魚や貝を食べ、百五十歳まで生きたい
アメリカの伝説的作家ミッチェルの代表作
オールド・ミスター・フラッド
自称魚介食主義者の老人
老いぼれの終の栖
フルトン魚市場の主
牡蠣に取り憑かれた若い衆
黒蛤の招待状
マジャーニさんの店で
死亡記事をよろこぶ老人
昔、昔のお話
フラッドさんの九十五歳の誕生日
牡蠣を食べた老馬
鼠のしっぽという安葉巻
遺体屋の告白
満月族の不思議な行動
マクソリーの素敵な居酒屋
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海辺で読書 さん
2013-11-14
魚市場近くのホテルに滞在し、魚介類のみを食して生活する老フラッド氏の日々の様子をドキュメンタリーチックに描いた作品。 『魚介類だけを食べていれば長生きできる』という偏見的(?)思想を原動力に、市場や漁港、シーフードレストランを闊歩しては業者や漁師に馴れ馴れしく声をかけるフラッド氏。昔ながらの経験則に基づいた貴重なアドバイスもあればただ知ったふうな口をきいているだけの時もあり、博識なのかホラ吹きなのか捉えどころがない。なんか身近にもこういう感じの老人がいそうだなという印象を受けた。