Robert D. Keppel 著
戸根 由紀恵 翻訳
戸根 由紀恵 原著
William J. Bimes 著
全米でもっとも有名な連続殺人犯とその
事件を担当した若き刑事の15年間にわたる宿命の対決。
テッド・バンディ――ハンサムでインテリの殺人鬼として、全米一有名な連続殺人犯。屍姦の愛好者で、被害者が死んでいるか意識を失っていなければオーガズムに達することができなかった男。その男が死刑囚監房から、進行中の連続殺人事件への捜査協力を申し出てきた。殺人犯としての自分の経験に照らして、犯人像を教えることができると。しかし、彼の話はやがて、長い間明らかにされていなかった自身の犯行へと向けられてゆく。かつて刑事としてテッド・ハンディ事件を担当した著者は、未解決の真相に迫ることができるだろうか…。
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白葱 さん
2014-07-07
これは題名がよくない。テッド・バンディについての分析を期待したが、実際は著者が自らの連続殺人捜査を振り返るという内容。ブライアン・マスターズの著作が「なぜ?」に焦点を当てた分析的な内容であるのに対し、この本は事実の記録に留まっている。ただ、実際に捜査に携わった人物がその手法や発展を書いているので、それはそれでとても貴重な記録であることに間違いはない。連続殺人事件の捜査がどのように行われたのか、それはどのように進化していったのかなどについて興味がある人にお勧めしたい。
いたち野郎 さん
2015-03-26
速読でも200ページくらいで諦めるレベル。操作側からの記述でして、警察側内部の争いですとか、逮捕への経緯ですとかそんな体面。ケース1、ケース2、みたいに仔細を書き連ねてまして、読みようによってはほとんど飛ばしていい。ただ、本が重いんで読み飛ばしも疲れる(^O^)
しょごす さん
2011-11-21
つっこみどころ山の如し…引きがなさすぎて読破するのに数ヶ月かかった。PCを用いた検索システムはワシが作った的なくだりや、その自作の検索システムでテッドを捕まえたくだり、FBIと州警察の折り合いの悪さなど、面白いは面白いのだけどもどうにも著者の自意識が目立ち読み物としてはすぐれていない。逮捕後もテッドに散々振り回された著者がプライドを保つために書いた本なのかと勘ぐりたくなる。