Graham Hancock 著
大地 舜 翻訳
大地 舜 原著
Robert Bauval 著
本書は、人類の謎を解明する鍵を握ると言われるスフィンクスその他一連のエジプトの建造物をめぐる謎を解き明かすとともに、従来の歴史観を検証するものである。 『創世の守護神』でハンコックとボーヴァルは、エジプトのギザの遺跡に焦点をあて、コンピュータによるシミュレーションなどを駆使し、さらに綿密にその建設年代を検証している。それによると、スフィンクスの足元に空洞の部屋があるのは確実であり、さらにピラミッドなど他の建造物とその部屋を結ぶ地下通路が存在する可能性があるという。そしてギザの一連の建造物は、1万2500年前の星空を描いたものであるだけでなく、天体図と重ね合わせると、隠された地中の建造物のありかを示す地図になるというのだ。この地下室こそ神話の中で伝えられてきた「記録の宝庫」なのだろうか。ライオンの姿をしたスフィンクスこそが一連の建造物の建設年代を特定し「記録の宝庫」のありかを示す重要な鍵を握っているのである。
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Taka さん
1999-01-18
昔読んだ本を登録しました。
Cinejazz さん
2018-01-15
「神々の指紋」を定本にした、スフィンクス×ピラミッド探索の゙本家゙柳の下のドジョウ狙い編であります。(何匹目でした?) 今回も何が飛び交うやら、何でもありのトンデモナイお楽しみが隠れている上巻です。 いつ足下をすくわれ、地下の空洞に転落するやも知れぬ油断大敵の検証本です。
ヴェルナーの日記 さん
2013-07-08
著者グラハム氏は、「神々の指紋」や「神の刻印」等が代表作で考古学者ではない。彼の著作本には、数々の衝撃的な仮説や大胆な発想によって賛否両論がひしめいている。正統派の考古学者からは白眼視されている状態で、本作も例外ではない。しかし、とかく権威や形式主義的な考古学会において、従来の格式ばった思考に捉われない自由な思考で一石を投じている。本作はギザのピラミッドやスフィンクス等の人類史上、最大にして最高の建築物に対する新たな仮説を世の中に投げかけている。