常盤 新平 著
オランダ人がマンハッタン島を買った植民地時代から現在までのニューヨーク史を、さまざまなエピソードをもとにわかりやすく解説。グレニッチ・ビレッジがマンハッタン島の中でどのような存在だったのか、なぜ19世紀から急に芸術家や文人たちが集まったのかなど、ニューヨーク都市論をベースに展開。常盤新平氏の感性の基盤となっている「ニューヨーク」の集大成。
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Akihito Arai さん
2014-10-01
グリニッチ・ヴィレッジと言えば、ビート・ジェネレーションやカウンターカルチャーの東海岸における中心地、なんていう表層的な知識しかなく読み始めたもんだから(常盤さんの作品だし)、びっくりする内容だった。まさかオランダがインディアンからこの土地を買い取った1626年から話が始まるとは。まさに物語。我ながらミーハーだと思うが、読み進めるほどに現地を訪れたくなってきた。まあ、ニューヨークはおろかアメリカ本土に足を踏み入れたことすらないのだが。