北代 晋一 翻訳
北代 晋一 原著
Jacquelin Gorman 著
右目から出血し、「赤い色が見えなく」なってわずか9日後、世界は闇と化した。視神経の炎症による失明だったが、炎症の原因はわからない。再び見えるようになる保証もない。不安と恐怖にさいなまれる一方で、思い出すのは亡き兄ロビンのことだった。
小児自閉症だったロビンは十二歳で精神病院に収容され、いらい彼の話は家族のタブーとなっていた。しかし、失明の危機に直面したことがロビンに対する新たな理解を生み、その生涯を見直すきっかけとなっていく。そして失明から二ヶ月あまり、視力の回復を告げる「青い色が見える」瞬間が訪れた・・・
感動的で深遠な佳品・・・明晰で情感あふれる描写が出色
―ニューヨーカー
心の琴線にふれる叙情的なメモワール
―エンターテイメント・ウィークリー
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