Pierre Mayol 著
Jacques Mayol 著
北澤 真木 翻訳
北澤 真木 原著
これまで閉息潜水法及びイルカやクジラなど水生哺乳類の研究を手がけてきたジャック・マイヨールが、兄ピエールとともに人類の起源や太古の人々と海との関わりを、海底調査をもとに検証する。何十億年もの地球の歴史をたどりながら得た人類のあるべき姿とは・・・?映画『グランブルー』のモデルとして知られているマイヨールが、イルカの心でとらえた人類の真実。
海のなかにいると、利便性を重んじる日常から開放されて、人間にとっていちばん大事な価値観や世界観を思い出すことができる。人類の起源や太古の昔に想いを馳せるのも、歴史の真実を知りたいというより、海という母なる自然をとおして、人間と自然のバランスや自分がこれから進むべき道を再確認したいからである。
―ジャック・マイヨール
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moonset さん
2014-08-24
冒頭部の遺跡にまつわる話は正直いって理解しにくい。第二部はその遺跡をモチーフにしたフィクション。ただ登場人物の相互関係がやはりわかりにくい。内容自体には興味深いが、全体として理解不足な感が残った。
びば さん
2010-09-04
リュック・ベッソンの映画を観る前にマイヨールを知ろうということで読んだ。前半はアトランティスなどの海に沈んだ遺跡の調査に関する話。後半はそれらの遺跡を舞台にしたフィクション。前半がぶっとびすぎていてとっつきにくいが、後半の物語を楽しむためにちゃんと読むのが良い。