東 眞理子 翻訳
東 眞理子 原著
Sarah E. Olson 著
服部 雄一 監修
多重人格症の人々はどのような毎日を送っているのだろうか。はじめて別人格が現れたときや、それらが入れ替わる感触、また、人格が統合される瞬間の様子など、本人にしか描くことのできない臨場感で多重人格のすべてを綴った驚異のノンフィクション。
サラ・オルソンは自らたどった癒しの過程を読者に公開するとともに、わたしたちの心が想像を絶する恐怖をも克服できることを教えてくれた。本書は実に多くの洞察と示唆に富む。
―リン・D・フィニー("Reach for the Rainbow"著者)
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starglory さん
2014-06-17
性的虐待がきっかけで多重人格障害となった女性の手記。性的虐待は、姉と一緒になって受けたという。著者によれば、虐待を受けた子共の反応は、完全に内にこもるケースか、反抗的な態度を示すケースかであり、どちらも直面している恐怖をやり過ごすための手段だという。そして、著者は反抗的な態度を示すケースで、姉は完全に内にこもるケースであったという。私はどちらかと言えば「内にこもるケース」だったなと思った。お陰で著者よりも寧ろ、作中に度々出てくる姉の方に寧ろ共感した、姉の側の生き方を読むのは、何とも哀しい事だった。
ちーこっこ さん
気づけば娘と夫という人間がいる サラの視点でセッションの様子から、統合に至るまでが描かれている