田中 正造 監修
田中 正造 翻訳
田中 正造 原著
Richard Grimes 著
Alex Stockton 著
George Reilly 著
Julian Templeman 著
ATL(Active Template Library)は,軽量で高性能なCOMコンポーネントを可能なかぎり簡単に作るためのフレームワークです.Visual C++ が5.0から6.0へとバージョンアップするとともにATLにも重要な改訂が加えられ,日本の開発者の間でもCOMプログラミングを行う場合の標準的な技法として定着し,本格的なATLプログラミングの時代が訪れようとしています. 本書は、COMプログラミングの基礎からATLによるフルコントロールの作成までをなだらかなステップを踏みながらていねいに説明した待望の本格的入門書です。原書は、世界でATLによるCOMプログラミング入門書のスタンダードとしてベストセラーとなっている「Beginning ATL COM Programming」で、日本語化にあたって最新のATL3.0 と Visual C++ 6.0 に対応させています.監訳者による日本語版オリジナルの書き下ろし「ATL3.0の拡張機能とMTSへの対応」も収録しています。 本書のサンプルコードは、サポートページよりダウンロードできます。
【原書タイトル】Beginning ATL COM Programming
第1章 COMとは
COMの必要性
COMを1文で説明する
コンポーネントオブジェクトモデル
バージョン管理
COM用の言語
C++によるインターフェイスの作成
基本的なCOMDLLサーバーの作成
第1章ここまでのまとめ
クライアント側
サーバーの検索
オブジェクトの作成
サーバーの生存期間
基本的なCOMDLLサーバーの完成
基本的なクライアントの作成
まとめ
第2章 ATLによるCOMオブジェクトの作成とコール
ATLCOMAppWizardの使用方法
生成後のコードチェック
サーバーの作成
ATLオブジェクトウィザードの使用
生成後のコードチェック
メソッドおよびプロパティの追加
ATLクライアント(テスト用)の作成
まとめ
第3章 ATLのアーキテクチャ
ATLのクラスの構造
マップ
オブジェクトの作成
ダイアログへのCOM機能の追加
オブジェクトの作成
再利用性
まとめ
第4章 オートメーションとエラー処理
用語解説
オートメーションの必要性
オートメーションインターフェイス
オートメーションオブジェクトに対するアクセス
ATLによるオートメーション
まとめ
第5章 マーシャリングとスレッド化
DLLサーバーとEXEサーバー
マーシャリング
リモートサーバー
ATLにおけるリモートオブジェクト
セキュリティ
ローカルオブジェクトのデバッグ
スレッド化
まとめ
第6章 コネクタブルオブジェクト
コネクションポイントとコネクタブルオブジェクト
例:EventWatcherクラス
まとめ
第7章 プロパティ、永続化、コレクション
コントロールのプロパティ
永続化
コレクション
まとめ
第8章 フルコントロール
コントロール
プロパティページ
メッセージマップ
フルコントロールの例
まとめ
第9章 ATL3.0の拡張機能とMTSへの対応(田中正造著)
コントロールのプロパティ
ATL3.0の拡張機能
Microsoft Transaction Serverへの対応
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発生刷 | ページ数 | 書籍改訂刷 | 電子書籍訂正 | 内容 | 登録日 | ||||||
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1刷 | XXii 下から4行目 |
6刷 | 未 |
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2003.11.17 |