北原 尚彦 編集
Conan Doyle 著
西崎 憲 編集
ホームズ登場。
名探偵シャーロック・ホームズ・シリーズで知られる作家アーサー・コナン・ドイルには、ホームズ物以外にも、ミステリー・怪奇・冒険・SF・ユーモアなど、様々なジャンルにまたがる多くの作品がある。本書は、天性のストーリー・テラー、ドイル短篇の精髄をジャンル別に全2巻に編集した決定版傑作集である。
第1巻は、「まだらの紐」「王冠のダイヤモンド」の戯曲版ホームズ譚、ドイル自身によるパロディなどを集めた〈ホームズ外伝〉を中心に、「バスカヴィル家の犬」の魔犬伝説との関連も指摘される狩猟奇譚「狐の王」、古代ドイルド教の生贄の儀式が現代に甦る「血の石の秘儀」、痛快きわまるボクシング小説「クロックスリーの王者」など、全13篇を収録。
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星落秋風五丈原 さん
2006-04-24
「ワトソンの推理法修業」では、ワトソンがホームズのお株を奪って、「君が今何を考えているか」を観察結果によってぴしぴし言い当てていく。ところが結果は惨敗。同じ事をやっているのに、なぜワトソンだけが?」とやや理不尽な気がするが、見方を変えると、ホームズの推理法が「たまたま当ったから名推理になっただけで、実は結構アバウトなもの」という証明にもなっている。こんな内容、他人が書けばシャーロッキアンも黙ってないだろうけど、他ならぬドイルが書いたのだから、文句は言えない。
播磨 Xe-in さん
2014-11-05
コナンドイルの代表作である「シャーロック・ホームズ」は、自分では堅いイメージがありましたが、……実際は思ったよりはるかにユニークな人に描かれていて驚きました。
氷沼 さん
再読した際にコメントします。